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どうも、こんにちは。
桜の、ソメイヨシノの時期はもう終わったようですが、この季節は桜だけでなく、他の様々な花の見頃があります。
勿論、本シリーズで紹介してきた、京都の霊場魔所でも。というより、季節の花を名物としている霊場魔所もたくさんあります。
そのひとつが、毎年4月末から咲くキリシマツツジが名物となっている長岡天満宮です。
今回は、その光景をお届けします。
まずはアクセスですが、最寄りの交通機関は阪急バスの「長岡天満宮前」停留所か、「開田」停留所です。
鉄道でも、JR「長岡京」駅、阪急電車「長岡天神」駅からアクセスできます。
今回は、JR「長岡京」駅からバスに乗ります。
駅前にあった「長岡市観光協会」でいただいた案内地図。これを片手に長岡京市と向日市の霊場魔所(神社仏閣や妖怪伝承地)を巡ります。
阪急バスで「開田」停留所を降りると、目的地・長岡天満宮まですぐ、八条ヶ池が見えてきます。
ちょうど、つつじなどの花が見頃でした。
この池は寛永15年(1638年)に、つまり江戸時代に「八条宮智仁親王(はちじょうのみや・としひとしんのう)」によって創られたものだそうです。
勿論、長岡天満宮自体の歴史はそれよりさらに古いのですが。
長岡天満宮、一の鳥居。
鳥居からの参道が、真っ赤に咲いたキリシマツツジで彩られていました。
ここ長岡の地では、菅原道真が、同時代の有名な歌人・プレイボーイであった在原業平などと共に、詩歌などを楽しんだとされます。
道真が藤原氏の陰謀によって太宰府へ左遷させられた時、この地に立ち寄り、楽しかった頃を懐かしんで、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだと伝えられています。
つまり、ここは道真の人生で楽しかった時期の、思い出の地であったわけです。
その縁故あって、道真の像が祀られたことがこの神社の起こりだとされています。
八条ヶ池には、鯉や、鴨など水鳥の姿も。
帰り道もキリシマツツジで彩られています。
長岡天満宮でキリシマツツジの光景を堪能した後は、やはりツツジに彩られた道を歩き、次の目的地・乙訓寺を目指します。
今回はここまで。
また次回。
*長岡天満宮へのアクセスについてはこちらを参照。
*長岡天満宮のHP
http://www.nagaokatenmangu.or.jp/index.php
*『京都妖怪探訪』シリーズまとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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