“サボテンの花”といっても歌の方ではありません。オレンジ色の花びらに緑色のめしべなんです。
去年、ご近所の奥さんが『〇〇さん、捨てようと思ったんだけどサボテンはいらない?』と持ってきてくれたんです。サボテンはいいかな・・・と思ったのですが、せっかく持ってきてくれたんだし、奥さんも捨てるのは忍びないという様子だったのでありがたく頂戴したんです。
それほど魅力的な格好はしていなかったのですが、春になって蕾を持ち始めたんです。蕾が膨らみ始めるとそりゃどんな花が咲くのかワクワクしますよね。そして、とうとう先日花が咲いたんです。
そしたらね、膨らんだつぼみの先端から綺麗な緑色のめしべだけチョロッと顔を出したんです。ややっ、今まで見たことのない色。花びらはいったいどんな色なんだろうと期待はどんどん膨らんできたんです。わたしのイメージでは黄色だったのですが、ご覧のような鮮やかなオレンジ色のとってもいい花でした。どうです、なかなか魅力的な花でしょう。きっと奥さんはこの花をずっと見て知っていたから、捨てられずに誰かに可愛がって欲しかったんでしょうね。
しかしながら、昔育てていた大きくて派手なクジャクサボテンはダメにしてしまいましたし、花屋さんからいただいてきたドラゴンフルーツは今年の冬越しでダメにしてしまいました。
いまは4種類のサボテンが花を咲かせています。
我が家のももう少しで開花します。
そしたら雨の予報なんですね。天気予報見てからやればいいものを・・・バカですねぇ。
このサボテンの花、なかなかいいですよね。花の色は基本的に虫を呼び込むためのものなんでしょうから、虫の目を通して見るとこの花びらもめしべも魅惑的な色なのでしょうか。それがたまたま人間から見てもやっぱり魅力的に見えたということなんでしょうね。
花は決して人間のためには咲かないのに、お金で売り買いしたり消毒して虫を殺したり、本末転倒ですね。