感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

ただひたすら鳥を見て過ごす日々

2020-06-17 | 野鳥 バードウォッチング

仕事にも行かない、弁当を作るわけでもないのに、朝6時半にはベッドを抜け出す。

朝一番の鳥の餌やりのためだ。

裏庭に出て、3個あるバードフィーダーにそれぞれ新しい餌を入れ、所定の位置に持っていく。待ってましたとばかりに、鳥たちが群がってくる。わかっているのだ、食べるものがやってくることを。

その後、庭の芝生と木花に水やりをする。鳥用のバードバスにも新しい水をついでに入れる。

仕事にも行かず(辞めたので)誰も出かけず家にいる今の状況で、別に朝早く起きる必要はないのかもしれないのだが、鳥の餌やりがやはり気になってしまうから、寝坊ができない。

鳥は早起きだ。東の空が白み始めるころには活動を始める。彼らの一日の活動のほとんどが食料の調達だと聞く。朝一にバードフィーダーの場所に来るはずだ。その時に、目当てのものがなかったら彼らがガックリ来るだろうと思うと、ゆっくり寝ていられない。

鳥のおかげで、早起きの毎日だ。

うちの台所の窓から裏庭が一望できる。食事をしながら、料理をしながら、台所から鳥を見る日々。

 

朝いちばんと夕方に決まってくるのは、スズメの上半身を赤く染色したようなハウスフィンチだ。これまでは1羽だけだったのに、今日は群れを成して4羽。

ポールにつるしたフィーダーは、小ぶりなので、ちょっと大きな鳥は取りつけない。

だから、ブルージェイとカーディナルは、デッキにおいてある器からいつも食べていく。鳥は縄張りがあると聞く。いつもうちのデッキで食べていくジェイは、2羽で、′おそらくは夫婦。近くの枝にとまり、交代で下りてきて餌を取っては、また木の枝に戻る。はい、次は君の番だよ、と言っているかのようだ。息があっている。

カーディナルも、いつもおそらく同じカップルが来ているのだと思う。雄は餌を食べて行くが雌は来ない。雄から口移しでいつももらっている。ずいぶんと仲が良い。

芝生の上に落ちた(散らされた)餌は、モーニング・ドーブとリスが、我先にと食べる。

こうして、朝の時間は鳥たちプラス、リスたちが裏庭に密集することになる。

灰色リス3兄弟と呼んでいる。必ず一緒に3匹でやってくる。

 

昼間も、何だかんだと結構食べにくる。そして、夕方、また鳥たちが大勢でやって来る。その頃には、朝いっぱいにした餌がほとんど空になっている。よく食べるなあ…気のせいか、スズメが丸々してきたような気がするが、まさか野生の鳥が人間の様に食欲に任せて肥満すると言う事はないだろう。私のせいで、鳥が肥ってしまってはいけないからね。

よく食べて、よく飛んでくださいね。



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