「ブログで余り地震に触れていないですね」と言うメールを頂いた。
正直書きたいことは山ほどあるが、果たしてこんな事いま書いて良いものか?
とか、それぞれみんな現場では命を懸けて頑張っているのに、評論家的な
事を軽々しく言ってはいけないのではと、今までの自分らしくなく静かに見守って
いると言うのが実情だ。
しかし、そんな中でやはり政府の後追い姿勢や東電の嘘つき三昧な態度には、聊か
呆れてしまうが、これも「何を今更」の感がある。
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今年96歳になる母親の花子さん。その名前の“珍しさ”から、今も皆から「花子さん、花子さん」と
呼ばれている。
4年前私の娘一家のドイツ転勤で、地元の特別養護老人ホームに入所を余儀なくされた。自分たちが
見舞いに行くたびに「家に帰りたい、帰りたい」と言って周囲を困らせていたが、幸い昨年末娘一家が
豊川市の本社勤務に戻ってきたので、今回待望の帰宅となった訳である。
今回の大地震で落ち着かないところもあったが、今度またいつ「東海地震」が起きないとも限らないと
言われている中で、何としても早く一度家に連れてこなければと考え実行することにした。
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3月19日(土)午後、昔の柔道の仲間に会うためと、95歳の母を見舞うために故郷愛知県豊橋に帰った。
全く偶然だったが、豊橋駅に着いた時少し時間が有ったので、別の友人に「元気
してる?」と携帯電話したところ「いま、駅前で地震被害地のための募金活動やってる
から、募金しに来て!」と元気な声。昔懐かしい駅前広場に行くと「がんばれ!東北
、がんばれ!日本」の「チャリティー・キャンドルライブ」の準備の最中だった。(写真)
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1976年、プレート境界で地震が発生する東海地震説が提唱され「数年以内に大地震が発生してもおかしくない」と言われ、1978年には「大規模地震対策特別措置法」が制定され、静岡県下を中心とした「地震防災対策強化地域」が設定された。自分がNHKに入って15年ぐらい経った時だった。それまで災害と言えば伊勢湾台風を経験したこともあり「台風災害」一本やりだった放送局の空気が、大地震に大きくシフトされたことを今更のように思い出す。色々な研修も受け、実地訓練も何回も経験した。約100年~150年の周期で必ず発生する大地震と言われ、色々なデマも流れる中で、2006年にはこの説を唱えた石橋克彦教授が「当時の説は誤っていた」と言う見解を静岡新聞に明らかにした。 . . . 本文を読む
昨日も書いた通り、11日2時46分大地震発生以来テレビはつけっぱなしで、夜中まで
色んなチャンネルを追い回して視ている。
「緊急地震速報」は、時々食い違うこともあったが、新しいテレビの使い方として
ほんの僅かでも早く揺れが来るのを感知出来るので、その後の対処の仕方にとって大変
有効である。多少間違いがあっても大きな問題にはならない。今回の最初の大地震の為に
少し機能が狂ったり、反応が悪かったりするようになっているかもしれないが、また時間
を置いて点検整備すれば、大変心強いテレビの機能となる。
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