表きせかえ林道

紙のきせかえ人形で世界をつなごう。

何も知らない人に説明すること

2013-06-23 13:15:43 | 本の話
黒田龍之助さんの「ロシア語のしくみ」

白水社の「言葉のしくみシリーズ」。
コンセプトは、何も知らない人にその国の言葉について、
難しい文法用語を使わずに、
「しくみ」という観点から紹介するです。

黒田先生のロシア語編は、
星の王子様のような語り口で、書かれていて、
とても読みやすく、4~5時間くらいで、
ロシア語の基礎について触れることが出来ます。

ロシア語入門編をやっている私にとって、
頭の整理になりました。

0からロシア語を始めた私、
NHKのラジオ講座入門編がメインですが、
講座だけでは理解できないスキマを感じています。

そのスキマを埋めるために、
ロシア語学習の本を数冊、
講座の進度に合わせて読んでいます。

私も仕事で、人に説明する機会が多いのですが、
初めての人に説明するということは、
とても難しいものだと逆の立場で実感しています。


貴志祐介さんの「青の炎」

よかったです。
以前、「ISOLA」を読んで、
苦手なタイプかなと思い込み、
読まず嫌いをしていたのが、
とても悔やまれます。


新堂冬樹さんの「女優仕掛人」

女性は強し、でした。


マルガリータ冨田さんの「ロシア料理・レシピとしきたり」

ロシアの方のおもてなし上手、
その心意気に頭が下がります。


今野敏さんの「初陣」

ほとんど電話だけの出演ですが、
竜崎さん、相変わらず素敵です。


米原万里さんの「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」

今まで読んだ米原さんの本の中で、
一番好きです。
激動の人生に号泣です。


塚橋一道さんの「感染」

予算がなくて、人が足りなくて、、
とても胸が痛くなりました。


貫井徳郎さんの「修羅の終わり」

ずっしり楽しめました。
その分、最後は微妙かな。。


翔田寛さんの「逃亡戦犯」

マイク・ミヤタケ、格好いい!
でも、改題前の「祖国なき忠誠」の方が
しっくりくるような気がします。


貴志祐介さんの「黒い家」

うわ~、
貴志さん、ますますハマリました。


中山千里さんの「連続殺人鬼カエル男」

すっごく面白かったです。
中山さんの他の本も読みたいです。


新堂冬樹さんの「殺し合う家族」

フィクションとして読めば、面白いと思います。
後味が悪いのが苦手な人はダメかも。


箱石博昭さんの「スパジーバ!ロシア」

恐怖の理髪店、「ブシッ」、
ハサミが耳を挟んで流血、
怖くて忘れられません。

ロシアの「o」発音で、「はこいしさん」が
「はかいし」になるのには、
笑ってはいけないと思いつつも、
笑ってしまいました。


時間が作れると思っていた今年も、業務が忙しく、
スキャナーで取る時間が作れません。

このままだと、どんどんブログから離れてしまいそうで、
今回から画像なしでアップすることにしました。

ホントに、メモ程度でごめんなさいー。

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4 コメント

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こんにちは (かかずユキ)
2013-06-23 18:51:48
他人に何かを教えるというのは凄く難しいと思います。
しかも相手が何も知らないのが前提となると・・・
私には、とても無理ですから出来る方は
本当、尊敬してしまいます。
こはりさんが本の内容をネタバレしないように
さりげなく説明されてるのは凄いですよ。

今月は本代で3600円使ってしまいました。
しかも漫画、たった2冊で・・・・・はははは。
返信する
伝えること (こはり)
2013-06-29 20:11:58
>かかずユキさん
かかずユキさんはCMのお仕事で、
商品説明をされているじゃないですかー。

商品によっては、かなり難しいことも
あると思います。

ものによっては、お笑いネタも使えないけど、
それを飽きさせないように、
かかずユキさんらしく伝えているところ、
すごいと思います。

それにしても、2冊で3600円の漫画本、
かなり豪華本ですね~!
返信する
ほんとですね (mikou)
2013-07-02 00:00:28
私も 人に説明したりすることが多いんですが
ほんとに 「その分野の知識が ゼロ」の人に
何かを 伝えるって ほんっとに難しいですよね~

何しろ 自分の状態が 今 ゼロではないわけだから
つい、みんなも 知っているんだろう、って
いうことが 前提で 話はじめちゃったりするので
とんだ勘違いが生まれたりもしますもんね~

ほんと 日々 勉強ですね~

そして 「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
超懐かしいな~~~ と 思いました(^-^)

返信する
嘘つきアーニャ (こはり)
2013-07-20 20:21:46
>mikouさん
すっかり、遅くなってごめんなさい~。

「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」は、
とてもよい本ですよねー。
多感な少女時代の友達との再会、
激動の世界情勢があるだけに、
涙が出ました。

初めての人に教えてること、
何がわかって、何がわかっていないかを
こちらで探らないととても難しいですねー。

ラジオ講座は生徒が目の前にいないだけに、
とても考えて作ってくれているようですー。
返信する

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