行政書士補助者日記

行政書士事務所の補助者として働いています。日々の実務の世界をご紹介できたらいいなと思います。

ウィルコムの難点

2006-02-15 | 実務現場
最近ショックな出来事はせっかく購入したウィルコム携帯が自宅のプレハブでは圏外になってしまうことです。外に出れば問題ないのですが、中で話せないというのはだいぶ痛手です。プレハブなどというのは屋根も薄いと思いますが、なぜか圏外。プレハブは「離れ」ですが、自宅の2階の私の部屋であれば電波は問題がないようです。なにかいい方法ないですかね(^^;)PHSはある程度の速度で動いているときには弱いらしく、電車が動いているときに会話をしていても所々途切れてしまうのを今回、はじめて経験しました。

さて、今日は、午前中に諸々の雑用を済まし、午後から公的融資の申込み書類をもらうため、国民生活金融公庫、大阪府信用保証協会、大阪市信用保証協会に行ってきました。申請用紙だけだから簡単にスムーズにもらえるかと思いきや、結構時間がかかってしまいました。特に時間がかかったのが、大阪府信用保証協会です。ナニワ金融道に出てきそうな比較的若い方が窓口担当してくれたのですが、資料をもらいにきただけなのに、結構細かく説明してくれました。それが終わると、茨木市に向かい、大阪法務局北大阪支局へ会社の登記簿謄本を取得。北大阪支局は、阪急茨木市の駅からそれほど遠くないですが、道がかなり狭いので危険だといつも感じます。安全な道もあるようですが、かなり遠回りになるとのことです。
茨木市が終わると、梅田に向かいました。梅田の大阪第2ビル地下1階に山長(梅田店)という酒屋さんがあり、そこで、「帰山」というお酒を購入。ちなみにうちの所長と同じ名前ですが、お酒は「きざん」と読むそうです。その後、即行で心斎橋に戻り、離婚協議書について打ち合わせ。
今日もなかなか充実した一日でした。


恐るべし、あさちゃん食堂

2006-02-13 | 実務現場
土曜日はお部屋の大掃除、日曜日は東京からのmixiつながりの方との食事など、少しいつもと違った週末を過ごせたかなと思います。自宅のプレハブの大掃除は天気が良かったのでとてもスムーズに片付いたと思います。それも家族3人でモノを出したり本をくくったりしてやったからで、父や兄弟には感謝しています。これで、自宅でも仕事がバリバリできる環境になったということです。
日曜日は、所長の知合いの方との食事でしたが、接待ということで、所長にグルメをいろいろ連れてってもらいましたが、1件目のカレーはとても絶品で驚きましたが、2件目はそのボリュームに驚きました。日本橋のあさちゃん食堂というところでしたが、さすがに胃が限界になり、食堂のお姉さん(おばちゃんと言ってはだめみたいです)やお兄さんにとても悪いことをしたと反省しています。今度からはわきまえて「ごはん少なめで」ということでお願いしようと思います。それでも、所長は3件目に行こうとしていたので、その胃の大きさはフードファイト並だと思います。



最近は、所長の昔のお付き合いのあるお客様からお問い合わせいただくことが多く、私が共に会社へ訪問したりすると驚かれたりします。2年ほど前は所長は一人で動いていたので、私が共に行くことで「こいつはいったい何者だ?」といった目で見られます。

通常、私が電話番をしていていますが、いきなり電話の開口一番が、「帰山さんは?」とよく聞かれ、「失礼ですが、どちらさまでしょうか?」ということで話をすると「数年前にお世話になりました・・・」ということが初めてわかるのです。そして、所長に言うと「あー懐かしいな~」といって電話をします。

つまり、リピータというわけですが、通常であればなかなかリピーターというのはついてこないと思います。それなりにお客様の満足度が得られ、かつ好印象でなければ、また頼もうという気がしないからです。私もそういったリピーターをどんどん増やしていきたいなと思っています。それには、やはり顧客満足度がキーポイントだと思います。

今日の一日

2006-02-10 | 実務現場
昨晩は翌日の書類準備のため朝5時まで資料作成。

今日はハードスケジュールでした。
11時梅田  会社訪問 借地借家について
14時南船場 会社訪問 労働者派遣業についてのご相談
16時心斎橋 会社訪問 役員住所変更について
19時上本町 会社訪問 経営革新について
21時長堀橋 内容証明のご相談

といった感じで所長もかなりグロッキーでしたが、充実した一日であったと思います。ところで、従業員として雇われている方と比べると自ら経営をされているような方々はとても個性が強いと思います。今日もたくさん笑わしていただきました。いや、本当に面白い方々ばかりだなと思います。いろんな話題で和気藹々と仕事ができることは素晴らしいことです。笑いあり、感動あり、そして仕事は真剣に。

明日は自宅のプレハブ小屋を大掃除します。
なんとか一日で片付けたいところです。
ではでは。

キャッシュフローのご相談

2006-02-07 | 実務現場
今日は珍しく2本立てでいきます。

夕方ごろ、キャッシュフローのご相談で事務所から程遠くないお客様の会社を訪問しました。日本直販やQVCジャパンといったテレビショッピングの会社に企画提案をしているような会社で、とても元気の良い社長さんでした。社長のお話を聞いて、私は考えさせられたことが多かったです。例えば、仕事上で「他人に甘いということは自分に甘いということ」といった言葉や、「自殺者を減らす活動をすべき」といった言葉が印象的でした。さらに行政書士という士業に関して、もっと相談窓口を広くしてオープンにすべきといったご意見をいただきました。やはり、行政書士がいったい何者であるのかというのは、まだあまり世間では知られていないというのが実情のようです。自殺する方というのも、借金等に困って、どこにも相談するところがないという問題が絡んでいるようで、それらの方々を救いたいというのが、お話を聞いていて感じました。行政書士はニーズがないわけではないので、たくさんあるお困りごとやトラブルについて、行政書士が活躍できることを知ってもらう活動がまず必要であると思います。
今日、改めてお客様から勇気とパワーをいただいていることを実感しました。

250ccクラスのバイクを買う!

2006-02-03 | 実務現場
今日は昼から大阪法務局と経済産業局へ行ってきました。経済産業局新規事業課へは、確認株式会社の設立後の届出のために行きましたが、珍しく混んでいました。お馴染みの職員は「なかなか終わらんのだよ・・・」とぼやいていました(笑)
その後、午後6時過ぎから新しい依頼人の方の面談。
交通事故に会った方ですが、依頼人は自動二輪車で相手の女性は自転車だったのですが、不意に自転車が出てきたようで、バイクに乗っていた依頼者のほうが怪我を負ったという話です。この話は続けるとかなり長くなりますので、省略させていただきます。その後、事故の話だけでなく自動二輪の魅力等も聞いて話題は広まったのですが、私も250ccクラスの自動二輪に乗ってツーリングをしてみたいな~と思いました。しばらく、それを目標にするのもありなのではないかと思います。しかし、そうなると免許を取らなければならない等ちょっと面倒なこともありますが、乗ったときのことを夢見て、頑張ろうと思います。

「株式会社住まいるカレッジ」設立

2006-02-02 | 実務現場
今日は泉佐野の方へ行ってきました。南海泉佐野駅から徒歩10分程度のところに、大阪法務局佐野出張所があります。佐野出張所に来たのはこれで4回目です。会社を設立する場合、普通法務局には3回足を運ぶことになります。1回目は類似商号調査、2回目は設立申請、そして3回目は設立後の謄本取得や印鑑カードの受領といった感じです。手続きが終わってから設立したお客様と会い、クルマで近くの会社まで載せてもらいました。会社でお仕事の話や、実際の仕事風景などを拝見させていただきました。それに、仕事のアドバイス等もいただき、お客様が同じ関大の大先輩で良かったと思います。また、住宅業界の裏話なんかも聞かせていただき、とても楽しかったです。その会社では家相や風水についてのセミナーなどを全国津々浦々でおこなっていて、今月25日にぜひきてくださいと招待されているので、参加してみようと思います。行政書士業務の醍醐味の一つ、それはいろんな方と出会えることだと改めて実感しました。

1月最終日

2006-01-31 | 実務現場
1月も今日で最終日です。寒さに耐えるのもあと1か月程度でしょうか。
今月は大学の試験もあり、あまり業務について日記に書けなかったのが残念です。2月からは月曜日から金曜日は毎日更新することにしましたので、今後ともよろしくお願いします。

所長について少し触れますと、私と同じく3月に卒業予定で4月からは大阪市立大学大学院に進むことに決まっています。よりビジネスについて学ぶためであり、今後いっそう幅広く活動することになると思います。

さて、今日は東田辺のお客様の会社を訪問し、区役所や税務署に行ってきました。
そして、内容証明の作成をしています。内容証明の作成をしてから所長に添削をしてもらうのですが、大事なポイントをいくつか教えていただいています。例えば、内容証明を書くにあたっては、受取る側の気持ちも考慮して書くということ。つまり、単なる脅迫状ではないということです。相手に「わからなくもない」という印象を与えることが成功だと考えています。

今回頂いている案件は、個人情報に関するもので、依頼者の女性が数年前に働いていた店とのトラブルです。1か月ほどでそこを辞めてしまったそうですが、数年後知人の知らせにより、無断で自分の写真(顔もはっきりうつっている)、氏名、住所などを公開されているのを知ったそうです。今回の依頼はそれを削除させてほしいというものです。一度依頼者本人が電話でやりとりをしたそうですが、逆に金額を請求されるとかで話にならなかったとのことです。問題はこの相手の会社につきご本人が数年前のことなので、あまり覚えていなかった点ですが、ホームページ等で調べたところ、住所などだいぶわかってきました。昨今、警戒されている個人情報について、いわば見せしめのようにして公開している考え方がとても理解しがたいのですが、なんとかして解決したいと思います。

離婚協議書の公正証書

2006-01-16 | 実務現場
今日は公証役場に行って、離婚協議書の公正証書を作成してもらいました。
この離婚協議書の件では公証役場は二日目でした。これまでは難波や江戸堀を利用していたのですが、事務所から比較的近い公証役場に行きました。
一日目、公証人は3人くらいいらっしゃいましたが、特にだれともなく受付の方の指示されるまま行きました。運が良かったのか、とても親切で説明のわかりやすい先生(公証人)でした。
ただ、やはり公正証書というのはその場で作ってもらうのは難しく、最初に行ったときは「3時間待てばできますが、どうしますか?」ということでした。「さすがに3時間は・・・」ということで他の仕事もあるので後日ということにしました。二日目の今日は公正証書がビシッとできていて、代理人として署名押印といった作業をしました。そして、公正証書の日付、契印の手続きのため15分ほど待機。できあがった正本及び謄本を受け取りました。
依頼者の女性は今日明日中に離婚届を出すとのことでした。
とても明るい方なので今後とも前向きに暮らしていかれると思います。

<お知らせ>
今日からしばらくブログをお休みします(大学学年末試験のため)。
また、試験後の1月下旬にお会いしましょう。


法務アシスト読本

2006-01-12 | 実務現場
先日、「司法書士法務アシスト読本(第5版)」という本を買いました。「司法書士ってキミは行政書士事務所で働く補助者じゃないかっ!」と突っ込まれるかもしれませんが、行政書士の先生が書いているブログで紹介されていたので、つい買ってしまいました。なにやら、行政書士にとってもかなり有益な情報が載っているとかで・・・。それは、これから読んでみてのお楽しみですが、第5版まで出版されているので、それなりに人気というか定番の本なのかもしれません。実はだいぶ前から書店で探していたのですが、なかなか発見できず、楽天ブックスで買って、昨日届きました。また、それなりに感銘の受けるとこなどあればご紹介したいと思います。

検察庁2回目

2006-01-11 | 実務現場
年明け初めての大阪区検察庁へ行ってきました。
要件は傷害事件の加害者の住所特定。
記録室というところにいくのですが、毎度厳重な警備だと思います。
8階の記録室に着くと、閲覧に収入印紙150円がいることが発覚し、1階の売店へ、再び8階の記録室へ。
身分証を見せて、スムーズに裁判記録の閲覧ができるかと思いきや、問題が発生。
「補助者」という身分について詳しく聞かれました。
なるほど、本来であれば有資格者である行政書士が委任状をもって、若しくは被害者本人がこなければならなかったらしいのですが、今回は記録室の職員の事前の勘違いによるミスもあり、見逃してくれることになりました。
そこで、私は補助者という無資格ゆえの限界があることを痛感しました。
つまり、補助者であっても依頼をもらっているのは行政書士事務所の行政書士だから「キミは代理人の代理人じゃないですか」ということです。
そこで、僕は絶句してしましましたが、すでに裁判記録を目の前に出してくれていた状況もあって、次回からはお願いしますねということで大目に見てもらいました。まったくヒヤヒヤものでした。
でも、お仕事忙しいのに色々教えてくださった職員さんに感謝しています。