先週の事です。どよ~んと重い空の寒い日、北武蔵野の林の中を歩きました。
所沢に三富(さんとめ)という、江戸時代に開拓され今も独特の土地割が残っている地域があります。
車で通り掛った時に、入植民の菩提寺として建立された多福寺の境内林を歩きたくなりました。結構広いんですよ。
誰もいない林の中の小路を枯葉を踏む乾いた音。コナラやクヌギの枝にはあまり色付かずに茶色くなった葉がまだ残っています。
なんだか悲しい気持ちでした。
多福寺の傍の多聞院へも行ってみました。
境内に入って一番に出会ったのは「鬼の悟り」と書かれた石像。鬼さん、牙はあるけどツノがありません。随分力の籠った悟りです。ふふっと笑って、こちらの肩の力が抜けました。

並ぶ身代わりトラ、子育地蔵の水子に供えられた沢山の風車、柿の実を1個ずつ足元に供えてもらった笠地蔵。


境内の隅っこに「甘藷の神」が祀られていました。ここは川越芋の産地なんです。

ちょこっと心が和むお寺でした。
所沢に三富(さんとめ)という、江戸時代に開拓され今も独特の土地割が残っている地域があります。
車で通り掛った時に、入植民の菩提寺として建立された多福寺の境内林を歩きたくなりました。結構広いんですよ。
誰もいない林の中の小路を枯葉を踏む乾いた音。コナラやクヌギの枝にはあまり色付かずに茶色くなった葉がまだ残っています。
なんだか悲しい気持ちでした。
多福寺の傍の多聞院へも行ってみました。
境内に入って一番に出会ったのは「鬼の悟り」と書かれた石像。鬼さん、牙はあるけどツノがありません。随分力の籠った悟りです。ふふっと笑って、こちらの肩の力が抜けました。

並ぶ身代わりトラ、子育地蔵の水子に供えられた沢山の風車、柿の実を1個ずつ足元に供えてもらった笠地蔵。


境内の隅っこに「甘藷の神」が祀られていました。ここは川越芋の産地なんです。

ちょこっと心が和むお寺でした。