時々地面にも下りるムシクイが彼らだ。
地面の上に下りるからなのか、人が近くにいてもあまり怖がらないみたいだ。一生懸命ご飯を探す。
成鳥になると頭の上の部分が茶色になるはずで、この鳥は雄なのか雌なのかよくわからないな。
流れるようなフォルムが美しい。
正面から見ると丸い。
このムシクイは、首がよく伸びるみたい。気持ち体長長く感じる、他のよりも。ズグロアメリカムシクイとスタイルが似てるかな。
凛々しい。
この近郊で確認できるとされるムシクイは30種類以上だとある。もちろん、中にはレアーなものもある。今年の春と秋で、これまでに肉眼で確認できたのが19種類。後15種類くらいはいることになる。
もちろんここに舞い降りないのもいるだろう、とにかく、それでも20種類近くのムシクイたちとの出会いは、色んなことが次から次に起こる、脅威の2020年にあって、小さな、貴重な出会いなり、ありがたや。
これも、仕事を辞めたからできたのであって、つまりは、コロナのせいだけど、コロナのおかげでなどとは言いたくない。
鳥見をするのは、家から歩いてすぐの2~3分で行ける場所。裏の道を渡って線路を渡ったところにある自然保護区だ。決して広くない。普通に歩けば、ものの10分、15分で1周できる。もう少し足をのばして、川向うまで行けば30分だ。
他の場所にも行けば、もっと色んな鳥に出会えるだろうけど…。
ここで満足している。