ココのFX

南の島での優雅な生活・・・女王様のようにかしずかれて、のんびり暮らしたい~~
がんばって資金を増やします!

新局面は?

2008-01-14 13:34:13 | トピックス
先週の金曜日、NYダウが大きく下落した割には、ドル円が底堅く、クロス円もそれほど円高になりませんでした。
どうしてなんだろうって、ずっと気にしています。
そしたら、ど素人の外為投資日記の管理人さんも同じ疑問を持っていらっしゃいました。

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リスク許容度低下による円高に免疫ができたってことでしょうかねえ?
昔から、アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひくというぐらい、アメリカの景気が悪くなると、アメリカ以上に日本の景気も悪くなります。
景気悪化懸念で日本株が大きく下がり、金利も低い以上、円を買う理由はないってことでしょうかねえ?

私はユーロ円に注目しています。
欧州の景気悪化が話題になり、ユーロ円で円高が進むのなら、ドル円や他のクロス円ももう一段の円高になるように思います。
逆に、欧州の景気が底堅く、ユーロが利下げされることなく、いずれ利上げになるのなら、円高が来るぞ~、円高が来るぞ~って、しばらく底練りを続けて、円買いを誘いながら、あるとき、円安方向に踏み上げるのではないでしょうか。
円高になったら外貨を買おうと思っていた人は置いてけぼり(笑)

結局、今年後半の世界の景気次第ってところでしょうか。
米国の景気だって、今年後半に持ち直すという話はあり、総悲観ってわけではありません。
円売りの仕込み時は難しいけど、うまくいけばかなり儲けることができそうな気もしています。

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利上げ・利下げ見通しと通貨の強弱

2008-01-11 21:57:29 | トピックス
ポンドが弱いですね。昨夜は利下げなかった。。。
ずっと弱いドル、11月ごろから弱いポンド、カナダドルも最近弱くなってきましたね。
次は、ユーロではないかと思っています。
そして、残るのは豪ドル、NZドル、円、スイスフラン。

サブプライムで一番ひどいのが本家のアメリカ。すでに利下げ3回、1%。今後もさらに下げる予定。1%くらい下げるのか?
次いで、金融が主要産業の英国。すでに利下げ1回、0.25%。今後、2回くらい、0.5%利下げ?
カナダはエネルギーや食品価格の高騰はプラスだけど、米国の景気の影響が大きいので、3番目。やはり1回利下げ0.25%。今後利下げがあるかどうかは?
ユーロは利上げ、据え置き、利下げ、それぞれの観測あり。しばらく据え置きでは。景気がそれほど悪くなければ利上げになるのでは。
オセアニアはエネルギーや食品価格のの高騰で結構経済がしっかりしていて、利下げより利上げ?
スイスも据え置き、インフレ懸念があれば利上げ?円もしばらく据え置き。

こうしてみると、利下げ予想の国の通貨は弱く、据え置き、あるいは利上げ予想の国の通貨は強いことがわかります。
ここのところドルが堅調なのは、ドル安は市場が織り込んでしまったからでは。
だからって、多少のリバンドがあっても強くはならないですよね。

ところで、本日の日本株の下げは醜かったですね。
昨夜、NY株式市場は上がったのに、どうして???
あそこまで売り込まれる理由はないように思いますが。
何か、ノックインオプションの関係で下げがきつかったみたいです。
ふう~

株式相場をみてもわかるように、日本の景気見通しも暗い。
だから、信用収縮懸念の円高はあっても、日本の景気堅調、利上げ見通しの円高はないと思います。
世界的なリセッションとならなければ、一時的な円高はあっても、腰のすわった円高にはなりにくいような気がします。
ただし、世界的なリセッションになれば、円高です。
だって、他の国は景気対策で利下げできるけど、日本はほとんどできませんからね。金利差は縮まるばかりで、円高。

復活にぽちっとよろしく!

ポンドの行方

2008-01-07 19:12:53 | トピックス
ポンドがかなり下がっています。英国の経済はかなり悪いって、そんな話ばかり。
実際のところ、どうなんでしょうか。
三菱UFJ証券経済調査マンスリー2008年世界経済の見通し
このレポートのP.53~56が英国の経済見通しです。
P.56の後半を引用
「当方は利下げ見通しを追加し、2月と4or5月に25bpずつ(→5.0%)を予想する。さらなる追加の公算も否定出来ないが、引き締めがほぼ解消(若干の緩和?)する中、金融市場がある程度落ち着きを取り戻し、景気が持ち直しの兆しをみせ、さらにインフレ率が大きく上振れる公算が高いことから、ここで利上げは打つ止めとみる。むしろ、年末頃から利上げ局面が再び開始されると、引き続き予想している。」

今年前半、ポンドは安いかもしれませんが、どこかで復活すると考えています。
だって、また、利上げするかもしれないからです。
弱気ばかりではなく、安いところで、ポンドをしっかり仕込みたいと考えています。
もちろん、あわてず機会をじっくり探しましょう!

復活にぽちっとよろしく!

戦略の練り直し

2007-08-30 20:58:59 | トピックス
ドル円が23日一瞬117円台をつけて、あっという間に落ちました。今日の未明NY引け頃116円台に乗せたと思ったら、豪州相場で115円台に戻りました。
クロス円も高値から落ちるのが早い。また、ユーロドルがドル高になってきました。いや~な感じですね。

カナダドル円の損切りをして、私自身の無神経を反省しました。
多くの人が資産をなくし、つらい思いをしているのに、簡単に円安相場に戻るわけありませんよね。
NY株式市場も280ドルも下げると、翌日は247ドル上げの躁鬱状態。
NY株式市場に為替市場も振り回されるので、
ポジションを持ったままでは、おちおち寝ていられません。
それで戦略を練り直すことにしました。

しばらくはボックスでしょうか。
2005年年末にドル円が121円から113円に落ちた後、2006年4月のG7まで115円から118円で三角持ち合いして、G7後、ドル暴落をはやしたてて109円まで円高にました。
あんな感じで、三角持ち合いを作って、エネルギーをためて、上か下に抜けていくのでしょうか。
あるいは、三角持ち合いの後一旦円高に振ってから、円安になるとか。

しばらくボックスならば、上でショート、下でロングしたいですね。
しかし、早い展開なので、結構難しそうですね。

まあ、あせらずちょっと相場を観察してみたいと思います。

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景気とリスク許容度がトレンドを決める

2007-08-19 19:21:38 | トピックス
さ~て、反省ばかりではなく、今後を考えなければなりません。

これだけの円高ナイアガラの後、ひとまずは円安方向にリバウンドすると思います。
その後は、円安トレンドに戻るのか、あるいは円高トレンドになるのか。

【円安シナリオ】
二番底、あるいは逆三尊を経て、円安トレンドに向かう。
下値の目処はドル円で17日の安値111.6円、あるいは2006年G7後の安値109円。

【円高シナリオ】
しばらくは上下動を繰り返し、やがて円高トレンドに向かう。
下値の目処は1999年年末から年初、2004年年末から年初の安値101円台。

生き残りのディーリング(矢口新=著)」の第1章に価格変動の本質という章があります。
詳しいことは本を買う、あるいは図書館で借りて読んでいただくしかないのですが、「ポジションの量と保有期間が方向を決める」と書いてあります。
私にとっては目からうろこでした。

それから考えると、日本の貿易黒字、日本人の外貨運用の投信や外貨預金の解約、外貨配当金の円転換、金融機関の円借り取引(長期)の解消などの円買い総和と日本人の新規外貨運用の投信の購入や外貨預金、スワップ狙いの長期FXなどの円売りの総和のどちらが多いかによって、円安トレンドか円高トレンドかに決まるのではないかと思います。
その鍵はリスク許容度と景気です。景気がよい時はリスク許容度が大きくなり、不況になるとリスクを避けます。
したがって、サブプライム問題やその波及効果によって、米国経済や世界経済が冷え込むのであれば、円高トレンド、逆に、影響が限定的で、また、経済が拡大するならば円安と考えています。

やがて円安に戻ると楽観せずに、どちらになっても対処できるようにトレードしていくことが大切。

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LTCM破綻時のチャート

2007-08-15 22:47:54 | トピックス
今回のサブプライム問題での市場とLTCM(ロングタームキャピタルマネジメント)の破綻のときの市場が似ているという話があります。
それで、ふと、LTCMが破綻したときって、どんなチャートだったのだろうと気になりました。
そして、ぴったりのブログの記事をみつけました。
FXテクニカル分析&業者比較Biog

びっくりしたのは、LTCMが事実上破綻してから恐怖の伝説のナイアガラ(3日で20円以上の円高)まで半月あることです
LTCMが事実上の破綻が1998年9月18日、恐怖のナイアガラが10月6日から8日。
心から相場は恐ろしいと思う。。。

急に、長期スワップ狙いのポジションにもストップをつけることにしました。

もう一つびっくりしたのは、為替市場で恐怖の円高ナイアガラのとき、NYダウは上がっていること。
相場って不思議、混沌とした闇ですね。

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サブプライム問題・第二幕

2007-08-13 11:05:05 | トピックス
サブプライム問題が金融市場を揺さぶっています。ヘッジファンドの破綻、金融機関の巨額損失など、金融市場の混乱が続いていますが、先週でそろそろ峠を越えたかな~という感じはしています。
サブプライム問題の第一幕はそろそろフィナーレ?

でも、金融市場の混乱はあくまでも第一幕。まだ、米国住宅市場の長期低迷、米国経済減速という第二幕があると私は予想しています。
世界最大級の債券投資会社ピムコ。ピムコは住宅プロジェクトを発足、今年の3月に「住宅プロジェクトの最新状況」というレポートを出しています。
このレポートの2007年の見通しで、「住宅市場の減速は今後数四半期にわたり、GDPを1%程度押し下げることでしょう」とあります。

米国住宅市場の低迷はゆっくりと米国経済や世界経済の減速へと波及するのではないでしょうか。経済が減速すれば円高が私の持論です。
金融市場の混乱のような急激な円高ではなく、経済の減速による円高はもう少しじわじわ円高になるような気がします。

私のイメージでは、2005年年末から2006年5月までのNZドル円のチャートの再現。
約5か月かけて、最高値87円台から最安値67円台まで20円も円高になっています。
ニュージーランド経済の減速などで、20%以上も円高になったんですよ!

多くの円売りしている人たちにとって、急激な円高は思い切って損切りできるけど、じわじわ円高は損切りの決心がつきにくく、迷っているうちにどんどん含み損が膨らんでいきます。
しかも、円高トレンドが長く続くと、精神的にも応えます。

ここ1年にFXをはじめた人は5か月も続く円高トレンドを知りません。一時的に円高になっても、すぐに円安トレンドに戻ると考えている人も多いと思います。しかし、過去のチャートをみれば、必ずしもそうならないことがわかります。

脅すわけではありませんが、リスク管理、資金管理は大事です。

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ドル安と政治

2007-07-17 21:15:12 | トピックス
ドル円の相場を見ていて感じたことですが、やたらに節目が固い。
特に、ドル高を拒む方向で。122.50円も、122円も強力なレジスタンスでした。
クロス円と比べても異常で、作為的なものを感じます。

作為的としたら、ヘッジファンドとかではなく、やはりどこかの政府でしょう。

候補は、イラン。
先週の金曜日に、国営イラン石油公社が日本の石油業界にドル建てから円建てに変更するように要請。
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070714/sng070714002.htm
イランの核兵器開発をめぐって、米国とイランの軋轢は大きくなっています。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/iran_nuclear_program/
イラン政府がせっせとドル売りをしているかもしれません。

イラン以外のどこかの国の中央銀行の可能性もあります。
2004年末から2006年末までの2年間で、各国の外貨準備金の約1%がドルからユーロに流れています。
例えば、米国はカナダの最大貿易相手国です。それなのに、外貨準備高の51%がユーロ。カナダはドルをユーロに変えたはずです。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070626AT2M2502725062007.html
中国もこっそりドルをユーロに変えているのではないでしょうか。

日本だけは外貨準備金として大量のドルを持って、じっとしていますが(笑)

為替市場は株式市場よりもダイレクトに国際政治にからみます。
市場が政治に利用されることも十分ありえます。政治は戦争を引き起こし、人の命さえ簡単に奪います。誰かが破産したって、そんなこと関係ありません。政治は怖い。。。

自分の資産を守るために、無理は禁物。危ないと思ったら、一目散に逃げましょう!

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NY株式市場の爆上げとドル安の関係

2007-07-13 18:57:45 | トピックス
昨夜のNYダウは豪快に283.86も上げました。
昨夜の記事で「NYダウのブレイクポイントは13,700なので、ここを上抜ければ、上昇に弾みがつきます。NYダウがブレイクすれば、ドル円も122.50を上抜けして、円安が進みそう~」と書きました。
記事を書いたときには、ちょうど13,700の壁にトライしているところで、予想通りの展開になりました。
でも、ドル円は122.50を上抜けできず、残念。。。

マット今井さんもブログに「昨日のNYダウの急伸、米国金利の上昇は。本来であればドル高になるはずですが、昨日はドル安・円安の展開となりました。非常に不思議な現象です」とお書きになっています。

私も不思議で、いろいろ考えました。
そして、結局、サブプライム問題、住宅市場の停滞により、FRBによる政策金利の引き下げ期待あるいは利上げが遠のいていることががドルの重しになっているという当たり前の結論になりました。

NYの株式市場にとっても、サブプライム問題による金融市場の混乱や住宅市場の停滞はマイナスです。
でも、政策金利の引き下げはプラス。引き下げないまでも、引き上げがしばらくないという予想は安心感に繋がります。
サブプライム問題によるパニックが終われば、金利面からNY株式市場は上げることができるということです。
しかし、高金利選好の為替市場ではドル安にならざるを得ません。
もちろん、NY株式市場が上げれば、リスク許容度が高まり、円安にもなります。
結局、円が最も弱く、次いで、ドルが弱いっていう為替相場になっていると考えます。
金利面から考えると、NY株式市場の爆上げとドル安の関係は一応納得できます。

住宅市場の停滞で、インフレは収まりつつあるし、米国の政策金利をしばらく据え置き、あるいは引き下げとすれば、まだ、ドルはもたつくのでしょうか。
住宅市場が実際に回復するのは来年としても、秋ぐらいに回復のきざしがあれば、その頃には再度ドル高に動き始めるかもしれませんね。
8月はドル安のアノマリーがあるそうなので、8月まではドル安トレンド。
9月頃からドル高トレンドってどうでしょうか。

ドル安っていっても、円も安いので、ドル円はどうなるのでしょうか。
120円から124円くらいのボックスでもたつくっていうのは?
利下げ期待が高まれば、もう少し、円高?

予想は予想として、ポジションは相場を見ながら動かしていきます。

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米国サブプライム問題

2007-06-24 17:38:10 | トピックス
先週は円安祭りが賑やかでしたね。
クライマックス!って感じではないので、もう少し続くのかな。
ただ、あちこちのブログをみると、ほとんどの人が円安予想をしており、う~ん、ちょっと困った感じ。
よく言われるのが、全員が同じ方向を見たら、そこが天井ってね。

もし、今後、急激に円高になるとしたら、米国サブプライム問題が原因になるのではないですか。
先週の金曜日の夜、サブプライム問題などの影響で、NYダウは185ドルも下がりました、はい。
その割に円高じゃないって油断すると、もしかして。。。

低所得者や返済が滞ったことがある人たち(サブプライム層)が住宅を取得しようとすると、通常だとお金が借りれないので、高い金利でお金を借ります。
サブプライム問題とはこうした人たちへの貸し出しにこげつきが多くなっていることです。
もちろん、住宅が担保になっていますが、質がよくない住宅は売れないので、結局、取立てできないままになってしまいます。

金融機関がサブプライム層にお金を貸し出しているのですが、金融機関はサブプライム・モーゲージ証券を発行して、貸し出すお金をファンドなどから調達しています。
サブプライム・モーゲージ証券はリスクが高い分、高金利です。
高金利なので、リスク許容度が高まったファンドが積極的に購入したというわけです。

しかし、現在、サブプライム問題が発生して、サブプライム・モーゲージ証券価格は暴落し、サブプライム・モーゲージ証券を購入していたファンドが損失を抱えることになりました。
サブプライム・モーゲージ証券に多大な投資をしていたベア・スターンズ傘下の2つのファンドが危機的状況になっていることが先週明らかになり、NYの株式市場が金融セクターを中心に大きく下落しました。

問題は危機的状況になっているのがベア・スターンズ傘下の2つのファンドに留まるのか、氷山の一角でまだまだたくさんあるのかってことです。
サブプライム問題はグリーンスパーンさんも警告していましたね。
もし、多くのファンドが危機的状況になっていることが判明すれば、NYの株式市場が暴落、信用収縮、リスク許容度の低下、そして、キャリートレードの手仕舞いが起こる可能性が高くなります。

とはいえ、ロングタームキャピタルマネージメントの破綻を教訓に、かつてよりファンドのリスク管理は徹底していると思います。
また、ベア・スターンズ傘下の2つのファンドについては、ベア・スターンズが融資などの対応を行なうそうです。
サブプライム問題で多少円高に振れることがあっても、そこが押し目で、大事には至らないと思いますが・・・。

今週は米国住宅関係の指標があります。販売状況と価格に注目ですね。
先週のNY株式市場は不安定になっており、円安に浮かれず、警戒しましょう。

ぽちっとよろしく!