コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

惜別

2016年10月16日 | 来し方 行く末

近所では 今じゃほとんど見ることのできない

庭付き一戸建ての その庭に (あるいはガレージ部分?)

ジャリジャリと 金属製の鎖の音をさせながら

繋がれている 犬・・・

夏は 犬小屋の外で 暑さに負けて ずんだらけ~

冬は 犬小屋にカーテンがつけられ

鎖が繋がっているので 中にいることがわかるような・・・

それでも コチラが近づくと しっかり出て来て 番犬に!

そう 外飼いの犬・・・

ワタシが 大学一年の今頃

運転免許取得のため ルンルン気分(死語か・・・)で 教習所通いをしている間に

実家の犬は 旅立ちました

正月に 帰省すると

父親の作った 

いかにも センスのない犬小屋は 定位置にありましたが

その小屋の中には 犬の使っていた 食器 などのほか 

植木鉢などの不要品が 詰め込むように置かれていました



先日 馴染みの店まで テケテケと歩いておりましたなら

以前 ココでネタにした

鎖ジャリジャリ犬のいる お宅の

犬小屋がなくなっておりました

いつも通る道ですが 気がつかなかった・・・



結婚する前 住んでいた近所に 秋田犬がいました

路地を通るヒトが 犬から見えぬよう

目隠しされているのですが

当時の婚約者は わざわざ犬をイジリに物音をたて

飛び出して来て 門扉の向こうで吠え続ける 老秋田犬を弄んでおりましたが

吠えるほどに 口の中が紫化 つまり チアノーゼを起こす

たぶん 慢性老齢性循環器系疾患 心臓が悪い のでしょう

そのまま ひっくり返って 死んでしまうかも知れず

止めさせるのですが

何度言っても ワカラナイやつにはワカラナイ ので

歩く道を 変えたことも 思い出しました



主のない犬小屋は 寂しい・・・

無意味かも知れないけれど そんなもんで

ウチの黒いヤツが 日向ぼっこしていた場所には

当時のまま 今も タオルが置いてあります

掃除する時は よけますが 元に戻します

コチラの生活の邪魔にならないし・・・



自分が生業にしてきたことを 考える秋・・・

夏物は仕舞い 秋冬物を 出しました




さて 好天は午前中まで? 明日は 雨・・・

きょうも みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!



本日のBGM



まだ ちょと 早う御座いますね































コメント (4)
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