高い木と言うよりも、茂みや草藪、湿った地面の上などをチョコチョコと歩いて飛び回る彼らだ。
日本名をカオグロとはよくつけたものだ。
もし、私が名前を付けるなら、黒い仮面のワーブラーとしたい。怪傑ゾロムシクイでもいい。
下の写真は、今年の春に渡って来たばかりの頃。繁殖期なので顔がまさしく黒い。
下の写真は、9月中旬のもの。これから南に下ります。
先週の頭までは、このあたりにいたのが、近頃はとんと目につかなくなって、渡って行ってしまったのかなと思っている。
雄だけど、まだ顔の黒さがいまいちで、これから黒くなる所。
湿地の側の枯れた草藪の中を動き回る、カオグロアメリカムシクイの雌だと思う。
正面から見ると、フグみたいだ。鳥に見えるだろうか…。
日本のどこかに飛来したってニュースも出ていたようで、迷子になったのかな。