Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

ええっ?ビーチがCLOSE?!急きょ、ケアウホウ湾、そしてオールド・エアポート・ビーチへ

2012年09月24日 | カイルア・コナ地区

 2010年1月7日:午後7時

プアコでペトログリフを見学した後、午後6時前にコンドミニアムへ戻った。
プールで軽く体をほぐし、ジャクージでリラックス。
心地よく疲れを癒したところで、夕食に。

ボルケーノ・ワイナリーで買った白ワイン、“シンフォニー”を開けて乾杯!
夕食は、ワイコロアのクイーンズ・マーケット・プレイスで買って来ました。
さすが、SHIONO。どれも美味しかった~。

 

 


1月8日:午前8時20分起床
2日続けてドライブしたせいか、さすがに疲労を感じ、ゆっくりと寝てしまった。
妻も疲れ切ってしまったのか、なかなか起きだそうとしない。
なんとなく目が覚め、お腹が空いていたので、朝食はぼくが作ることにした。


“サトウのごはん”“お湯を注ぐだけのお味噌汁”は日本から持参。

それ以外は、現地調達した卵とハムとウィンナーを使って、和洋折衷メニュー。

「あっ!朝食作ってくれてるんだ?」
ウィンナーとハムを炒めていると、ようやく妻が起きてきた。
「まぁね。顔でも洗ってくれば?」
「うん。そうする・・・。」
日本とはまるで逆の立場に、我ながら苦笑した。 

ラナイで食事を終えた後、コーヒーを飲みながら、今日の予定を話し合った。

コナ滞在も5日目。
「今日こそは海に入りたい。シュノーケリングを楽しみたい!!」と思っていたのだが、
ラナイから見下ろすと、波はやはり荒れ気味。
「でも、カハルウなら大丈夫かもしれないし、行くだけ行ってみない?」と妻を誘い、
シュノーケリング・ギアをクルマに積み込んで、カハルウ・ビーチへ。

アリイ・ドライブを南へ向かうと・・・

な、な、な、なんと!!

マジック・サンド・ビーチ、
そして、目的のカハルウ・ビーチにも、“CLOSE”の札が!!
遊泳禁止どころか危険なためビーチは閉鎖!!
ゲートにロープが張られているため駐車場にさえ入れません。

「しまった!!
まさか、これほどとは・・・。」
クルマを停めるわけにもいかず、そのままビーチ前を通過。
「どうするの?」
妻に問われても、すぐに答えは出てきません。
「じゃ、このまま、ケアウホウ湾まで行ってみようか。」と、苦肉の策でアリイ・ドライブからカメハメハ3世ロードへ。


ケアウホウ湾<Keauhou Bay>
 

シュノーケリングやカヤックのツアーなどが出発する湾で、
ハワイ島西海岸の中では、最も外洋から守られている穏やかな場所。
1990年に参加したフェアウィンドのシュノーケリング・ツアーも、
2004年に参加したアロハカヤック・ツアーも、ここから出発。
ぼくたちにとって、ちょっとした思い出の場所です。
ついでに、映画『マナに抱かれて』('03)のロケ地のひとつ。





そして、ここでも見かけたスタンディング・パドル・ボード。
遠目には、まるで海上に人が立っているかの様!

もちろん、サーフボードの上に立っているのだが、これが流行らしく、
ヒロ側でもコナ側でも見かけた。


たしかに湾内は穏やかで、ボードやカヤックを楽しむ人はいるのだが、
泳いでる人は見かけなかったので、
記念写真だけ撮影。

「で、どうするの?」
再び妻に尋ねられ、「じゃ、今度はオールド・エアポート・ビーチにでも・・・。」と、
なし崩しにビーチ巡りをすることに。

アリイ・ドライブに戻って北へ。
さらに、クアキニ・ハイウェイの突き当りまで移動。

オールド・エアポート・ビーチに、やって来ました。

 
正式には旧コナ空港州立レクリエーション・エリア
<Old Kona Airport State Recreation Area>


静かでのんびりと過ごせる砂浜が広がっています。
ここも水泳やシュノーケリングには向きませんが、
サーフィンやボディーボードを楽しむロコの子供たちや、
日光浴を楽しむ人たちが訪れています。
 (Selected for Google Earth)
ランチを持って、
半日くらいのんびりと日光浴や読書でもして過ごすには最高のビーチです。
                    

しかし、ぼくたちはそのつもりで来たわけではないので、
特にすることがありません。
                     
                         潮が引いてカニの姿が!

「それで?・・・どうするの?」

三度目の妻からの質問に、もはや答えが見つかりません。
今日は何をすればいいのやら。
「そうだね・・・、ええと・・・。あっ、ヤシの実だ!!」
困り果て、木に登るふりをしても、誤魔化せないようで・・・。

「こんなに波があるんじゃ、どこも海に入るの無理なんじゃない?」と、妻。
「そうだね・・・。」
せっかく一週間レンタルしたシュノーケルも、今回ばかりは無駄になりそうです。

「あっ!!だったら、あそこに行ってみない?波が強いんだったら、面白いかもよ。」と、
今度は逆に妻から提案。
あそこか・・・。」
前回も訪れたあの場所なら確かに面白いかもしれない。
「うん。それいいかも!行ってみよう。」
妻の提案を受け入れ、またまた移動。

そして、この判断が結果的には大正解!!
予想以上の経験ができたのでした。

 つづく。

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