感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

サムライジャック

2019-06-29 | 人物、映画、本、漫画、ドラマ

現在HULUでサムライジャックが見れる。
サムライジャックは確か2001年ごろに作られて、シリーズが何回も続き、
人気があったテレビ漫画だが、そのサムライジャックの最新エピソードになるのかな
それが、今HULUで見る事が出来る。
この漫画、大変よくできている。
話の展開も面白いし、画面の構成や、出てくる悪者のキャラクターデザインが洗練されている。
白の着流し姿で、刀を持って敵と戦うジャックなるサムライが主人公で
アク―という(当然ながら悪という言葉が由来している)敵の手先と戦うストーリー。

スターウォーズのエピソード3と4(だったと思っているが定かでない)の間のつなぎの話がクローンワーと言うタイトルの漫画で作られているが、
その漫画と同じスタジオ関係者たちが作った作品がこのサムライジャックである事は
出来上がった作品からわかる。
このクローンワーも良くできている。

テレビ漫画好きの母を持つ我が家の子供たちは
漫画を見る目がちょっと厳しい。見る目があるのだとしておこう。
この子らが、サムライジャックを好んで見るのは、
この漫画の完成度が高いからだと言う事だ。
作る側が、心から楽しんで作っているものは、伝わってくるものがある。
ただ、ビジネスだけを考えて作ったものとは、やっぱりちょっと格が違うのだ、と思っている。

サムライジャックの中に出てくる敵が面白い。
登場の仕方や、姿かたちに色使いまでが、すごく計算されているなと感じる。
ここはこんなにしたら、見る人が喜ぶだろうなとか、
ここでこんな風にたおされたら、驚くだろうなとか、
そんな作る側の気持ちが感じられる秀作だ。

そのサムライジャック、最新エピソードの第1話では、
5月人形のような鎧兜を身に着け、ハーレーのようなオートバイにまたがり、
ランボー顔負けのマシンガンを持って登場するから、こりゃ驚いた。

シリーズ開始から早15年以上が過ぎたこの漫画、
当初のアク―の声優さんも他界されたと聞く。
長い年月を越えて、このお話がどう幕を下ろすのか、ちょっと想像がつかないが
楽しみだ。



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