見えなくなるまでのカウントダウン2

一般人だと思ってたのに、視覚障害者でした。
 網膜色素変性症&錐体杆体(すいたいかんたい)ジストロフィーだってさ。

言うタイミング

2011-12-19 00:37:56 | 男子の話
この前の話…


好きな人のことを考えていたら、むしゃくしゃしてきて、



えぇい! 飲んでやる!!



と夜中に一人でバーに行ってきたんです


一人、カウンターで、
美味しいカクテルを飲む


この時間が最高に気持ちいい☆


タバコもこの時間だけは解禁して、
煙とともにモヤモヤを吐き出して



よし、頑張ろう!



って気持ちを入れ替えられるんです



私がよく行くお店はカウンター数席だけの小さなお店でたいていが貸切状態☆



この日もバーテンダーのお兄さんとお話しながらお酒を楽しんでたんです



そしたら
趣味の話で意気投合して



『今度、一緒に飲みに行きましょう』



みたいな展開になったんです


一瞬迷いましたが、好きな人とのことも決着つけなきゃ と思っていた時だったので


これも良いきっかけか…


と連絡先を交換したんです



今まで出会った男子とは違う夜のニオイのする人だったので、ドキドキだったのですが、


その日からメールや電話をちょくちょくするようになったんです


お話していてとても楽しい人なのですが、
一つ気がかりが…



そう


大事なことを言えてないんです



『私、目が悪いんです』



この一言が言えなかった…




メアドの交換をした時も


『これで合ってる?』
『う、うん 合ってるはず…』(見えない…)



趣味の写真を携帯で見せてもらった時も


『へぇ~ いいですね!』(全然見えんーーー!!)



そんな感じでした…


ま、別に
向こうはお客さんの一人として扱っているだけなので、そんなに気にすることでもないのでしょうけど…


妙に意識してしまって、
連絡があるたびに



『今日飲みに誘われたらどうしよう』
『メニュー見えないんだけど…』
『目のこと知ったら引くよね…』


とか

無駄にいろんなことを考えてしまうんです…(苦笑)



ほんっと損な性格だと自分でも思います



にしても…


『伝えるタイミング』っていつなんでしょうね?



毎回、この手の悩みにぶつかります



ベストは一番初めに自己紹介的に伝えられたら良いのですが…


相手が好みのタイプだったり、
イケメンだったりしちゃうと



良く思われたいゴコロが先に出るので
とてもじゃないけど 言えません…



『○○区に住んでてね、29歳でね、○○で働いててね、それでね、生まれつき目が悪いの』


あ そーなんだ☆

って相手が聞き流してくれるくらいに
サラッと言えたらどんなにいいでしょう


『盲学校 卒業』
『視覚障害者』


この言葉たちが 私の仕事探しと恋愛の足を引っ張っているような気がしてなりません



世間の【イメージ】はまだまだ暗くて重いですね…


そういえば、昔
『一人でバーに行く』って書いたら叩かれたっけ…


そういうのもいちいち凹むんですよね…






あーあ





よし!!
元気出そう!!



近いうちにまたお店に顔を出して、言えそうなタイミングがあれば


『あたし、目があんまり見えてないんですよ~』


ってサラッと言ってしまおう!



それで引かれたらそれまでの話☆
そういう人もいるんだよね くらいに思おう☆




平気 平気!



このぐらいなんてことないさ!!



よーーーしっ!

明日もがんばるぞーーーー!!!!