感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

映画のようなコロナの現実

2020-03-25 | 日々思うこと

ただ、とにかく1日を暮らす、そんな毎日が続いている。続いていると言っても始まってまだ、10日ほどで、本番はこれからだと言うのに、もう気持ちが疲れ気味だ。家族がいるからそれでもまだ、気がまぎれるかもしれないが、一人で家にこもっている人は、どんなだろうとか考える。までも、今の時代、実際に会わずともいくらでもビデオコールができる。むしろ、それについていってない我々の年齢層の人間が、退屈さを増していると言ったところだろう。

好きな映画も、ドキュメンタリーも、そうそう毎日は見ておれない。飽きるものである。

今日も夕食後に、何かを見て時間を潰そうと思い、ネットフリックスで探すが、どれも興味をそそらない。子供らはリビングでゲームに興じている。主人は、2階で趣味の書道でもしている事だろう。私は…私は、このブログを書いてから、お風呂にでも入って早めに寝る事にでもするか。読もうと思っている本もあるが、コロナの事でやっぱり気持ちが落ち着かないのか、本も読む気にならない。何かと言えば、フェイスブックやローカルのニュースで、コロナの記事を追っている毎日だ。

今週は気温が少々低めで、昨日などは時折みぞれになる冷たい雨が一日中降り続き、日も差さず、よけい気持ちも落ち込み…。

今日は、晴れたけれど風がまだ冷たくて、温かい日差しを浴びに外に出たが、すぐに家の中に戻ってきた。

嘘か本当か、カリフォルニアでは、2メートル以上の間隔をあけていないのを警察官が見つけたら、4万円の罰金だとかいう話を友達が伝えてきた。実際の話、州の知事たちは時に声を荒立てながら「ソーシャルディスタンス、6フィート」と繰り返しているが、それに従わない州民の何と多い事か…。この時期に観光に行って帰ってこれないとか、感染して帰ってきたとか、ビーチに行って感染したとか、ケアレスな人が多い。言いたくないけど、少々腹立たしい。ガバナー達が懇願するのにすごく同感する。

ニューヨークの感染者の数がミサイルのようにはね上がっているとニュースキャスターが話す。

ニューヨークは本当に人が多い。密集している。密度が他の街と比べ物にならない。以前、シアトルやシカゴ、ハワイなどの大きな都市を訪ねた時に、いかにニューヨークが人が多いのかをつくづく実感したのを思い出す。それに加えて、他からの流入者の数も比較にならないだろう。観光、ビジネス、留学……ニューヨーク、大変だ。

いろんな国のコミュニティーも存在する。言語もたくさんで、英語一本で情報がきちんと伝わらない。

いやー、マンハッタンが麻痺するなんて、目に見えないウィルスの脅威、映画の中のような現実の毎日だ。

 


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