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どうも、こんにちは。
そろそろ梅の季節が終わり、桜の時期になろうとしているようなので今回は、平成30年(2018年)春最後の『霊場魔所の梅花』シリーズの記事を。
それは菅大臣社(菅大臣神社、菅大臣天満宮とも言われる)の伝説上の飛び梅です。
菅原道真の生誕地と伝えられている場所のひとつであり、またこの境内に咲く梅は、「太宰府に流された主を慕って太宰府まで飛んで行った」という伝説の飛び梅でもあります。
長く本シリーズを読んで居られる読者の方はお気付きかもしれませんが、シリーズ第399回、第475回と過去に何度か紹介したことがある梅です。
何故、今回も含めて何度もとりあげているのは、ここがいろんな意味で面白いと思う、私のお気に入りの梅スポットのひとつであるから。
それと、過去に同じ場所で同じ対象を撮った写真とを見比べて、自身の撮影手腕や感性・見方などの変化を見るという意図もあります。
これも以前にもやりましたが……とりあえずいつのも通り、アクセスからいきましょうか。
一番近いのは、京都市営バス「西洞院仏光寺」停留所です。
ただ、そこはバスの便数があまり多くはありません。
ここは京都市の中心部にある四条烏丸の交差点からも近く、京都市営バス「四条烏丸」停留所、京都市営地下鉄「四条」駅、阪急電車「烏丸」駅などからも、少し歩けば行けそうな場所ですので、アクセスにはそれらを利用するのがおすすめです。
西洞院通りに面した入り口。
鳥居の横に立つのは桜の木でしょうか。
こちらの方はまだみたいですが、こちらの方も開花が楽しみです。
入り口鳥居横に立つ祠に、白い椿の花が。
鳥居をくぐって境内参道を進んでいきますと、途中にも梅が。
その日は少し暗く、影になっていて花が見えにくかったので、フラッシュを使って撮りましたが……うーん、いかがなものでしょうかね。
こちらはフラッシュを使わず、アングル変えて撮りました。
本殿前鳥居の周りには、梅の花が咲き誇っています。
この写真で向かって左側が、飛び梅伝説の梅です。
早速撮影に入りたいところですが、その前に礼儀として本殿に礼拝。
ところでお気付きの方もおられるかもしれませんが、撮影時にはフラッシュも使用しています。
昨年、この場所でフラッシュもストロボも使用せずに撮影したところ、花などの被写体が影で暗くなっていて、カメラマン・中山康雄氏より、「ストロボ、フラッシュも使用してはどうか」というアドバイスをいただきましたので、今回試してみました。
次に伝説の飛び梅を撮ります。
そして、狛犬と梅の光景を。
狛犬に、伝説の飛び梅と、私の興味を引いてやまない要素が揃っていますので、ここは私のお気に入りの梅スポットとなっています。
まずは以前とほぼ同じアングルで。
今回は少しだけアングル変えてこんなものも。
さて、この記事をあげる頃にはもう梅の時期は終わっているでしょうから、この光景もまた来年のお楽しみでしょうか。
「何度も同じものをとりあげたりして飽きないのか」とかいうご意見もあるかもしれませんが。勿論、常に違った、新しいものを探し続けるのもいいですが、同じ場所で同じ対象を撮影し続けるのも、それはそれで面白いかな、と思います。その時々で、条件や撮影者の技量や感性等も変わっていますから、完全に同じものは撮れないので、それ故の楽しさもあると思うのですが、いかがでしょうか。
今回はここまで。
また次回。
*菅大臣社へのアクセス・周辺地図はこちら。
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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