~こころに吹く風~

1952年生まれの みよです。
人生の花野に遊びたい。
心躍ることも心塞ぐことも綴ります。

飯能・雛祭り

2019年02月27日 | 絵画
月曜日はお弁当を持ってH工房の日。
朝起きるとお弁当を作ってから朝食をいただきます。
さて、朝ごはん食べよう!と思ってテレビをつけました。いつも録画した朝ドラを見ます。あれ?録画されていない。たまにそんなことがあるんですよね。でもなんか変。。。
あっ!今日は日曜日だ!間違えてお弁当作っちゃった。
家で食べるのもいいけど、せっかく作ったからどこかへ行こう。
どこがいいかな?
そうだ、電車で飯能へ行こう!

飯能ではひな祭りイベントをやっていました。






何年振りだろう。前回来た時に自分へのお土産にと手作りの1点もののグラスを買って、今も気に入って使っています。それを買った瀬戸物屋さん、好きだったけどなくなっていました。


飯能河原


ぽかぽかと温かかった。
若者の声が響きます。
「君いくつ?」
「まだ19才」
若いなぁ。男女のグループがバーベキューをしているのです。楽しそう!

美杉台の方を廻ってみようと思います。







この日の歩き 17.6km

27日目-② モンタルチーノ~サンタンティモ修道院(Montalcino ~Sant'antimo)10/25

2019年02月26日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
おじちゃんがバスのチケットを売っているバールに連れて行ってくださり、店員さんに「この人達はサンタンティモ修道院へ行きたいのだ」という説明をしてくださいました。
13:40発のバスがあるということで一安心。チケットを買いました。
バールで休憩して、少し早めにバスが止まるという場所に移動しました。バス停があるわけではなく、バールの外の席にいる人達が「そこだよ、そこだよ。そこで待つんだよ。」と言うのです。
「ホントか?この角のどっち側だろう?」なんて思いながら待っていましたが、定時になってもバスは来ません。R子と二人して手あたり次第誰かれ構わず聞いて回りましたが訳わからず、チケットを払戻すことにしました。
そしたら店中のお客さんが「払い戻しちゃダメ~」と言うんです。
外にいたR子が「連れて行ってくれるって人がいたよ」と言いに来ました。「14時にそこに行く」とその若者は言っていたと。ちょっと付いて行ったけど、「えぇ?なんか違うみたい(心の声)」
連れて行ってくれるんじゃなく、「14時にバスが来るよ」と見かねた高校生が教えてくれたのでした。
学生さんが通学に利用しているバスでした。
13:40というのは聞き間違えだったのかも。
何だかそこいら中でちょっと有名になる位大騒ぎしました(苦笑)

サンタンティモ修道院近くの停留所でバスを降りました。修道院まで少し歩かなくてはいけません。




気付くとストックを持っていません。あ”~!バスの中に忘れた~!まだこれからきつい登りの日もあると言うのに、バスはストックを乗せたまま行ってしまいました。どうにもならないと観念しました。
でもR子は「何とかしてストックを取り戻そう」と言います。「え~、そんなの無理でしょ」と諦めの良い私。

サンタンティモ修道院のFamicicaでチェックインの手続きをしてから教会の中の見学。


有名な観光地なので教会の中に小さな売店がありました。
R子がその店の方に「私の友達がバスの中にストックを忘れたから、バス会社に電話してください」と頼んでいます。そんなの無理なお願いだと思いました。
そしたらなんと頼まれた女性は、「ちょっと待ってて」と。
しばらくしてパソコンで何か調べてどこかへ電話。「17時にそのバスが折り返して来るから、降りた停留所で待っていなさい」と返事を貰いました。
いや~、R子にも教会の店員さんにも驚きました。でも私はまだ完全には信じられません。

取敢えず宿に落ち着くことにしました。
ところが修道院に付属の宿はすぐ隣りにはありませんでした。外に出て、「ほら、あそこよ」と。


「え~っ!あの山の上?!」
「大丈夫、20分で着くから」ですって。
簡単な地図を見せて説明してくれました。
行ってみたけど宿は見つからず。。。
土地の方のようなおばちゃんに尋ねたら
「わからないけど、クローズになった宿ならあるよ」と途中まで連れて行ってくれました。お礼に町で買ったソーセージを渡し、宿を探すもほんとに閉鎖された宿しかありません。
またバス停留所まで戻りやり直し。




やっと辿り着いた宿は管理者はおらず、ネットは繋がらず、キッチンはガスの使い方がわかりません。

とにかく5時にバスを捕まえなくてはと、取るものも取敢えず再びバス停に向かいました。
途中の空き地に小型バスが止まっていました。「ん?あのバスそうじゃないかな?」と中を覗くと、運転席の脇に私のストックがありました!「お~!私のかわいいストック!また会えた!」これを逃してはなるものかと、バスのそばで運転手さんを待ちました。
この空地は、折り返しのバスの待機場所だったんです。何という幸運!
R子には感謝感謝!!です。

でもR子は「こんなんだとは思わなかった。今日は全部最悪!こんな所に来ないで巡礼路どうりに歩けば良かった」とご機嫌斜めです。参ったな。
停留所前のバルで軽い食事を摂り早めの就寝。

今日の歩き 不明(20km?)

《宿情報》
☆ABBAZIA DI SANT'ANTIMO
電話 : 0577-286300

27日目-① ポンテダルビア~サンタンティモ(Ponte d'Arbia~San t'antimo)10/25

2019年02月24日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
今日は巡礼路から外れて、モンタルチーノの近くのサンタンティモ修道院(ABBAZIA DI SANT'ANRIMO)に宿をとってあります。

霧の中を出発。バルにてドーナツとカプチーノの朝食。


パルを出発したのはまだ夜明け前でしたがバスを待つ人の姿や通勤通学の車は結構多かったです。
歩道のない橋を渡っている時、私の真横で自動車事故がありました。私たち歩行者のために徐行した車に後続車が追突したのではないかと思います。申し訳ない。しばらく歩いてから、今来た道を見下ろすと渋滞の長い列ができていました。


霧の中を歩く時って、廻りの世界から遮られるためか、亡夫のことを考えることが多いです。
亡くなった夫としばしお喋りする時間となりました。


この町に住む日本人のアーティストの作品。この方の作品は教会や巡礼宿にもありました。




蜘蛛の巣に付く水滴が美しく、心惹かれました。


5.5km歩きブオンコンヴェントに着きました。




私の計画ではここからモンタルチーノ迄はバスに乗るつもりでした。でもR子は歩きたくて仕方がないのです。結構な距離だなぁと思ったけれど、私も歩きにだいぶ自信が付いてきたので了解し歩き始めました。
途中までは巡礼路でしたが、モンタルチーノまでの多くがバス道路。店もベンチもないことはわかっていましたが、R子にとっては予想外だったようです。
曇っていて暑くなかったのが救いです。

道々枯れた茂みの原が蜘蛛の巣だらけ。水滴を宿したクモの巣が花が咲いているようで美しかった。忘れられない光景の一つです。写真が良くないですけど、ほんとに綺麗でした。


グーグルマップを参考に、途中から脇道に入りました。
日が射してきてブドウ畑に霧が流れて素敵でした。








モンタルチーノの町はとても高い所にありました。これほどだとは思わなかった。
こんな景色を眺めながら休憩。


やっと城壁の入り口が見えて来ました。
計画ではここまではバス利用で、ここから9km歩く予定でした。
予定していないことだったので、町に入ってもどっちへ行ったら町の中心部なのかさえ皆目見当が付かず途方に暮れました。
モンタルチーノはワインで有名な素敵な町なのに、私は余裕がなくて写真が1枚もないんです。
すでに午後です。4時までに修道院の受付で宿泊費を払って鍵を受け取らなくてはなりません。もうクタクタ。
ツーリストオフィスはシエスタで閉まっています。
人に聞きながらなんとか小さなスーパーでパンや果物、バター、ソーセージなどの食料を買いました。
サンタンティモまでのバスがないか尋ねたら、「もしかしたらまだあるかもしれない」と。
バス停を教えてくださるけど言葉がさっぱりわかりません。年配の男性に頼み込んで連れて行っていただきました。

つづく。

旅の妄想

2019年02月21日 | 日々の出来事・想うこと
3月に旅行を二つ計画しています。
その一つは熊野古道伊勢路ウォーキング!
それに備えてそろそろ日頃のウォーキングを習慣にしなくてはと思い、昨日は16.6km歩きました。


カフェをやっているH工房の仲間に「面白いスーパーがある」と聞いたので、そのスーパーを目指して歩きました。ちょっと高級感のある品揃えでした。有機いちごジャムとピクルス酢を買って来ました。日本や世界各地の名産の食材や調味料、名店のお菓子などもあって、見ているだけでも楽しかった。

最近寝つきが悪いです。結構歩いたのに、昨夜もなかなか眠れなかった。
ちゃんと睡眠導入剤を飲めば強制終了できるのだけど、インフルエンザを貰って来るのが怖くて眠剤を貰いに行くのをためらっていたのです。でも旅行に備えて生活のリズムを整えなくてはね。
今日は眠剤を貰いに夕方町の診療所へ行って来ました。患者さんは一人もいらっしゃらなかった。受付の方と少しお話しましたが、インフルエンザは峠を越えたらしいです。

昨日せっかく歩いたのに、今日は旅の妄想をしながら一日が終わってしまいました。
電車のタイムスケジュールを調べたり、宿を探したり、寄り道を考えたり。
今年も夏休みに孫とどこかへ行きたいし、温かくなったらここもあそこも行きたい所だらけです。

26日目 クナ~ポンテダルビア(Cuna~Ponte d'Arbia)10/24

2019年02月19日 | イタリア巡礼路を辿る旅(Via Francigena)
6時起床、昨夜の残り物で朝食を済ませ7:20出発。
朝の気温4℃ 曇って寒い日でした。


遺跡の正面です。塔の右側の階段を昇ったところが今回泊まった巡礼宿。
この日の景色はとても気に入ったので、写真を沢山載せます。






今日も素敵な朝~!




















景色に見とれながら歩いていて、気づくと獣道のような分岐の双方に白布が結び付けてあり、はたと立ち止まりました。アプリを確認すると巡礼路から外れています。あ~、道に迷った~!
R子に「道間違えたので、少し戻ります」とメールして地図とにらめっこ。
立っている分岐地点から丘を下れば正規ルートに合流できそうです。きっと同じ間違えをする人が多いのかな。草が踏みしだかれています。




ベンチでR子が待っているかなと思ったけれどいません。きっともっと先へ行ってしまったのでしょう。


待っていてくれてやっと合流。「今どこ?」と言われても答えようがありませんでした。
はぐれた時は、それぞれの責任で宿まで行くという事もありですね。






線路沿いの道を歩きました。オランダから来ている女性3人組と少しお喋りし、先に行ってもらいました。
バルに寄り、12時前に巡礼宿に着きました。




ここのオスピタレーロもほぼイタリア語だけ。それでもこの町には日本人の彫刻家が住んでいると教えてくれました。
スイス人とイタリア人が同宿。でもほとんど話しませんでした。この二人の男性は買い物をしてきて、二人でパスタを作って食べていました。
巡礼宿の前にはレストランがあるのですが、オープンは7時半。R子はその時刻に外食するのは好きじゃなく、私たちはバルでまた粗末な夕飯となりました。




今日の歩き 12km

《宿情報》
☆Centro Cresti クレスティ センター
住所 : S.S. Cassia
電話 : 3277-197439、0577-370096
メール: centrocresti@libero.it
www.centrocresti.it
寄付、通年、20ベット(2段ベット×4部屋)、キッチン、毛布、清潔

村には小さな食料品店「Le delizie del Ponte」、肉屋「Gianni Armini」、バー「BAR H」、巡礼宿の前にピザレストラン「Il Ponte」(木曜日は休業)あり