ワキチャアメリカムシクイ、CHESTNUT-SIDED WARBLER
成鳥になったら栗色のカラーが両サイドに入るこのムシクイ、春と秋では模様が全く別物。
このムシクイも、アメリカ東海岸を中心に生息するらしく、西では見かけないと言う事だ。
5大湖周辺で夏を過ごし、秋はカリブのあたりまで下りていくとの事。この辺りは全くの通過点で、今を逃せば、彼らに会う事は出来ないと言う。
キヅタアメリカムシクイ YELLOW-RUMPED WARBLER
ここのところ、毎日のようにいたるところで出会う彼ら、渡りの時期が他のムシクイより1週間以上遅い事になる。この子たちの姿も、春と秋では全く違う。
毎日見ていると、デザインは違っても仕草はそれぞれに癖があって、その鳥ごとに持つ雰囲気と言うものが、そんなものを通して感じられる。
首を長く伸ばして虫を食するものや、シッポを高く上げる仕草のあるもの、くちばしの形も皆、微妙に違うと言う事にも気付いた。
この子は、首をかしげる仕草が色がある。くちばしも細く上品。
アサギアメリカムシクイ NORTHERAN PARULA
行動の忙しいムシクイのひとつ。活動的なワーブラーだ。
シロオビアメリカムシクイ MAGNOLIA WARBLER
マグノリアワーブラーの見分け方は、シッポだとか。
シッポを下から見ると、彼らのは白いシッポの先っぽ半分くらいが黒い。シッポの先が黒ければ、マグノリアワーブラーだと思えばよいとの事。
この子たちも春と秋では、体の色とデザインが全く違う。
シロオビと言う名前は、繁殖期の成長の雄に、白い帯をしているようなラインが入るから。彼らも中南米で冬を越す。次に会うのは来年の春だね。