ココのFX

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NY株式市場の爆上げとドル安の関係

2007-07-13 18:57:45 | トピックス
昨夜のNYダウは豪快に283.86も上げました。
昨夜の記事で「NYダウのブレイクポイントは13,700なので、ここを上抜ければ、上昇に弾みがつきます。NYダウがブレイクすれば、ドル円も122.50を上抜けして、円安が進みそう~」と書きました。
記事を書いたときには、ちょうど13,700の壁にトライしているところで、予想通りの展開になりました。
でも、ドル円は122.50を上抜けできず、残念。。。

マット今井さんもブログに「昨日のNYダウの急伸、米国金利の上昇は。本来であればドル高になるはずですが、昨日はドル安・円安の展開となりました。非常に不思議な現象です」とお書きになっています。

私も不思議で、いろいろ考えました。
そして、結局、サブプライム問題、住宅市場の停滞により、FRBによる政策金利の引き下げ期待あるいは利上げが遠のいていることががドルの重しになっているという当たり前の結論になりました。

NYの株式市場にとっても、サブプライム問題による金融市場の混乱や住宅市場の停滞はマイナスです。
でも、政策金利の引き下げはプラス。引き下げないまでも、引き上げがしばらくないという予想は安心感に繋がります。
サブプライム問題によるパニックが終われば、金利面からNY株式市場は上げることができるということです。
しかし、高金利選好の為替市場ではドル安にならざるを得ません。
もちろん、NY株式市場が上げれば、リスク許容度が高まり、円安にもなります。
結局、円が最も弱く、次いで、ドルが弱いっていう為替相場になっていると考えます。
金利面から考えると、NY株式市場の爆上げとドル安の関係は一応納得できます。

住宅市場の停滞で、インフレは収まりつつあるし、米国の政策金利をしばらく据え置き、あるいは引き下げとすれば、まだ、ドルはもたつくのでしょうか。
住宅市場が実際に回復するのは来年としても、秋ぐらいに回復のきざしがあれば、その頃には再度ドル高に動き始めるかもしれませんね。
8月はドル安のアノマリーがあるそうなので、8月まではドル安トレンド。
9月頃からドル高トレンドってどうでしょうか。

ドル安っていっても、円も安いので、ドル円はどうなるのでしょうか。
120円から124円くらいのボックスでもたつくっていうのは?
利下げ期待が高まれば、もう少し、円高?

予想は予想として、ポジションは相場を見ながら動かしていきます。

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