「同行蘭風」富貴蘭との夢おい旅

ひたすらに風蘭と夢おいつつも  
冥土の土産に未だ出会えず  
ここにきて樹上の香りや楽しまん  

富貴蘭 千載と青海の花

2016年07月24日 | 風蘭【花】
いよいよ新しく開花してくれる風蘭が少なくなりました。

そこで、お二人に再登場してもらいました。
千載と青海です。


石菖


奄美の縞という名札ですが、古葉全体が黄色くなります。


これからは奄美風蘭の花が咲きます。

富貴蘭 紀州雪虎は六弁花?

2016年07月22日 | 風蘭【花】
紀州雪虎って六弁花でした?

毎年スッキリとした小さい花を咲かせるとは思っていたのですが・・。
今日写真を撮っていて、距が無いのに初めて気がつきました。



しかし、思い込みというのは怖いものですね。
普通花だと信じ込んでいたので、今まで全く気づきませんでした。

何時手に入れたかは記憶がありません。
株立ちでしたが、小型だったので恐らく実生だったのでしょう。

奴凧と同じで普通花から距だけを取った感じです。



株分けした他の鉢も同じような六弁花で咲いていますし、
昨年のブログアップを見ても同じく六弁花でした。

私と同じで気がつかないだけで、
世間には六弁花の紀州雪虎がたくさん出回っているのだと思います。

名前を付けるなら「距無雪虎」と言ったところでしょうか?


追記:ブログアップした夜にfacebookで伊藤守さんから下記のメッセージを頂きました。
   
   「雛童(ひなわらべ)と命名された実生品種です。
    名付け親は堀内一博氏、作成者は私です。
    セルフ実生ですが、こんな花変わりが咲くとは思ってもいませんでした。
    二十数年前の実生です。」
   
   という訳で紀州雪虎実生の雛童という品種でした。

   伊藤守さんありがとうございました。
   そしてブログを見て頂いた皆さま、
   お騒がわせして申し訳ありませんでした。<(_ _)>

富貴蘭 貴青玉

2016年07月22日 | 風蘭【花】
この木の軸の青さと端正さが好きです。
貴青玉


衣浦錦


黄冠


紅扇


風蘭の中には、すぐに棚になじんで大きく育ってくれるものと、
なかなかなじまず、いじけたままの木があるようです。

この紅扇も私の棚では後者のほうです。
資金力のある愛好者は、少しでも元気で株立ちで、
そして上柄の木を選ぶべきなんでしょうね。

富貴蘭 大八洲

2016年07月21日 | 風蘭【花】
大体いつもこのくらいしか黄味を帯びませんが、
昔から色花の代表選手だった大八洲です。

最近の洋種入りのけばけばしい黄色より、
日本的かもしれません。

古典園芸と言われる風蘭の原点はこのあたりにあるのかも・・。


今年2回目の登場になる垂崖ですが、
私はこの距が下にスーと垂れる姿が大好きです。


大勲


花がら作品


これも小さな喜びですね。