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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソラマメの発育

2023年02月08日 05時51分35秒 | 耕作放棄地

「冬野菜」はほぼ終了したが、別途「冬越しの野菜」も栽培している。秋口に植え込み、春先に収穫するタイプだ。子狸の事例でいうと、タマネギやニンニクあるいは豆類などが該当するだろう。真冬の寒冷期を幼苗で乗り切るのが特徴であろうか。その中でも、例年になく「ソラマメ」が順調なのでご紹介しようかと思う。あれこれ語るよりも画像をご覧頂く方が早いだろう。他の栽培者はともかくとして、ソラマメは何時になく元気一杯な模様。茎高は30センチ程にも育っている。過去の栽培例から見ると、異例なほどの成長ぶりである。

霜や数回の降雪にも負けないようで、被害を被った兆候は無い。今冬は異例の気象異変だとも言われるが、ほぼ影響無しで済みそうだ。大寒も乗り切ってくれたようだし、このまま2月が過ぎたらもう大丈夫かと思われる。有り難いことである。エンドウは既述しているように、トラブルに遭遇し、あれこれと対策を取らざるを得なかった。ソラマメは健やかに成長してくれてるようで何よりだ。

耕地の加減もあって約30本ほどの栽培だ。1本の茎に5個~10個程度のサヤが付き、1個のサヤに3粒程度のマメが育ってくる。累計するとそれなりの数量となり、自家用のみならずご近所衆にも提供できるかも。収穫は5月頃を想定している。スナップエンドウの次の収穫物かな。ビールのお供に最適な品だ。そう沢山は必要ないが、多少は手元に入手したいもの。

今年が順調な理由は種子の影響かと思っている。ご存じかと思うが、種子の世界は僅かな大企業に占有され、いわゆるF1種と呼ばれる種子が幅を利かせている。1代限りの栽培を目論んだモノだ。ソラマメは例年自家採取で種子を入手していたが、元々が市販の品、上述の事情もあって無理があった手法なのだ。今回は市販品の種子を購入して栽培した。結果は見事なもので、種子の違いは明らかであろう。栽培地に伝わってきた種子を受け継いで継承したいものだが、栽培例もほぼ見かけないようだ。購入する種子も生産地を見ると大半が外国産、いわば種子の世界も何社かの巨大企業に支配されてしまった模様、何と表現したら良いのだろうか。

 

 

 

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