生活習慣病と食生活 糖質制限とHbA1c 抗糖化(アンチグリケーション)

大豆は低糖質で高蛋白質だから健康的ダイエットに。血糖値に優しいので糖尿病対策に。

自動販売機の功罪

2009-02-27 14:07:57 | 生活習慣病
      オレンジジュース1缶の糖質量

オレンジジュース一缶(350ml)の糖質量は38.5gです。

食パン一枚の糖質量が31gですのでジュースの糖質が多いことがお分かりいただけますね。

オレンジジュースを一缶飲みますと血糖値は一般的に食後は200mg/dl以上に上昇します。
食後高血糖により血管の内側が障害を受けます。

例えば
朝食にパンを食べます。
10時頃ジュースを飲みます。
12時にパスタを食べます。
3時にお菓子とジュース類を飲みます。
7時に夕食としてモスバーガーでドリンクとハンバーガーを食べます。
10時にバニラアイスクリームを食べます。
以上の場合6回の食後の高血糖が起こっています。
これを1年継続しますと2190回の食後高血糖が発生します。
10年で21,900回の食後高血糖になり、50歳代になった時には10万回の食後高血糖となります。
この回数が血管の老化の回数になります。
この回数がすい臓からインシュリンが大量放出される回数です。
このように糖質により、老化とすい臓疲弊が同時に進行します。
早めの老け込み(皮膚・内臓・身体・血管)
すい臓の疲れによりインシュリンを出す力が弱くなり糖尿病を発症します。

昔は自動販売機が無かったので、糖質摂取回数は3回の食事だけでした。
今は自動販売機のために、24時間の外食産業開店のために糖質摂取回数は6回~10回になっているといわれます。

昔は50歳代で5万回の食後高血糖の回数が、今や人によって違いますが10万回~20万回になっています。

ですから今大きな問題となっているのは、若いうちからすい臓が弱ってしまいます。
多くの30歳台の女性が耐糖能異常(糖尿病予備軍)となっているそうです。

糖質摂取回数が増加していることが原因です。
自己の健康確保は自己の食生活によります。
食品選択に注意しましょう。


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