感動は命の肥し

曇りなき眼で、物事を見つめるなら必ずや真実を見極めることができる。覚醒の時を生きた記録として。

アメリカ人の意地

2020-06-30 | 日々思うこと

コロナの買い占め騒動で、トイレの紙が手に入らず、皆が大変な思いをした時期に、わが家庭は、おしり洗浄機(こんな名前で良かったかな?)のおかげで、難を逃れたと言う経験がある。

おしり洗浄機を使えば、トイレの紙の使用量がグーンと減る。多分、普通に使った場合の3分の1以下の使用量で済むのではないかと思っている。

そんな便利ものだが、ここアメリカではまったく話の中に出てこない。ところが、このコロナの騒動の最中に、テレビで初めて、おしり洗浄機のコマーシャルを目にしたものだから、えっと驚いた。コロナの騒動に商機を見出したわけだ。

どうして、おしり洗浄機が一般家庭であまり普及していないのか、以前から不思議だった。その疑問にアメリカ育ちの長男曰く、「アメリカ人は、おしりの話はしないんだ。」「おしりの話は、アメリカ人のプライドが許さないんだよ。」と説明するのだ。どうして?何でだろう。おしりの話?? 

便座に座っておしりを洗浄機で洗う姿が、受け入れられないのだろうか…。

これに似たことで、アメリカ人は、マスクをしないと言うのがある。あと、雨が降っても傘をささないと言うのも、どこか共通するところがあるように感じる。

アメリカ人が意識するカッコよさに反する行為なのだろうと、日本人の私は見ているのだが…。傘をさすことも、マスクをすることも。

それは例えば、寒い冬の日に、Tシャツ1枚で道を歩く、みたいなことにも通じるような…。単なる強がりなのか、男の美学なのか…。

トランプ大統領自身がマスクしないしね。

変なアメリカ式の意地なのでしょう。日本で言うところの、武士は食わねど高楊枝ってところでしょうか。

 

アメリカ再度コロナ感染拡大

週末にシカゴを訪ねた次女を迎えに、ニューアークの空港に行ってきたのだが、人が全くいない状態。空港で働く人しか目に入らない。乗る人がいない!

到着便から下りて来る人もパラパラで、月曜日の夜だからと言っても少なすぎる。到着便を案内する電光掲示板に表示されている便の、何と少ない事か!

ワシントン州で暮らす息子が気が変って、やっぱり帰ってくると言う事で、来週もまたこの空港に来ないといけないのだが、来週は独立記念日の週末なので、もうちょっと人も多いだろう。空港に行っても何も触らないで帰ってくる。マスクも離さない。とにかく、ソーシャルディスタンシング、これに尽きる。

 

 


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