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~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

映画「マチネの終わりに」

2019年11月29日 | 映画
映画「マチネの終わりに」を見て来ました。

ストーリーも良かったですが、ずっと流れ続けるギターの音色が心に染みました。
映画が始まってすぐの1音目にドキドキしました。
とても美しい世界でした。
映画というよりもギターコンサートとして浸りました。

バリオス作曲の「大聖堂」。たまらなく好きです。
映画ではギタリスト福田進一さんの演奏が流れたようですが、
ユーチューブに福田氏の若い頃の映像しかないので、あえてアナ・ヴィトヴィッチの演奏をどうぞ。

Ana Vidovic plays 'La Catedral' by Agustín Barrios Mangoré on a classical guitar - クラシックギター

映画「モリのいる場所」を見て

2018年07月02日 | 映画
土曜日は孫のリクエストに応えて柳瀬川へ川遊びに行きました。
滅茶苦茶暑くて、ばぁばは橋の下の日陰に避難して、そこから孫を見守りました。
先日友達になったアキラ君と再会し、2人はず~っと仲良く遊んでいました。洋服を着たまま浅瀬で流れに浸かって、小魚を捕り、石をひっくり返して生き物を探し、「天国みたい、ばぁば、来週も来よう!」ですって^^
いつも同じような写真になるので撮らなかったのですが、やっぱり撮っておけば良かった。河原ではバーベキューのグループが5つ、6つ。家族連れと若者たちです。小さな子ども達の歓声とせせらぎの音。ジジババは私だけ。

今日、運転しながら昨日の光景を思い浮かべ、なんという幸せ!と思いました。流れに足を付けて石に腰掛け孫を見守る。そしてたまに一緒に遊ぶことでその場の空気に溶け込んで、若いエネルギーに身をさらし、活力を得たみたいです。


今日は映画を見て来ました。「モリのいる場所」
画家、熊谷守一をモデルにした映画です。
4年前に池袋の熊谷守一美術館へ行きました。あるショッキングな出来事で虚ろになった心を鎮めに行ったのでした。その時に見た絵を思い出しながら映画を見ました。
映画は「あなたはあなたのままでいい」と言っているような気がしました。
孫が成長して孫守りから解放されたあと、運転をやめて移動手段が制限されたあと、の生き方をぼんやりと探しています。今、孫に支えられている部分は大きいです。今年は孫との北海道旅行とイタリア巡礼旅があり、私の人生のクライマックスなんだろうなと思います。
人生の晩秋、紅葉真っ盛りです。

人生の冬に向かって、
既成概念なんてどうでもいい。ありのままの自分で年を重ねればいい。そう思います。

映画「ブルーに生まれついて」

2016年12月21日 | 映画
新宿で映画「ブルーに生まれついて BORN TO BE BLUE」を見て来ました。
1950年代のトランペッターにしてシンガーのチェット・ベイカーのお話しです。
私、チェット・ベイカーの音が大好きです。

【 STORY 】
黒人アーティストが主流のモダン・ジャズ界において、その甘いマスクで女性を虜にし、ファンを熱狂させていたジャズ界の異端児、チェット・ベイカー。その後、麻薬に溺れどん底の日々を送っているが、自身の人生を描いた映画の出演で一人の女性と出会ったことをきっかけに、愛と償いの機械を模索する・・・。
(角川シネマ新宿のHPより…誤字があるけどね^^)

ポール・ゴーギャンでも思いましたが、感性、才能と人間性は一致しない場合も多いのですね。





「I've never been in love before」 (私は恋をしたことがない)

何年も付き合った人と別れたあとにこの言葉を言われましたっけ。
勿論日本語で (T▽T)ノ_彡☆ばんばん(泣き笑い)
チェットを気取ってた?
糞くらえだね。

映画を見た足で、リコーのギャラリーがある新宿センタービルへ。
そこで不思議なものを見ました。
全員黒づくめで、全員大きなマスクをした、スーツ姿の男性が10人ほど、吹き抜けになった地下階を覗きこむように手摺に群がってオペラグラスを覗いていました。
なんだろう?と私も彼らの視線の先を見てみましたが、特に変わったことはないようです。
すると突然「辺野古沖埋め立て反対運動」の街頭演説が始まりました。あ~これを監視していたのか。新宿センタービルには、辺野古の工事を受注している大成建設本社があるのですね。
昨日、辺野古訴訟で沖縄県が敗訴しました。
私は、「あらゆる手段を 使って計画を阻止する」とする翁長知事を支持します。
「がんばって」と声を掛けてきました。
それにしても黒服に大きな白マスクをしてコソコソとオペラグラスで街頭演説の準備をうかがっている軍団は異様でした。

映画「あん」

2015年06月19日 | 映画
入院2日前の夜、映画「あん」を見て来ました。
樹木希林さんが好きなんです。
ロケ地が私の良く知る土地だという事も 興味をそそりました。

桜や青葉を見上げながら、丁寧にあんこを炊く。世俗のすぐ脇に、爽やかな風と 穏やかな時間が常に流れて心休まる映画でした。
そして物凄く嬉しかったのは全生園が物語の重要な舞台になっていること。
監督さん、よくぞ作ってくれました!

全生園はかつてハンセン氏病の強制隔離施設だった病院です。子どもをもうけることができなかった患者さん達が我が子のように植え育ててきた桜の古木に花が咲くとそれは見事です。
広い敷地に、木造の長屋の様な家が沢山並んでいます。数年前までは、庭が手入れされて花が咲き、洗濯物が干してあり、人が生活している温かさがありました。それが年々ひっそりとしてきています。患者さんが高齢になって住む方が減っているのだと思います。
訪れる度に、ここの記憶を残さなくてはと思ってきました。


2年前の春の写真です




話しは変わって、今日入院しました。



主治医や麻酔医の説明を聞きに長男が来てくれました。
思ったよりリスクは大きい!でもここまで来たらもうしょうがない。

あとはすごく暇‼️

今日の晩ご飯は海老フライ



足りないよ~(^^;;