続強子の部屋

思いつくまま、気の向くまま、書いています。

楽しい銭湯

2016-06-29 16:56:37 | ひとりごと
東京の下町で育った私は、銭湯が大好きでした。
特に父と一緒の時は、洗うのは簡単、父は掌に石鹸をつけて泡立てて私の体をくるくると
撫でお湯をザーッとかけて終わり、頭も簡単後は友達と湯船に行って、石鹸箱の蓋で遊んだり
刺青のおじさんの身体を感激して見たり、楽しくて面白いことばかりでした。
父は近所のおじさんんとおしゃべり、帰りは駄菓子屋でラムネ。家に帰ると母がまずラムネのことで
怒り、不衛生!そして私の頭がよく洗えていないと怒り、がみがみ父は知らん顔で何にも言いません。

母と銭湯に行くとごしごし洗われ、特に踵を洗われるとくすぐったくて、身をよじるとまた叱られ
さっさと家に帰るのでつまらないのです。
小学生になって友達と行っておしゃべりばかりして、ろくに洗わないでまた叱られ、
楽しいことは叱られやすいな~なんて思いました。     


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