行政書士補助者日記

行政書士事務所の補助者として働いています。日々の実務の世界をご紹介できたらいいなと思います。

今年最後のご挨拶

2005-12-31 | Weblog
今日は1年の締めくくりをかざる大晦日。
今年1年はどういう1年だったかを毎年振り返ることが私の年おさめの行事です。
22年間生きてきたなかで、今年1年は一番中身が濃いものであったと思っています。それは、特に2月から就職活動に明け暮れていたときからです。そして、私が行政書士事務所の補助者となってから、いろんな方々の生き方や考え方を学ぶことにより、より社会が見えてきたり自分自信学ぶべきことが多かったと思います。つくづく感じるのは行政書士の仕事の高度さです。また、行政書士としてではなく、一個人としての性格や対応が大きく業務に左右するということがわかりました。
そこには高いレベルの人間力が必要になります。私たちはモノを売る商売ではなく、カタチのないものをサービスとして提供していると解することができます。確かに最終的にはなんらかの書面としてのカタチはありますが、お客様は出来上がった書面をみて選ぶのではありません。実際に会って話を聞いて、それでその人(先生)が本当に信頼できる人なのかどうかを判断するのだと思います。そして、そのそれぞれのお客様にあった法律知識などでサービスをカタチ作り、提供しているのではないかと思います。

ところで、仕事をしている内に自分の中で足りない部分というのがとても明瞭化してきました。それは、実務という現場でしか知りえないことで、今後これを改善していくことが必要だと思います。そして、今年は心の中でいろんな迷いがありましたが、私の中ではすでに決意できたのでそれも大きな前進ではないかなと思います。また、大学4年間のなかで今年が一番いろんな人に出会えたので、とても嬉しく思います。それは、行政書士事務所というフィールドがあってのことなので、お誘いいただいた師匠にはとても感謝しています。来年からも行政書士以上に面白いことをいろいろ活動していけたらなと思っています。

今年5月から始めました「行政書士補助者日記」を読んでいただきありがとうございました。継続することが苦手な私がここまで続けられたのも皆さんのおかげだと思います。そして、行政書士受験生やこれから開業される方々の参考になったかどうかはわかりませんが、来年からも同じような姿勢でブログを続けていこうと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。それでは、よいお年を!

お役所も仕事納め

2005-12-28 | 実務現場
役所関連が今日で年内終了。
年明けは1月4日からのようです。
それまでは、内の仕事を頑張ろうと思います。
よく、年内はいつまでですか?と聞かれますが、
「できるとこまでやります!」というような返事を返しています。
事実、晩の11時からでもお客様の相談にのっているような行政書士事務所が他にあるのかというと、そうそうないと思います。
これぞ、わが事務所といった感じです。
さすがに31日くらいは休ませてもらいたいと思います。

さて、最近よく思うのは経営者の苦労です。
人を雇うにあたっての人間関係に苦労したり、裏切られたり、
もともと共同経営でしていた仲だったが、それぞれ違う道を歩むのになかなか話がまとまらなかったりと。
使用者と労働者という関係があり、
労働者が弱者であることはわかりますが、
それが必ずしもそうでないことが最近わかった気がします。
私が、本屋さんで働いていたときは部長から「そんなんじゃ、お前の給料だされへんぞ!」と厳しい言葉を浴びせられ、憤りを感じたことがありますが、それだけ経営者というのは必死だということです。
その言葉の重みが今でも脳裏によみがえり、
いまでこそ、「そうだったんだな」と納得できるような気がします。

経営者の方々が抱いている苦悩を解決して、
仕事に集中してもらうという意味でも、行政書士がもっといろいろ
お役に立てることができたらいいなと思っています。

事務所泊まり

2005-12-27 | 雑談
お客様のご相談に応じるため、終電をあきらめ事務所で泊まることになりました。
今日は実はこれで3日連続事務所泊まり。
さすがに3日泊まると少し疲れがたまります。
しかし、やはり事務所にいることで、仕事ははかどります。
なんてったって起きた瞬間、そこが事務所ですから。

来年、事務所を移転するのかどうかといった点も現在、所長といろいろ話し合っているところです。
現在の立地条件は私と関係の深い南郵便局も近くにあり、警察は右斜め前という重要なアピールポイントがあるので、手放すのは少しもったいないような気がしています。

さて、明日は昼から堺市駅で面談が入っていますので、
いろいろと頑張ろうと思います。
それでは!



クルマ探し

2005-12-23 | 雑談
今日は午前中に所長とともに富田林の方へマツダNCロードスターを見に行きました。
久しぶりにミッション車に乗り、血が騒ぎました。
昔(1年ほど前)は、古本屋さんの本の輸送をしていたので、
それこそ、3tトラックや1t車などを運転していました。

続いて、大阪市内で解雇予告手当不支給で1件相談がありました。
その後、南港の約1200台もの中古車があるジャックカートレットへ行き、車を見て周りました。お目当てのロードスターは1台しかありませんでしたが、所長は「絶対NBの方がいいやん!!」とNBロードスターを大評価していました。
所長に言われて気がつきましたが、確かに今の車は内装が安っぽいような気がします。

さて、質の高いNBロードスターをできるだけ安く買う!という方向で考えていますが、なかなか金額的に折り合いがつきません。
来年1月中には絶対クルマ!と信じてやみませんが、なにせ大きな買い物なので、慎重に選ぼうと考えています。


大雪

2005-12-22 | 雑談
今日は午前中大雪でした。
私は朝から大阪法務局佐野出張所に向かうべくバイクを泉大津に走らせていましたが、かなり厚着をしていって正解だったと思います。
昼ごろに大阪市内に出ますと雪が降ったような跡はあまりみかけられませんでした。
後ほど会った保険営業マンの話では、大阪市内だけは大雪を免れたとかいう話でした。それに新潟は大停電が起こったとか。
午後は、お客様の会社を訪問し、その後大阪法務局へ所要を済ませるために行きました。そして、事務所に戻り保険の営業マンと打ち合わせをしました。
その後は諸々の雑用を済ませ、帰宅しました。

警察・検察庁

2005-12-21 | 実務現場
今日は傷害事件の被害者と午前中に加害者の住所を照会してもらうため警察署へ行きました。待合室で10分くらい待たされて担当の刑事が言うには加害者といえども個人情報やプライバシーに関わることななので言えないという結論でした。被害者の権利はいったいどうなるんだ、といっても埒があかなかったので、続いて、大阪区検察庁へ行きました。検察庁へは建物の中に入る前から門番にどういった目的できたか、どういった立場の人かということをまず聞かれました。建物に入って、受けつきに電話で話を通してもらい、検察官のところへ行きました。半年も前の事件で当時の検察官は違う部署に移ったらしく、引きついでやっておられる検察官の方に話をしました。その方はすぐに手を打ってくれて、別のフロアにある記録室に行くように言われました。
記録室の方もかなり良心的な方々で、できるだけ資料の閲覧が早くできるように工夫してくれるという話でした。

本年度授業終了!

2005-12-20 | 大学関連
今年の大学の授業も今日で最終でした。
来年も授業はありますが、1週間だけです。
あぁ、なんて早いんだ!
高校時代も早かったですが、大学時代も早いな~と思います。
私はⅡ部学生なので、夜間授業を受けるわけですが、昼間受けるのとは雰囲気が違い、やはり夜学ぶというのは自分にとってとても良かったのではないかと思います。なにより、時間の有効活用ができたことが大きいです。Ⅱ部ならではの独特な雰囲気を来年度からは味わえないのは少し寂しい気がします。
それは、ともかく無事卒業することが最優先!ということで1月は試験勉強頑張ります。残りの12月は仕事集中モードで頑張ろうと思います。

佐野出張所

2005-12-19 | 実務現場
今日は朝から泉佐野にある佐野出張所に類似商号の調査に行ってきました。
大阪法務局の本局や大阪北支局などには行ったことがあるのですが、大阪の南部の出張所というのは始めてでした。
佐野出張所は泉佐野の駅から徒歩7分くらいのところで簡易裁判所の横にありました。
いつも大阪法務局へ行っている私の感覚では中はそれほど広くなく、登記相談用のスペースも設けられていませんでした。
そこで、私は類似商号調査と、定款に記載する目的の「OK」をいただいてきました。
自宅から電車で行くと遠回りになるので、自宅から泉大津までバイクでいき、そこから電車でいったのですが、普段全然利用しない路線なので、なかなか楽しかったです。時間にして片道1時間くらいでいけたと思います。
次に行くときは設立の登記申請のときになります。

保険つづき

2005-12-17 | 雑談
昨日、早速来年の新しい取り組み<損保>について保険屋さんからメール及び電話がありました。
保険の営業をするためにはなにやら試験を受けなければならないようで、その事前講習会と試験が来年2月におこなわれるとのことです。
早速週明け早々に申し込もうと思います。
受験料は行政書士試験等とは違って1600円で受験でき、ほとんどの方(99%)合格できると聞きました。
そのわりに講習会が9時半から3時半までと長丁場であることに少し驚きます。
来年の大学の試験が終わったら、またいろいろなことができる楽しみがあり、期待を膨らませています。

身近な法律家とは

2005-12-16 | 実務現場
行政書士の仕事は非常に高度なことだと感じることが多々あります。
特に民事でのトラブルなど、一本一本ひもをほどいていく作業はかなり時間を要するし、精神的にもかなりの負担になります。
私自信は所長に比べるとまだまだ未熟ですが、所長を見ているとお客様に対する気配り心配りといったきめ細かなサービスをしているところを私自信、見習わなければならないと思います。
これこそがまさしく「身近な相談相手」としての行政書士なんだなぁと感じました。

今日は夜から面談が3件ありました。
7時から民事トラブルの契約書、内容証明の打ち合わせ
8時半から傷害事件の示談書についての相談
10時半から法人のお客様からの資本関係に関する相談ほか

といった感じで、堺筋線天下茶屋行き終電で帰りました。
お客様によっては「昼間は働いていて、夜間しか相談に行けない」という方もいて、そういった方々のためにも夜間でも対応できるのが当事務所の強みでもあるのかなと思います。