“平和”のために始める66歳からのブログ

年寄りだからと言ってこのまま黙って見過ごしていて良いのか?66歳の男が過去を振り返り今を考えるブログに挑戦!

大地震とマスコミ報道

2011年03月29日 00時11分47秒 | これで良いのか!
「ブログで余り地震に触れていないですね」と言うメールを頂いた。
正直書きたいことは山ほどあるが、果たしてこんな事いま書いて良いものか?
とか、それぞれみんな現場では命を懸けて頑張っているのに、評論家的な
事を軽々しく言ってはいけないと、今までの自分らしくなく静かに見守って
いると言うのが実情だ。
しかし、そんな中でやはり政府の後追い姿勢や東電の嘘つき三昧な態度には、聊か
呆れてしまうが、これも「何を今更」の感がある。
「東電の嘘つき」は、遥か昔自分が愛知県で市民運動の先頭に立っていた時、
四日市公害や渥美火力反対運動などで、直接中部電力の連中とやりやった事を
思い出す。「子ども騙しのような嘘を言うな!」と怒鳴った事も何度かあった。
「皆さんが火力がいけない、原子力がいけない等と勝手な事ばかり言ってると
新幹線も走らず、東京まで駕籠で行かなければならなくなりますよ!」と言われた
時は、流石に呆れ果ててものが言えなかった。あの体質は今の東電のノラリクラリや
恍けた会見を見ていると、全く同じ穴のムジナだなと思えてくる。
テレビに出てくる、学者先生方も見事に「御用」の方々ばかりで、本当に呆れて
しまう。地震発生直後から、テレビに登場する先生方はそろいもそろって「安全だ」
「直ちに危険はない」の一点張りで、東電や政府を批判する声は殆ど聞かれない。
そんな中で、最初から「なかなかやるな!」と思って密かにエールを送っている
NHKマンがいる。水野倫之解説委員である。何時も超辛口・毒舌のあの
「日刊ゲンダイ」様が、何度か高い評価を下す記事を書いている。写真は28日付
の日刊ゲンダイの記事である。
同じ28日付のゲンダイの中で、あのノンフィクション作家の溝口敦さんが“斬り込み時評”
に「放射能をありがたがる人がいることも知っておこう」と言う面白い記事を書いて
いる。溝口氏らしく「東電や原発を推進した国、財界には何が何でも落とし前を払って
貰おう。彼らの罪たるや万死に値する」としたうえで、少しは頭を切り替えて「放射線
ホルミシス論」を考えてみることも有っても良いのでは…と言っている。「世の中には
放射線におじけずく人ばかりではないことを知っておいていい。とりわけ中年以降の
者が放射線だ、大変だ、と騒ぐのはみっともいいことではない。騒いでも、いまここでの
安全性は増さないのだ」と結んでいる。一度みんなさんも「放射線ホルミス論」を研究して
みたらどうだろう。
そんな事より私はいま、東京直下型地震や東海地震、東南海地震が間近に迫ったことを実感し
浜岡原発を何とかしなければと夜も眠れない思いだが、これも運命か・・・。

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