セーリング中の景色です。
この時乗っていたのはレーザーという一人乗りのディンギーです。右下の図のような感じで、フネの中から撮りました。前方は片瀬東浜海岸、海の家が出来始めています。7月1日の海開きから8月末まで、海水浴エリアがブイとロープで仕切られて、ウンドサーフィンなどは浜の端っこからしか出入りできなくなります。
海水浴客とウインドサーフィンを分けるのはとても賢明な事には違いないのですが、ウインドサーフィンが海水浴エリアに間違って入ってしまうとすごく怒られるのに、海水浴客がウインド・エリアに入ってくるのは、どうも「お目こぼし」されているようです。(もとウインドサーファーとしての経験から、アレはあぶないから絶対やめてくださいと言いたいです。)海の家でお金を使ってくれる海水浴客は神様ですが、ウインドサーファーは「一日中海の上を行ったり来たりするだけで、コンビニのおにぎりか何かで食事を済まして、夕方になればさっさと帰るだけの無用のやから」なんです。
サーファーも、ウインドサーファーも、ヨット乗りも、地元の漁師さんや商店の人たちの「オマエたちは遊んでるだけだけど、こっちは商売なんだから」という姿勢には対抗できません。
でも・・・、海の上からは、そんな現実はぜんぜん見えませんね。
そしてまた、写真に写っている何本ものヒモ(シートと言います)は、「セーリングの現実」を表しています。傍目には「優雅に水平線を行く白い帆」ですが、その下ではこのようにせっせといろいろな部品の調節などをして休む暇がない・・・という現実です。
というわけで、今日は久しぶりに、ANOTHER PLANETのホームページに、新作を載せました。「セーリング中の目に映る景色」です。(こちらは、スナイプという二人乗りのディンギーに乗っていた時に撮った写真です。)
BOOKMARKのANOTHER PLANET→地図→PHOTOS→一番下の「A view」でご覧ください。