
こんにちは。
誰もが知っている繁華街や観光名所など、多くの市民や観光客などが行き交う場所が、実は心霊スポットの噂や妖怪伝説などの遺る曰く付きの場所だった。
多くの血が流れ、多くの生命が奪われてきたという暗い歴史を抱え、それゆえに怨霊や妖怪などの伝説を生み出してきた地でもある。
古い歴史を持つ京都には、そのような場所も結構あるのです。
「三条河原」「三条大橋」周辺もそんな場所のひとつです。
江戸時代には東海道の西の起点だったことなど、古くから交通の要所であり、現代でも多くの人が行き交う場所でもあります。
しかしここは、古くから古戦場や処刑場としても有名だった場所です。
それゆえに、現在でも心霊スポットだという噂もあり、ここを舞台にした怪談や都市伝説などが多く語られてきました。
今回はそんな場所を紹介します。
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まずは、三条大橋の東詰、三条川端付近です。


現在でも多くの人々や交通が行き交う場所です。
京阪電車の「三条」駅。
京都市営地下鉄の「三条京阪」駅。
京都市営バスの「三条京阪前」停留所。
このように、結構アクセスしやすい場所にあります。
そこから西へ。
三条大橋を渡ります。

三条河原は古くから処刑場として有名でした。
平将門、石川五右衛門、石田光成、千利休、近藤勇、そして豊臣秀吉の甥・豊臣秀次とその一族など。
ここで処刑された人物は、今思いつく歴史上の有名人だけでもこれだけいます。
また、戦国時代には激戦地となったこともあるそうです。
何故、ここが処刑場や激戦地となったのか。
それはここが、交通の要所だったことと大いに関係があることでしょう。
江戸時代までの処刑というのは、「見せしめ」の意味もあったからです。
現在でも中国や北朝鮮などの独裁国家で行われている公開処刑と同じで、「体制権力に逆らった者はこんなに無残な最期を遂げることになるぞ」という、一種の脅しのようなものですね。
次に三条大橋の上から、鴨川と河原の光景を見てみます。



三条河原の名物(?)、ほぼ等間隔に並んで座るカップル。
何故、ほぼ等間隔で座るのか?
おそらくは、「同調効果」という心理的な作用によるものだと、一般的には言われているようです。
中には、何か霊的な理由によるもの、例えば「間に目に見えない霊が居るからだ」などという説もあるそうですが。
ところで、三条河原に対する噂をネット上で漁っていたら、「三条河原でデートしたアップルはうまくいく?」という説もあるようですが。
一度私も、女性をデートに誘って、うまくいくかどうか試してみたいなとか一瞬思ってしまいましたが……。あいにく「万年モテない男」の私には、彼女どころか、一緒にデートとか散歩に誘えるような女性すらいませんでした。
残念です(苦笑)。
話を戻します。
三条大橋の西詰へ。



この三条大橋周辺を夜中にも歩いてみました。





河原には、お地蔵さんが並んでいる場所も。

ところで、夜の三条大橋・河原とその周辺を撮った写真の中に、妙な発光体が写ったものがいくつかありました。




どこに発光体があるのか、おわかりでしょうか?
その発光体が、「オーブ」と呼ばれる存在なのか?
あるいは、空気中の浮遊物にカメラか何かの光が反射しただけのものなのか?
私にはその判別はつきませんが……。
どう思われるのかも、ここは読者各氏のご判断にお任せしましょうか。
少し合掌して、夜の三条河原を後にしました。

それでは、今回はここまで。
また次回。
*「三条大橋」へのアクセス・周辺地図はこちら。
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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