LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

また夜行バス

1998年01月26日 | パキスタン・インド日記
1月26日 (月) フンザ-ギルギット- (夜行バス)

8時起床。寝るのが遅かったので起きるのが結構辛かった。外を見ると少し青空が山々の上にのぞいている。フンザで見る初めての青空だ。(昨日までは白だった)

今日ここを去る事をこの天気のおかげで少し戸惑ったが、こんな寒さにはもう耐えられないと思い荷物をまとめる。凍りそうな水で髪だけ洗いもう1日いるという佐藤君に2日分の宿代(1泊50rs、総合計200rs)を渡してサヨナラし、(ハイダーには会えなかった)祐司君と街を歩いて下りた。スズキ(5rs)に乗りアリアバードへ行きすぐギルギット行きのバス(50rs)を捕まえる事が出来た。

チャイ屋に入ったもののゆっくり飲む間もなく(4rs)9:45AM出発。12時前に到着するまでの約2時間、私は感動で胸がいっぱいであった。「カラコルムハイウェイ」美しい響きを持つ魅力的なその名前、あまりにも雄大な景色、険しい道。フンザに行く時は寝てたのでほとんど見ていなかったしフンザでは白かった。

バスが止まる度に窓から顔を出して夢中でシャッターをきった。今まで私の中でのアジアNo1はベトナム、メコンデルタであったがその称号はこのカラコルムハイウェイに譲る事にしよう。夏にもう一度この景色を見てみたい、そう思わざるを得ないほど美しい景色であった。(美しいという言葉のなんと貧困な事か!)

ギルギットのNATCO(バス会社)で2時発のBIG BUSのチケットをとり、それまでの時間ギルギット市内を散歩。コーラさえ飲めず、腹へってこまっていたらバス停にレストランがあった。バスはギルギットを出てピンディーに向かって走った。その間一体何度「すげー、すげー」と連呼しただろう。夜途中立ち寄った所でキーマカレー、ナン、チャイ(33rs)を食べたが、来る時食べてキーマより味が劣っていた。前回食べたキーマはパキスタンに来て初めておいしいと思えるものであった。

そんなに寒くもなく快適なバスであった。ミニバスの方が早く着くとガイドブックにかかれていたが、遅くてもよっぽどこっちの方がいい。来る時にのったミニバスは2度と乗りたくない史上最悪の乗り物1位に認定。しかしバスの中でたばこを吸う奴等にはむかついた。それに加えてバスの乗客はなんでこんなにむさっくるしい男ばっかりなんだ!

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