午前中に土砂降りの雨が降り、その雨があがった頃、裏に出てみる。
雨があがるのを待っていたかのように、鳥たちが活動する時間。
2軒隣の先月引っ越した家の裏にある、開かずのガレージのドアが開いていた。ここに引っ越してきて15年以上になるが、その間、この家に住んだ家庭が何軒かあったが、このガレージが開いたのを一度も見たことがなかった。そのガレージの前に、虫を探してミソサザイが現れる。
雀より若干大きいかなと言うほどの大きさ、くちばしが細く、先が少しカーブしているのが特徴。
白く太い眉毛状の目の上のラインの下に、真っ黒の丸い目がとても愛くるしい鳥。
体の長さほどもありそうな長い尾を、ピンと立てる。
木の枝にジッと泊まる事はほとんどなく、木の幹や、藪の中、地面の上や、塀などを、虫を探して動き回る、じっとしてない。
尾がほとんど直角です。鳴き声は高いトーンで張りがあり、彼らがいるのがすぐわかる。
夏場は、あまり多くの鳥を見る事ができないが、最近になって彼らとよく出会う。アメリカではWRENと言う鳥になる。渡らないらしいので、冬の間もここで暮らしていると言う事か…。
線路わきの藪の中で。
公園で朝日をあびて可愛い、チッピングスパロー。
同じく、朝日にたたずむ、ハウスフィンチ。
朝と夕に、ピーナッツを求めて裏のデッキを訪ねるブルージェイ。5羽が一緒に行動している。横を向いているのは、こちらを見るためだと理解している。正面の視界はあまり良くない様子。
灰色リスもそうだけど、目が脇についているので、正面から近ずくと関知するのが遅い。ジェイたちは、私が置いた餌の器の中に、大好きな殻付きのピーナッツが入っているかどうかを、顔を横向きにして確認している。
最近は、ジェイ、ジェイと鳴いて、自分たちが来たことを教えてくれているようだ。慣れると手から直接でも食べるようになるらしいが、鳥はとにかく賢い生き物だ。人間も認知できる様で、私が裏のデッキに出た時は、遠くから慌てて飛んで来たりする。裏切ってはいけないと、ササッとピーナッツを出してあげるようにしている。彼ら用に生のピーナッツを袋入りで買ってきたので、家族には、これは生だから食べないでねと伝えてある。主人はピーナッツが好きなのだが、ローストされた自分用のピーナッツを買ってこなかった私に、「自分は鳥より劣る扱いだ…」と。