感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

9月14日の渡り鳥警報とブルージェイ

2020-09-19 | 野鳥 バードウォッチング

9月15日の朝に、裏の自然保護区にいつものように行ったところ、あまりの鳥の多さに、とんでも驚いて、2時間以上かけて、鳥の種類を把握しようと頑張ったその前夜、(後で知ったことなのだけれど)このあたりには、渡り鳥警報が出されていたらしいのである。

アメリカの鳥類保護団体、”オーデユボーン・ソサイアティー”が出したアラート。

過去20年とかの鳥のデータを研究しているらしく、この夜に耳をすませば、鳥が羽ばたいて飛んでいく音が聞こえるだろうとか、翌日(つまり15日の朝)は、自然保護区などでは、新しく到着した渡り鳥の姿を多く見る事ができるだろうとか、言っていたのだった。

そうだったんだと、とても納得している。

だから、15日の朝は、とんでもないくらいたくさんの鳥がいたのね。

引き続き、17日~19日にかけても、渡り鳥のピークが続くらしいので、毎朝気持ちが忙しいこの頃。

気を付けて見ていると、見た事のない鳥を発見できるこの頃。その鳥も、1日でいなくなったりするのだろうから、このチャンスを逃してはいけないと、躍起になっている。

家人は、この様な私の姿に、あきれ顔だが、今が渡り鳥のシーズンだからと言う事で、黙って好きなようにさせてくれているみたいで、ありがたい。

しかし、にわかバーダーなる私なので、鳥を認識するのが難しくて…。

 

そういえば、過去に、鳥と魚が色々な点で似ていると思った事、思い出した。

魚は稚魚から成魚になるまで、姿かたちがずいぶん変わって、そのたびに名前まで変わるのがあるが、鳥も同様だ。大人の鳥と青年と子供では全く違ったりするから、見分けるのが大変。それに加えて雄と雌でも違ったりするのだ。

飛んでる鳥なんてことになると、さっぱりわからない。

大群で飛んでる鳥が、運よく近くの木にランディングでもしない限り、”あの鳥は何だったのかな??”で終わってしまう。きっと、もっと色んな鳥が近くにいるはずだろうに、遠くの鳥を認識するには、目もかすみ、双眼鏡を合わせる動作も鈍くて、鳥の速さに合わせるのが遅れてばかり。年をとると気短になるのか、忍耐強く一か所にジッとしていると言うのも、じれったい。

でも、

毎朝の1時間ちょっとの散歩の時間の、何と貴重な事か。人生の質が上がったなと感じる。

自分が暮らすエリアに訪れるたくさんの鳥たちを観察しながら、自分の暮らす街がもっと好きになるな。

 

それと、

最近、ブルージェイがやたらと増えた。渡り鳥警報に乗って、一部の鳥が、南下してきたかなと思っている。彼らは、このあたりでは定住組なのだが、中には、渡って行くのもいるのだろう。今朝など、裏にピーナッツを出すと10羽くらいはやってきたかなと思う。彼らは、鳴き声がしごくうるさいので、もちょっと可愛らしく鳴いてくれたらな、などと、勝手を言っている。日本のカケスの仲間になるジェイたち。木の枝にとまり、体を上下に揺らしながら、遠くの仲間を呼んでいるのが、なんとも可愛い。ハゲ頭もすっかり生えそろい、新しい毛並みが皆きれいです。

 

 

裏の木によく来る、キツツキも、おこぼれをもらいにたまに来る。RED-BELLIED woodpecker。

頭の後ろまで赤くなり、羽根の白黒模様も完璧な成長の雄。



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