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Keep Your Stick on the Ice!

カナダで出会った生きている英語

What time did you turn in last night?

2007年01月11日 | Weblog
 Christianに"What time did you turn in last night?"と聞いてみたら「2時」と答えてくれた。昨夜ESLで習った"turn in"を使ってみたのだが、ごく自然に、うまく通じたようだった。この"turn in"というのはフォーマルな言葉ではないが、"go to bed"と同じ意味を持つらしい。彼によく使うかどうかどうかをついでに聞いてみたら"Good usage."と言っていたから、覚える価値はありそうだ。ただ、ネイティブスピーカーでない人に対してどれだけ通じるかという疑問は残る。逆に考えれば、英語に対する習熟度を知る尺度として使えるかもしれない。"How are you?"などの後に自然に添えればいい。時刻が返ってきたら、ネイティブスピーカーか、それにかなり近いと判断して良さそうだ。それにしても奴は、午前2時までいったい何をしていたのか。

I dream of going to Ottawa.

2007年01月10日 | Weblog
 未来を表現するには"will"や"be going to"が真っ先に思い浮かぶ。他にも"shall"なんかがあるが、いやいやそれだけではない。ESLでAnneが何十もいろいろな言い回しを紹介してくれた。普段、何気なく使っている言葉の中にも未来を表現しているものがたくさんあるということである。そのうちの一つが"I dream of going to Ottawa."だったが、夢があってなんともいい表現ではないか。いつも"would like to do"、"want to do"、"wanna do"と言っているところを、"dream of doing"に置き換えてみよう。それにしても行きたい場所がカナダの首都Ottawaでは、Anneやそこらのカナダ人以上にカナダを飛び回っている僕としては夢がない。僕だったら"I dream of going to Yukon and Nunavut."とでも言うだろう。カナダには10州に加え、北緯60度以北に3つの準州がある。最も古くからあるNorthwest準州には1年ちょっと前に家族そろって訪れる機会を得たが、今後、Yukon準州とNunavut準州に行くことはあるだろうか。これは、人生の楽しみとして残しておこうと思っている。

Otherwise, you'll go ass over teakettle.

2007年01月09日 | Weblog
 スケート靴は英語で"a pair of skates"あるいは単に"skates"といい、"shoes"をつけたりしてはいけない。Lindsayにそう注意されたことがある。今年で3シーズン目になる僕の"skates"を日曜日、初めて"sharpening"、つまり研いでもらった。以前、Andrewに触ってもらって、それほど"dull"ではないと言われたが、とりあえず研いでもらったスケート靴で滑ってみたかった。何週間か前にChristianも研いでもらったそうで、研いだ直後の靴はひっかかるから止まる時には特に気をつけるようにとアドバイスをくれた。さらに"Otherwise, you'll go ass over teakettle."と付け加えた。この見慣れぬ"ass over teakettle"というのは「まっさかさまに」というイディオムで、ブリティッシュ・コロンビア州の大学で教鞭をとっている彼のお父さんがよく使うらしい。ここでは、気をつけないと頭からすっ転ぶことになるというような意味だろう。しかし、全くそんなことはなかった。研いだばかりの"skates"は最高の切れ味である。

For good measure they also declared ...

2007年01月08日 | Weblog
 おととしの秋、僕の母や伯母ら総勢6人の日本人おばさんがカナダ旅行でNiagaraに来た時、車でTorontoまで連れて来てちょっとばかり案内したことがある。州会議事堂の前で「これは誰の銅像ですか?」と聞かれ、「初代首相マクドナルドです」と答えたら、「マクドナルドだって!」と大笑いされた。日本人にとってマクドナルドといったら、ファーストフードのマクドナルドで、ピエロのキャラクターが思い浮かぶ。まったく失礼な話である。いったいどれだけの日本人がカナダ初代首相Macdonaldのことを知っていることだろう。ハンバーガー屋の方はMcDonald'sだが発音はほとんど一緒。たいていの日本人はまともに発音できない。昔、ラジオ講座のテキストの広告に「マク・ドー・ノー」と3拍子で発音すると書かれていていぶかしく思ったことがあるが、まあそんなところだろう。カナダ人に「日本語では『マクドナルド』と発音する」などと話すと、また大笑いされる。娘はまともに発音できるので、日本の友達に向かって"McDonald's"なんて言ったら、今度はいじめられるのかもしれない。さてさて、1月11日はMacdonaldの誕生日で、国の祝日にしようという運動があるらしい。実際、2002年には彼を讃える特別な日であると宣言されたらしく、新聞にはこんなことも書かれていた。"For good measure they also declared Nov. 20 - the birthday of Sir Wilfrid Laurier, Canada's first French-Canadian prime minister - a special day on the Canadian calendar." フランス系カナダ人で初めて首相になった第8代Laurierは"for good measure"、つまり「おまけとして」添えられたようだ。いずれにせよ、2人の肖像はそれぞれ$10、$5紙幣に描かれているので知らないカナダ人はいない。日本の初代首相伊藤博文もそんなわけで、僕には馴染み深かったが、今の子供たちにとってはどうなんだろう。

Get outta here!

2007年01月07日 | Weblog
 先日、街中のあまり好ましくないような場所を歩いていたら、若い男女が喧嘩をしていたのか、女性の方が"Fuck off! Get out!"と何度も叫んで、早足で立ち去って行った。まれにこんな状況に出くわすことがあるが、これぞ生きている英語だと思わされる。どちらも「あっちへ行け!」の語調を強めたような表現だが、"fuck off"は"masturbate"という意味で、「あっちへ行って独りでやってろ!」というようなニュアンスが込められているに違いない。そういう表現があることは知っている必要があるが、まともな精神状態にある時に使ってはいけない。"Get out!"はもう少し丁寧に言うと、"Get out of my sight!"あるいは"Get out of here!"といったところだろう。"out of"の発音はしばしば"outta"になる。"Get outta here!"なんかは日常生活でも時々耳にするが、それは「出て行け!」という意味ではなくて、「ばかなことを言うなよ!」と相手の冗談に応える時に使われる。"No way!"もそんな場面でよく使われる。

And he was my world.

2007年01月06日 | Weblog
 ふとつけたテレビでとある映画をやっていて、死んだ夫のことを語っていた初老の女性が"And he was my world."と言っていた。なかなかいい表現だ。この"world"には特別な意味でもあるのかと辞書を見てみると、「この上なく大事な物」という口語表現を見つけた。ずばりこれだろう。ウェブで調べてみると、母親が子供のことを"He is my world."などと言い表しているページがたくさんある。僕にしてみれば"She is my world."である。こんなことを公言すると、また年配女性たちから苦情をもらいそうなので、"My family is my world."としておこう。どういった主語がこの文に使われるか、さらにウェブで調べてみると、勉強や仕事関連はほとんど皆無で、釣りや音楽などさまざまな趣味がくる。特に多いのは"Computers are my world."である。分からなくもない。今の時代、検索エンジンを使えば、言葉の利用頻度が大まかに調べられるからまた便利である。文頭に"And"が使われてるが、"But"とともにフォーマルな英語では使ってはいけないとされていて、Christianにも駄目だと言われたことがある。論文執筆時には僕は、それぞれ"In addition,"、"However,"などを使うようにしているが、しゃべる時はそんなこと、気にしなくていい。

One cloud on the horizon this year is ...

2007年01月05日 | Weblog
 研究所長Janetの年頭挨拶が電子メールで送られてきた。口頭でまとまりのない話を聞かされるよりも、要点がまとまっているメールを読まされる方がずっといいし、英語ならばなおさらだ。いつでも好きな時に読めるし、読みたくなければ別に読まなくてもいいし、実際、重要な物でもなかったが、こんな一文を見つけた。"One cloud on the horizon this year is the state of funding at our primary research funding agency, CIHR." 僕の辞書には"a cloud on the horizon"と書かれていたが、「迫り来る不幸などの兆し」とある。なるほど。僕には意味がよく分かるが一般の方には理解しがたいだろうか。CIHRというのはCanadian Institutes of Health Researchという連邦機関で、米国のNIH、つまり国立衛生研究所に相当する。日本に対応する政府機関が見当たらないので、説明を始めると長くなりそうなのでもうやめにするが、面白いのは、英語ではCIHRなのに、フランス語ではIRSCになるということである。連邦レベルではフランス語も公用語なので、例えばURLなんかも複数用意され、もちろん全てのサイトや書類が二ヶ国語で公開されている。Quebec州を独立させないため、カナダは莫大なお金を二言語主義の維持に費やしている。そのせいかどうか分からないが、医学研究のための予算が減らされるのかもしれない。いずれにせよ、僕なんかに給料を払ってくれるカナダ政府に対する感謝の気持ちを忘れずに、今年も研究に励みたいと思っている。

You're all by yourself.

2007年01月04日 | Weblog
 年末から年始にかけて、今年はどこにも出かけなかったので、少しの時間だけだが休暇中は毎日職場に顔を出していた。そして1月2日。日本はまだ三ヶ日だが、噂通りカナダの人の多くはこの日が仕事始めである。いきなりフル回転で働くわけでもなく、夕方はやや早めにみんな帰って行って、いつの間にか回りには人がいなくなってしまった。まだJulieが残っていて、"You're all by yourself."と言って帰って行った。この"all by oneself"は「全て自力で」という意味だけでなく「たった独りで」というような意味もあることを、後で知った。そして3日の夜、帰ろうとすると幸運なことにJulieだけが血眼になって仕事をしながら残っているではないか。"You're all by yourself." 覚えたらこうやって使っていないと、すぐに忘れてしまう。

Buzz me then.

2007年01月03日 | Weblog
 大学生になって独り暮らしを始めたのは、かれこれ17年も昔のことになる。その時は周りから珍しがられたが、テレビを持たなかった。なければないでなんとかなり、いつの間にか僕はテレビをあまり見ない人間になっていた。今だったらインターネットがあり、さらにそれに付随した、これまで考えられなかったような多様なサービスがあるので、コンピュータさえあればテレビなんて本当に不要だが、Torontoで独り暮らしを始めた時はテレビを手に入れ、毎月$30もケーブルテレビ会社に払っている。やはりめったにスイッチを入れることはないのだが、娘はよく見ていて、簡単なスペイン語なんかも覚えていた。一方通行、つまり受け身だけのテレビ鑑賞でどれだけの語学力向上が望めるか分からないが、家族がいる時にいいテレビに買い換え、今のは字幕が出るので多少は勉強になるかもしれない。よし今年は毎日テレビを見ることを目標にしようと決め、さっき覚えたのが"Buzz me then."というドラマの中で若者同士が使っていた表現。「そしたら電話して」というような意味だろう。"buzz"はハチのブーンという飛ぶ時の音に由来する擬音語だと思うが、口語では「電話する」という意味に使われる。それにしても日本のデジタルテレビ放送なんかを見ると、カナダは明らかに遅れているように思われる。僕がカナダのテレビ事情に疎いだけかもしれないが。

I'm telling you!

2007年01月02日 | Weblog
 大晦日の午後8時を過ぎた頃になってSanjeevからビールでも飲みに行こうと電話がかかってきた。特にやることもないので、2人で近くの飲み屋に繰り出した。彼はスリランカ生まれなのに、世界中を叉に掛けた父親に育てられたのでいろいろな国で育ち、英語しか話せない。スリランカはシンハラ語とタミル語という2つの言語が公用語になっているが、彼の先祖はシンハラ人だという。ついでに、スリランカといえば小乗仏教のイメージだが、仏教徒は70%ほどで、キリスト教徒、ヒンドゥ教徒、イスラム教徒もそれぞれ10%ほどいて、彼の親族はみなキリスト教徒だという。若き頃、無神論者だった僕はカナダに来てから一転してBuddhistおよびShintoistを自称しているが、彼はShintoismを初めて聞いたと言っていたので、以後、説明できるようにしておかねばならない。さて前置きはこの程度にして、スリランカの茶の話になった。農場の経営者らは朝摘んだ葉と夕方に摘んだ葉を味で区別できると言うので、僕が「そんなことは信じられない」と返したら、"I'm telling you!"と言われた。これは「本当だって、俺の話を信じて聞け」というような感じの良く使われる会話表現で、彼も急に真面目な顔になって話し続けていた。Sanjeevは信じ切っているようだが、僕はだまされない。別れ後、City Hallで行われている新年を迎えるカウントダウンに行こうかと思っていたが、雪ならまだしも、雨が降っていたのでやめた。テレビをつけると、うちから1kmも離れていないその広場が中継されてる。そして0時を回って打ち上げられた花火の音は、テレビのスピーカーからよりも、本物の方が大きかった。

My leg is killing me.

2007年01月01日 | Weblog
 日本ではもう新年だろうが、こちらは14時間も遅れているので、まだまだ大晦日。ようやく暗くなったところである。参加させてもらおうと思っていたJulieの家での年越しパーティーが中止になったので、何をしようかと、今日の午後は独りでスケートをしに行った。滑り終わって、靴に履き替えていると隣にいた子供が父親に向かって"My leg is killing me."と連呼している。よほど足が痛いらしい。ということはまだまだ初心者なんだろう。などとその時は思ったのだが、もしスケート靴で足が痛いなら、"My feet are killing me."あるいは"My skates are killing me."と言うはずである。転んで片足を痛めたのだろうか。そんな緊迫した様子もなかったから、単なる我儘だろう。今夜はこれからそのリンクで新年を迎えるカウントダウンがある。去年は今にも眠りに落ちそうな娘を連れてその場に行ったが、今年は独りぼっちの年越しだ。

I'm hungry as a horse.

2006年12月31日 | Weblog
 寝食を忘れてなどという言葉が日本語にはあり、僕はこの言葉を聞くと北里柴三郎が思い浮かぶ。インターネットなど考えられもしない今から100年以上の昔、30代前半であった彼はドイツに留学し、結核菌を発見したKochのもとで寝食を忘れて勉強したと言われている。破傷風菌の純粋培養成功から、抗毒素の発見を経て、血清療法の基礎を築くという医学史上に誇る業績を残した世界的な科学者であり、明治の偉人である。僕がカナダにいる間に、千円札の肖像が野口英世に変わってびっくりしたが、同時に一万円札が北里柴三郎に取って代えられなかったことは残念だった。それはともかく、同じく30を過ぎてから留学した僕も寝食を忘れて仕事に取り組んでみたいところだが、なかなかそうもいかない。せいぜい、食事を取る時間を数時間先延ばしする程度である。とはいえ、一生懸命頑張るとお腹がすく。お腹がすいていることを巧みに表現するにはどう言えば良いかChristianに聞いたら、"I'm hungry as a horse."と教えてくれた。僕の辞書には"hungry as a hunter"というイディオムが載っていたが、やっぱり動物の方が楽しい。

I have a hangover.

2006年12月30日 | Weblog
 僕は二日酔いになることなどめったにないのだが、今日は夕方までずっと気持ちが悪かった。昨夜はクリスマスのディナーに呼ばれ、スペイン産のスパークリングワインを持って行って、ビールいただいた後に何杯か飲んだのだが、それだけである。帰る頃になってだんだん気持ち悪くなって、地下鉄の中では座席に着いてずっと目を閉じていた。駅から歩いて自宅にたどり着き、飲み過ぎたのか、食べ合わせが悪かったのかなどと考える。夜は何度も目が覚め、朝になっても気分は最悪だった。僕が買った安いスパークリングワインが良くなかったのかもしれない。こんな二日酔い状態のことを口語で"I have a hangover."と言う。二日酔いは数えられるのか。不定冠詞の"a"をつけなければいけないことがあまり納得できないのだが、「一度に2つも3つも二日酔いになるなんてことはありえないだろう」とChristianに言われたことがある。風邪をひいた時も"have a cold"とするので、まあそういうものなのかもしれない。とにかく、そう覚えておこう。

Hope you have not dropped them like a hot potato!

2006年12月29日 | Weblog
 カナダ最大の都市Torontoから東へ250km、あるいは首都Ottawaから南へ150kmほど行くと、Ontario湖に面するイギリス風の古都Kingstonがある。そこにはQueen's大学という名門大学があって、そこのある教授と連絡を取っていたのだが、僕らの研究がいっこうに発表される気配がないので、心配してくれたのか、年の瀬も迫った頃に電子メールを送ってきた。カナダでは12月25日Christmas Dayと26日Boxing Dayは祝日で、翌月1日のNew Year’s Dayまで全てではないが、多くの人が休暇を取る。おととしと去年は僕も休暇を取ったので、今年は働いて様子を見ようと職場に出ているのだが、Steveは家で働いているようだ。で、そのメールには出だしから"I have not seen your paper in the literature and hope you have not dropped your parity studies like a hot potato!"と書かれていた。"drop something like a hot potato"は「あわてて、いきなり、あるいは惜しげもなく物を捨てる」、"drop somebody like a hot potato"とすれば「人と急に一切の関係を絶つ」という意味であると辞書に書かれている。"your parity studies"というのは僕の仕事のことを指している。実はタイトルを50文字以下にしなければならないという余計な制約があるので、主語を省略して"Hope"から始めてみたが、これはよく見られる表現法である。Steveも僕も"our parity studies"を早く発表したいのだが、僕らのアイデアに異を唱える人たちがいてなかなかうまく進まないのだ。こうしたチェック機能が働いてることは科学のいいところでも悪いところでもある。

You're not the sharpest knife in the drawer.

2006年12月28日 | Weblog
 遺伝子に関する研究論文で捏造などの不正をした疑いを持たれていた教授と助手が、懲戒解雇処分になったというニュースが、日本で流れている。当然の報いだろう。助手は実験の記録も取らずに信憑性のないデータを出し、教授はの妥当性などを確認せずに論文を多数発表したとされている。こんな話を聞いて、1年ほど前の嫌な思い出がよみがえった。僕も遺伝子に関する研究論文を投稿したのだが、投稿するまでにいろいろ手間取って、でも手間取ったのは僕ではなくてSteveだったというのが僕の言い訳だが、ようやく投稿した直後に、似たような論文がその間に発表されていたことを共同研究者のArcadiが突然知らせてきた。大失態だ。早く出してしまわなかった以上に、最近の動向をよく確認していなかったことが問題だった。Steveにはもちろん怒られた。Christianには"You're not the sharpest knife in the drawer."と言われた。「頭の切れる方ではない」というように訳されるが、最上級の否定だから、一見すごいように見えて、実はそうでもなかったというようなニュアンスだろうか。"not the sharpest tool in the shed"とも言うらしいが、必ず否定文で使うようにとのこと。