どうも、こんにちは。
今年(2023年、令和5年)最後のシリーズ記事は、卯年ということもあり、ウサギの神社2社を巡り、参拝したレポート記事にします。
ひとつは、シリーズ第88回で、ちょうど12年前の卯年に訪れた岡崎神社。
もうひとつは、大津市の園城寺(三井寺)近くの古社・三尾(みお)神社です。
まずは、岡崎神社、いつもの通りアクセスからいきます。
最寄りの交通機関は、
歩いてすぐの場所に、岡﨑神社の入り口の鳥居が見えます。
鳥居の両側に早速、ウサギが。
ここで、過去記事のおさらいになりますが、この岡﨑神社について、何故ウサギが神使の「ウサギ神社」になっているか、簡単に解説します。
この神社の歴史は古く、平安京遷都と同年の794(延暦13)年です。
遷都の際、王城を守護するために平安京の四方に建立された社のひとつで、東にあったので「東天王・岡崎神社」と称されたそうです。
現在でも「方除け」「厄除け」の神様として信仰されており、建築時の地鎮祭などを盛んに行っているそうです。
また、かつて背後の紫雲山を始め、この辺り一帯がウサギの生息地であった事もあって、ウサギは神の使いと考えられました。
また、1178(治承2)年 に中宮の安産祈願が行われたことと、またウサギが多産で子授け・安産祈願の神様としても崇められています。
さて、境内のあっちこっちでウサギを探して回ります。
こんな小さなウサギもたくさん。
手水舎の黒ウサギ。
12年前に訪れた時には既にありましたっけ。
本殿前にもウサギが。
本殿にも。
本殿礼拝後、ウサギのご朱印も。
まさにウサギづくしの参拝後、もうひとつのウサギ神社、滋賀県大津市の園城寺(三井寺)近くの古社・三尾(みお)神社へ。
ここでもまず、交通アクセスから。
最寄りの交通機関には京阪電車「三井寺」駅から。
そこから琵琶湖疎水沿いの道を歩き続けますと。
三尾神社の入り口の鳥居が見えてきます。
駐車場にある手水舎にウサギが。
はるか太古、三尾明神が卯の年・卯の月・卯の日・卯の刻に、卯の方角より出現されたという言い伝えが遺されており、その為ここでは昔からウサギは神様の使いとされているそうです。
さらに中へ。
その脇にも小さなウサギが。
本殿を目指しますが。
その途中にかわいい親子ウサギが。
本殿前に並ぶ「めおとウサギ」。
その横に大きなウサギの絵馬も。
本殿内へ。
この幕のウサギは、神紋「真向きのうさぎ」であり、卯年生れの方の守り神だそうです。
本殿内にもこんな絵が。
本殿に礼拝後、いただいたご朱印もご覧の通り。
その日はまさにウサギ尽くしだった一日となりましたが。
何よりも、シリーズ第88回から、本シリーズを続けたまま、再び12年後の卯年を迎えることが出来た。
私としましては、これが何よりもうれしかったですね。
なお、その日はちょうど中秋の名月でしたので、今回の最後に(あまりうまくは撮れていませんが)月の写真でも。
今回はここまで。
また次回。
また来年。
※ところで2023年の目標で、「新規スポットの記事を最低でも20以上、出来れば30以上書く」としましたが、今回の三尾神社で20カ所目。
何とか今年の目標を達成しました!
*岡﨑神社へのアクセス・周辺地図はこちら。
*岡﨑神社のHP
https://okazakijinja.jp/
*三尾神社へのアクセス・周辺地図はこちら。(「びわ湖大津トラベルガイド」より)
*三尾神社のHP(士が神社庁より)
http://www.shiga-jinjacho.jp/ycBBS/Board.cgi/02_jinja_db/db/ycDB_02jinja-pc-detail.html?mode:view=1&view:oid=58
*『京都妖怪探訪』シリーズ
https://kyotoyokai.jp/