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京都の闇に魅せられて(新館)

2022年・東寺の蓮 @ 京都妖怪探訪(790)

 

 

(記事中の写真はクリックで拡大します。プライバシー保護等の為、人の顔部分に修正を加えていることがあります)

 

 

 どうも、こんにちは。

 少し事情があって(※その理由と詳細については前回記事をご覧ください)、しばらく記事更新を止めておりましたが。

 時期も少し遅くなりましたが、まずは毎年この時期恒例となりました、『霊場魔所の蓮と紫陽花シリーズ』の記事でも。

 その第1回は、私のお気に入り蓮スポットのひとつで、多くの伝説や伝承を遺した真言密教の祖、‘弘法大師’空海とゆかりの深い霊場である教王護国寺(通称「東寺」)の早朝の蓮の光景を。

 

 

 7月某日、東寺の東門。

 

 

 

 最寄りの交通機関は、そのすぐ門前にある京都市営バス「東寺東門前」停留所

 この時期は朝5時から開門していますので、また蓮というのは朝に咲き、昼頃には閉じてしまうものも多いというので、始発のバスや電車で訪れます。

 

 

 

 東門から入ると早速、食道(じきどう)までの間にある堀や池を埋め尽くす蓮が眼に入ります。

 

 

 

 

 

 

 開花したもの、まだ蕾のものもありますが、その花や株ひとつひとつに目を奪われます。

 

 

 

 

 

 

 

 蓮と言えば、花だけでなく、大きな葉に溜まった雨水にも惹かれます。

 

 

 

 

 よく見ると、蓮の花に蜂の姿も。

 

 

 

 

 

 

 宝蔵(ほうぞう)と、宝蔵へと続く石橋の付近にも。

 

 

 

 

 

 

 この辺り、下を見ると亀の姿が。

 私は亀が好きなので、つい見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 宝蔵から少し南へ。池の畔に柳の木も。

 

 

 

 

 でもやっぱり。

 東寺に蓮と言えば、五重塔と背景としたこの光景でしょう。

 

 

 

 

 確か、蓮は仏教と縁の深い花だと聞いたことがあります。

 「泥(穢れた世)の中に咲く」や、「中が空洞となっていること」など、仏教の教えを体現しているからだと。

 それ故に、極楽に咲く花とされたり、仏像の台座などにも用いられたり、また多くの寺院の境内に植えられたりしているとも。

 聞きかじりの知識にすぎないのですが、そんな背景を想像しながら、霊場の蓮を観るのもまた、楽しいものです。

 

 

 また来年の夏も、この花々が見られますように。

 

 

 

 

 今回はここまで。

 また次回。

 

 

 

 

 

*東寺へのアクセス及び周辺地図はこちら

 

 

 

*東寺のHP

https://toji.or.jp/

 

 

 

 

*『京都妖怪探訪』シリーズ

https://kyotoyokai.jp/

 

 

 

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