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神戸 グルメ観光 ほろ酔い日記

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洋食の赤ちゃん@神戸湊川

2012年05月02日 | ★名物
お勧め度:番外編
予算  :1000円

外国人居留区の何もない村だった三宮が発展し、中華街周辺が元町と呼ばれ栄える前、
東の浅草、西の新開地と呼ばれ栄華を極めた街が神戸にあった。
新開地から湊川の界隈だ。

しかし、街の中心が、元町、三宮と東に移るにつれ、人だかりは消え、当時の面影を残すのは、
神戸の台所と称される湊川商店街と、ハイカラな洋食屋だけになってしまった。



新開地のレストラン「赤のれん」のチーフが63年前に独立(昭和24年)した洋食屋「赤ちゃん」。
その数ある店舗のうちで人気の湊川店で一番人気のランチを注文した。
ちなみに、赤ちゃんの暖簾が赤いのは「赤のれん」が由縁だという。

真っ白いお皿に盛られるのは、
海老フライ、黒毛和牛のハンバーグ、ハムの3点。
そして、ケチャップパスタに、自家製マヨネーズ。
味よりも、懐かしさで、腹いっぱいになる。



定番のオムライスも人気だ。
普通盛りで注文すると、大盛り並みのボリュームで登場するが、薄手の玉子焼きと
しっとりしたチキンライスは、代々受け継がれた歴史の味を物語っている。

ランチ   1000円
オムライス  600円
合計(二人)1600円


==西の新開地とは===

湊川が埋め立てられ出来た新開地と呼ばれる空地に、明治40年に相生座が開業して以降、
周辺は芝居小屋や映画館、飲食店やカフェが軒を連ねた。

東京の帝国劇場をモデルに、大正2年に神戸財界の有志により造られた演劇場
聚楽館(しゅうらくかん)」は特に人気で、映画館、スケート場などを備え、
当時の子どもたちは「え-とこ え-とこ聚楽館」と言って、
新開地に連れて行ってもらうことをねだったものだという。

映画評論家の故淀川長治さんが幼少期から通った映画と演芸の街は、
大正13年には通天閣をしのぐ東洋一のタワーであった神戸タワーが完成するとともに、
神戸駅の開設に伴い湊川沿いに移転した福原遊郭などとともに、

神戸最大の繁華街として栄華を極めたのだと言う。


【住所】神戸市兵庫区荒田町1-15-4
【交通】湊川公園(地下鉄、神戸電鉄)より徒歩1分
【電話】078-511-0477
【営業】11時半~19時(LO 18時45分)
【定休】水曜日

【口コミ】
 洋食の店赤ちゃん(さとけん楽々日記)
 洋食の赤ちゃんチキンカツ(鳥頭Blog)
 湊川の洋食屋赤ちゃん(タクシー運転手のぼやき日記)


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明石焼き たちばな@神戸元町

2012年04月02日 | ★名物
お勧め度:★★★☆☆
予算  :600円

元町にある明石焼きの名店、「たちばな」に行ってきた。
名物料理「明石焼き」は、板の上に並んだふんわりあつあつのたこ焼きをだし汁でたべる。

だし汁に入れた三つ葉の香りと、とろーりした玉子焼きの感触、
そして、こりこりとしたタコの触感がたまらない。

決め手のだし汁がそのままで飲めるほどおいしく、本場明石の活ダコの旨みが際立つようにと、味付けをいっさいしていない生地とよくあう。

でも、タコが入っていなかったら玉子焼きかなとも思いながら、
好みで机上の甘辛2種類用意されたソースを塗ってもまた格別。
メニューは1人前10個600円の明石焼きの他にも、ところてんなどもある。



明石焼きの始まりは、明石の樽谷町に住んでいた人が、
91年前(大正8年)に明石焼きの屋台を引いていたのに遡るそうだ。
その後、口コミで評判となり大阪から業者が見学に来るほどとなった。
そうして持ち帰って大阪で誕生したのが「たこ焼き」と言われており、いわば元祖「たこ焼き」だ。

今回は神戸元町にある「たちばな」を訪れたが、明石市内には70軒を超える店が軒を連ねるので、機会があれば足を延ばすのもいいかも。

【住所】兵庫県神戸市中央区三宮町3-9-4
【交通】旧居留地・大丸前駅から2分、JR・阪神元町駅3分、阪急三ノ宮5分
【電話】078-331-0572
【営業】11:00~19:00
【定休】第1・3水曜日

【口コミ】
 たちばな 明石焼き(ミーシャの~食☆ときどきPool:2011.11.3)
 たちばな明石焼き(ホノホノ旅行記 2011)
 たちばな本店(神戸お勧めグルメ情報)
 神戸三宮明石焼たちばな さんプラザ店(嫌煙家あじよしよういちの関西食べま栗)

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