“平和”のために始める66歳からのブログ

年寄りだからと言ってこのまま黙って見過ごしていて良いのか?66歳の男が過去を振り返り今を考えるブログに挑戦!

竹の子狩り

2010年04月04日 18時05分01秒 | 行動日記
今年も竹の子狩りに行って来た。チョット寒い日が続いて、昨年同様少し時期が早いかと思ったが、天気もうす曇で丁度良い竹の子狩り日和だった。
昨年は同じ日に行ったのだが、チョット早すぎて小さな竹の子が一本取れただけだった。
しかし、二週間後に再度挑戦した時は大収穫で、南京袋に一杯詰め込み二袋も持ち帰った。
そんなことを思い出しながら、前日の雨で少し柔らかくなっている狭い山道を慎重に登り、
何時もと同じ茶畑と竹薮の間辺りの、何時もの場所に辿り着いた。

 前日の強風もあり竹の葉やお茶の葉の落ち葉が深く、なかなか竹の子の頭が見つけ出せなかったが、4~5分経ち目も慣れてくると、チョットだけ青い芽を出した竹の子の頭を見つける事ができた。直ちに短い柄のツルハシの小型版のような鍬で掘り始めるのだが、これがなかなかの重労働。出来るだけ深く掘り、竹の子の食べることのできるところを沢山残さなければいけないのだが、焦りと疲れで適当なところで、刈り取るように鍬を入れてしまう。本当はもっと掘り下げないと、食べるところを大分土の中に残してしまう結果になるのだがなかなか我慢しきれない。今回も掘り始めてまず1~2分で一人が交代、更に1~2分掘って二人目が交代し、三人目が最後の鍬を入れて掘り出すと言ったペースで行う。
チョット油断するとズルズルと滑り落ちかねない、急な山肌での仕事で想像以上にキツイ作業だが、小さく頭を出した竹の子を見つけると、もう止めようと思いながらも次々と掘っていくから、人間の欲とはすばらしいものだ。掘り出すたびに「あっ、これは千五百円、こちらは800円。今スーパーの店頭では結構な値段だよ」と言いながらの楽しい作業である。
一時間チョットの作業で、数えてみたら大小あわせて15本あった。今度はそれを袋に入れて山の下まで運び出すのだが、これがまた足元不安定で何度も滑り落ちそうになりながらの下山。全員無事下山で、今年もまあまあの収穫。楽しい竹の子狩りだった。

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