南房総でkocchiが楽しむ自然との出会い!!

小暑・・・梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まり、集中豪雨のシーズン。蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃。(二十四節気)

エビ網漁・・・網にかかった魚介類

2021-06-26 10:28:39 | エビ網漁
4月から5月・・・。友人が漁師をしているのでエビ網漁のお手伝いをしました。
伊勢海老とサザエを捕るのが目的ですが、いろんな魚やカニも網にかかりました
ので写真に撮りました。
6月、7月はイセエビの産卵期なのでエビ網漁の禁漁期間です。
撮 影:南房総勝浦、勝浦湾内松部漁場にて
撮影日:2021年4月〜5月


イセエビ(伊勢海老)
網に絡んだイセエビを外すのが慣れないと大変です。尾から頭の方へ網を外していきます。




子持のイセエビ!!5月下旬網にかかりました。6月〜7月はイセエビの産卵期に入ります。




ショウジンガニ
網にかかっても捨てるカニが多いですが、このカニはカニ味噌の風味が絶品で味噌汁に人気!!
地元ではイソッピ(磯ッピ)と呼びます!!




ゾウリエビ(草履海老)
姿形がゾウリ(草履)に似ているので付いた名前。人の顔にも見えます!?
貝に見えますが、裏返すと足がありエビ種ですね。




マダイ(真鯛)
綺麗な輝くような色と、タイという名前のような平タイ体形がキレイでした。




ブダイ(舞鯛、武鯛、不鯛など)
クルクルと舞うように泳ぐので舞鯛、ウロコが鎧のようなので武鯛、姿が不格好なので不鯛と
いういろいろな説が・・またオスは全体的に暗い緑褐色、メスは濃淡のある赤褐色のようです。




タカノハダイ(鷹の羽鯛)
体の縞模様が鷹の羽に似ているので付いた名前。地元ではタカッパとも呼んでいます。




イシガキダイ(石垣鯛)
大小の黒褐色斑紋で覆われた独特の模様が石垣を思わせる事が名前の由来。




メジナ(目近魚、眼仁奈など)
眼が他の魚よりも口に近いことから、このように呼ばれるようになったようです。
磯釣りなどでもよく釣れる魚です。




シマウシノシタ(縞牛舌
牛の舌の様な楕円形の形に横縞がたくさんあるので付いた名前だそうですが、地元では
シタビラメ(舌鮃)と呼んでいます。裏返すと舌のように見えます!




サメ
50センチほどの小さなサメですが、映画の人喰いザメ(ホオジロザメ)が思い浮かびます。




サメ独特の怖そうな口。指でも噛まれたら引き抜けない歯並びです。




夜明け前の海景色
午前3時50分、エビ網漁のお手伝いで海岸へ。そろそろ朝焼けの始まり、キレイでした。
この日(5月31日)勝浦の日の出は4時26分・・・あと30分ほどで日の出です。




おすそわけ
午前7時にエビ網漁の作業が終わります。その日に獲れたサザエとイセエビを分けてくれます。
たくさん獲れた時はたくさん、少ない時は少しだけ・・・

     
  



お刺身や煮付けで食べた魚もいましたが、ほとんどが初めて見た魚介類ばかりでした。