エンディングには賛否両論

　　　　　　　　☆　前回と前々回までのお話　☆

人情芝居をご披露する《劇団どうぶつ夢芝居一座》の
ライオンさんにロックオンされたこげは…


　　　　行く先々で必ず一座の三人組に会ってしまい
　　　　同じ時間と空間を繰り返してしまうという…
　　　　

　　　　　　　　そんなエンドレスな迷宮から無事に抜け出せるのかっ？
　　　　　　　　




…ふうむ…
こんな時こそ冷静に現実を見つめるのだ…

そして、こげは気付いたのだ


　　　　　これは繰り返される時空のゆがみなんかじゃないのだ！
　　　　　
　　　　　それが証拠に…パンダさん！！


あなたの白黒の塗られ方が
何やらおかしなことになってるのだ！！

　　　　　　　　　　　ど、ど～も～？？



　　　　あやうくライオンさんの催眠術に引っかかる所だったのだ…
　　　　


　　　　ん～～～～～～～～～～～

　　　　　　　　戻れ！現実の世界へ！


　　　　　　　　たあっ！
　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　…ここは？



　　　　　これは…犬猫よけに張られた砂場ネット…
　　　　　
　　　　　におう…におうのだ…『青いパンダさん』臭が！！



パンダさんってば
今日の舞台でもセリフを噛んじゃったよね



　　　　　お顔が欠け気味だけれども
　　　　　あれはシカさんに違いないのだ！しかもオレンジ色！
　　　　　


いやいや、わたくしは知っておりますぞ
パンダさんは前列にいた美女に見とれていたことを！



　　　　　そしてライオンさんはピンク！
　　　　　…と、言うことは…ついに…ついに青いパンダさんが…！？
　　　　　





　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　いやまた！こりゃすっかりお見通しですカバー？



　　　　　　　　わははははっ！！

　　　　　　　　　　　　…そー来るか～…

こげは現実に戻ってこれたってことで　→