(2011.10.4 みちのく自転車道:郡山市)
10月4日、きょうも秋晴れのいい天気になりました。
こんないい天気に、わたしは会社が休みなのです。しかも、きょうは用事があるという“ワイフ君”から『こんなに天気がいいんだから自転車に乗ってきたら』と、ありがたいお言葉まで頂戴したのです。
そこで午前11時30分、おもむろに登場したのが電動アシストの“リアルストリーム君”です。
ちょうど今は稲刈りの最盛期です。安達太良をバックの稲刈り、放射能汚染の問題はクリアしましたが、いつもの年のように収穫を手放しで喜べるような状態じゃないところがくやしいところです。
青空に白い雲がポコポコと浮いているところが、いかにも秋の空らしいような気がします。
そういえば、この“リアルストリーム君”はみちのく自転車道デビューがまだだったのです。
そこで今日は“リアルストリーム君”の航続距離がいかほどのものなのか。カタログ通りではないだろうけれど、みちのく自転車道を往復できるかどうか試してみようと思ったのです。
ススキの穂が風にたなびいています。少々の向かい風でも電動アシストの“リアルストリーム君”なら気にもなりません。
みちのく自転車道に入り、国道288号線の橋をくぐり、磐越東線の鉄橋のところを通過しています。
郡山市内の阿武隈川はいたるところでこんな状態になっています。川原の大きな柳の木がゴミを全身にまとわりつかせて倒れているのです。ただでなかった増水の状況がうかがい知れます。
午後1時10分、みちのく自転車道の中間地点御代田橋を通過しています。
みちのく自転車道で一番早い紅葉はヤマザクラ。注意してみると雑木林の色も僅かですが変わってきているように感じます。
須賀川市内、舗装の荒れた田んぼの中のくねくね道もフロントショックのある“リアルストリーム君”ですから平気です。
みちのく自転車道を走っているといたるところにこんな光景があります。堆積した川原の萱の中に大量のペットボトル。捨てられたペットボトルが増水で浮き上がり、流れで一カ所に集められたんだと思います。
浜尾遊水地の対岸、わたしのすきなみちのく自転車道の通行止めが無くなっています。そこできょうはこちら側を走ってみることにしたのです。
結果はごらんの通りです。これだったらまだ通行止めのままにしておいたほうがよかったと思います。ブルーシートが傷まないか心配しながら、それでもしっかり乗ったまま走ってきてしまいましたけど・・・。
もう、みちのく自転車道の惨状だけご覧になってください。それでも自転車が通れるように、というより、ここは車も通りますから通行の妨げになる物はしっかり取り除いてありました。
自転車の右側、土手の上の畑もくぐったようですから川の増水は7~8mは優にあったと思われます。
玉川村との境では自転車道に堆積した砂のために自転車を引いて歩きました。乙字ケ滝方面からやはり自転車を引いてこられた方がいて
「この砂はどこまで続くんですか?滝へは行けるんですか?」と尋ねてみました。
「この砂は少しの間です。滝へは行けるんですが、その先で橋が渡れなくて引き返してきました」とのことでした。
この方は須賀川市のかたで、自転車道から乙字橋を渡って市内へ戻ろうと思っていたようです。
「震災以後、乙字橋は通行止めになっていますからね。それじゃ!」
乙字ケ滝までも同じ状態が続いていました。所々砂のあるところはタイヤが埋まってハンドルをとられるので注意が必要です。
午後2時15分、これが今日の乙字ケ滝。
滝見不動堂の境内にあったフェンスが増水にもぎ取られたために立ち入り禁止になっていました。
時間は午後2時23分、“リアルストリーム君”の電源ランプ4個のうち2個を残して帰途につきました。
帰りもまた、みちのく自転車道の惨状を眺めながら同じルートを戻ります。ところが走り出してすぐ、電源ランプが1個消えて残りが1個になってしまいました。
ここは浜尾遊水地。
これが川向かいのみちのく自転車道のブルーシートで覆われたところです。
ここから残りは30キロ弱、最後まで電源が持たないことは確実ですが、いったいどこまで走れるのでしょうか。
郡山市街地が見渡せるところまで来ました。残り一つになった電源ランプがずっと点滅を繰り返しています。そういえば出発してくる前に充電をしていたときのことを思いました。ランプは3つしか点灯していなかってので、フル充電するために充電器にのせておいたのです。4個目のランプが点滅して充電中なのが分かりました。そしてついには4個全部点灯したのでフル充電になったものだと思って出発してきたのです。
安達太良をバックに散歩の老夫婦。こんなふうに年老いていきたいものです。ただ、わたしの場合は自転車に乗っていますけどね。
雲はどんどん広がって西の空を覆っています。太陽が隠れるとなんだか肌寒く感じます。
行きも帰りもススキの穂、風でたなびく姿がなんともいいのです。
ところで、“リアルストリーム君”の電池ですが、充電機にのせてフル充電になるとランプが消えるようなのです。ここを勘違いして全部点灯したのでOKだと思ったのですが、それは4個目を充電中とのことだったのです。
電車の音がしたので「はやぶさ」か!と思ったのですが残念でした。
あの橋を渡って帰ります。ここからわが家までは約3キロといったところです。点滅していた“リアルストリーム君”の電源は切ってあります。このさきの坂道で活躍してもらうために取っておいたのです。
午後4時16分、阿武隈川を渡ったところで“リアルストリーム君”の電源を入れました。ランプは点滅を繰り返していますが、クークーという音を立てて坂道を上ってくれました。
お日様はどんどん傾いて、逆光に光り輝くエノコログサは顕微鏡の中のバクテリアのようでもありました。綺麗な表現が出来ずに申し訳なし・・・。
五百川の橋を渡れば、ここからはもう本宮市。立ち並ぶ電柱のその向こう、我が家が限りなく近づいてきました。
自転車を洗車しているあいだに、あたりはもうすっかり夕景色になっていました。
西の空に日が沈んでいきます。電動アシストといえども結構疲れるものです。心地よい疲れを感じながら、夕焼けの入ったカメラを片手に玄関への階段をゆっくり上って行きました。
本日の走行距離 約80 走行時間 約4:00 平均速度 約20 最高速度?
10月4日、きょうも秋晴れのいい天気になりました。
こんないい天気に、わたしは会社が休みなのです。しかも、きょうは用事があるという“ワイフ君”から『こんなに天気がいいんだから自転車に乗ってきたら』と、ありがたいお言葉まで頂戴したのです。
そこで午前11時30分、おもむろに登場したのが電動アシストの“リアルストリーム君”です。
ちょうど今は稲刈りの最盛期です。安達太良をバックの稲刈り、放射能汚染の問題はクリアしましたが、いつもの年のように収穫を手放しで喜べるような状態じゃないところがくやしいところです。
青空に白い雲がポコポコと浮いているところが、いかにも秋の空らしいような気がします。
そういえば、この“リアルストリーム君”はみちのく自転車道デビューがまだだったのです。
そこで今日は“リアルストリーム君”の航続距離がいかほどのものなのか。カタログ通りではないだろうけれど、みちのく自転車道を往復できるかどうか試してみようと思ったのです。
ススキの穂が風にたなびいています。少々の向かい風でも電動アシストの“リアルストリーム君”なら気にもなりません。
みちのく自転車道に入り、国道288号線の橋をくぐり、磐越東線の鉄橋のところを通過しています。
郡山市内の阿武隈川はいたるところでこんな状態になっています。川原の大きな柳の木がゴミを全身にまとわりつかせて倒れているのです。ただでなかった増水の状況がうかがい知れます。
午後1時10分、みちのく自転車道の中間地点御代田橋を通過しています。
みちのく自転車道で一番早い紅葉はヤマザクラ。注意してみると雑木林の色も僅かですが変わってきているように感じます。
須賀川市内、舗装の荒れた田んぼの中のくねくね道もフロントショックのある“リアルストリーム君”ですから平気です。
みちのく自転車道を走っているといたるところにこんな光景があります。堆積した川原の萱の中に大量のペットボトル。捨てられたペットボトルが増水で浮き上がり、流れで一カ所に集められたんだと思います。
浜尾遊水地の対岸、わたしのすきなみちのく自転車道の通行止めが無くなっています。そこできょうはこちら側を走ってみることにしたのです。
結果はごらんの通りです。これだったらまだ通行止めのままにしておいたほうがよかったと思います。ブルーシートが傷まないか心配しながら、それでもしっかり乗ったまま走ってきてしまいましたけど・・・。
もう、みちのく自転車道の惨状だけご覧になってください。それでも自転車が通れるように、というより、ここは車も通りますから通行の妨げになる物はしっかり取り除いてありました。
自転車の右側、土手の上の畑もくぐったようですから川の増水は7~8mは優にあったと思われます。
玉川村との境では自転車道に堆積した砂のために自転車を引いて歩きました。乙字ケ滝方面からやはり自転車を引いてこられた方がいて
「この砂はどこまで続くんですか?滝へは行けるんですか?」と尋ねてみました。
「この砂は少しの間です。滝へは行けるんですが、その先で橋が渡れなくて引き返してきました」とのことでした。
この方は須賀川市のかたで、自転車道から乙字橋を渡って市内へ戻ろうと思っていたようです。
「震災以後、乙字橋は通行止めになっていますからね。それじゃ!」
乙字ケ滝までも同じ状態が続いていました。所々砂のあるところはタイヤが埋まってハンドルをとられるので注意が必要です。
午後2時15分、これが今日の乙字ケ滝。
滝見不動堂の境内にあったフェンスが増水にもぎ取られたために立ち入り禁止になっていました。
時間は午後2時23分、“リアルストリーム君”の電源ランプ4個のうち2個を残して帰途につきました。
帰りもまた、みちのく自転車道の惨状を眺めながら同じルートを戻ります。ところが走り出してすぐ、電源ランプが1個消えて残りが1個になってしまいました。
ここは浜尾遊水地。
これが川向かいのみちのく自転車道のブルーシートで覆われたところです。
ここから残りは30キロ弱、最後まで電源が持たないことは確実ですが、いったいどこまで走れるのでしょうか。
郡山市街地が見渡せるところまで来ました。残り一つになった電源ランプがずっと点滅を繰り返しています。そういえば出発してくる前に充電をしていたときのことを思いました。ランプは3つしか点灯していなかってので、フル充電するために充電器にのせておいたのです。4個目のランプが点滅して充電中なのが分かりました。そしてついには4個全部点灯したのでフル充電になったものだと思って出発してきたのです。
安達太良をバックに散歩の老夫婦。こんなふうに年老いていきたいものです。ただ、わたしの場合は自転車に乗っていますけどね。
雲はどんどん広がって西の空を覆っています。太陽が隠れるとなんだか肌寒く感じます。
行きも帰りもススキの穂、風でたなびく姿がなんともいいのです。
ところで、“リアルストリーム君”の電池ですが、充電機にのせてフル充電になるとランプが消えるようなのです。ここを勘違いして全部点灯したのでOKだと思ったのですが、それは4個目を充電中とのことだったのです。
電車の音がしたので「はやぶさ」か!と思ったのですが残念でした。
あの橋を渡って帰ります。ここからわが家までは約3キロといったところです。点滅していた“リアルストリーム君”の電源は切ってあります。このさきの坂道で活躍してもらうために取っておいたのです。
午後4時16分、阿武隈川を渡ったところで“リアルストリーム君”の電源を入れました。ランプは点滅を繰り返していますが、クークーという音を立てて坂道を上ってくれました。
お日様はどんどん傾いて、逆光に光り輝くエノコログサは顕微鏡の中のバクテリアのようでもありました。綺麗な表現が出来ずに申し訳なし・・・。
五百川の橋を渡れば、ここからはもう本宮市。立ち並ぶ電柱のその向こう、我が家が限りなく近づいてきました。
自転車を洗車しているあいだに、あたりはもうすっかり夕景色になっていました。
西の空に日が沈んでいきます。電動アシストといえども結構疲れるものです。心地よい疲れを感じながら、夕焼けの入ったカメラを片手に玄関への階段をゆっくり上って行きました。
本日の走行距離 約80 走行時間 約4:00 平均速度 約20 最高速度?
それにしても一月前に乗ったみちのく自転車道と阿武隈川が大変になっているのですね。
原発と震災復興が急務ですから,こちらはまだまだになるのかなあ。
地元の方々も利用する「生活道路」なので一日も早く復帰することを望みます。
こちらはアシスト以上にスピードを出そうとしますからとても疲れるんです。これじゃアシストされているんだか、しているんだか、分かったものじゃありません。おかげでいい運動になりました。
郡山市街地のみちのく自転車道も沢山あったゴミをきれいにかたづけてありました。ほんとうにありがたかったです。
乙字ケ滝までの自転車道の両側は写真のようにゴミがフェンスにまとわりついていましたが、自転車は難なく通ることが出来ました。ただ、玉川村と須賀川市の境、大量に積もったサラサラの砂は、自転車に乗ったままではどうにも通行できませんでした。
“自転車乗り”の邪道とも思える電動アシストですが、アシストされる時速24キロという速度よりどうしても速く走ろうとしてしまうようで、実際はとてもいい運動になることが分かりました。走り終えたときいつもより疲れたような気さえいたしました。今度はフル充電で再度チャレンジしてみなくてはなりません。
明日10/9は、Mr0結婚式です~(サンパレス)
彼の数々の勇姿?をブログにアップしました~
ENDLESS HIDE
明日の結婚式は“ENDLESSのみなさん”でおおいに盛り上げてください。いい仲間といい伴侶に出会えて幸せ者の“Mr.Oさん”ですね。