“平和”のために始める66歳からのブログ

年寄りだからと言ってこのまま黙って見過ごしていて良いのか?66歳の男が過去を振り返り今を考えるブログに挑戦!

「日刊ゲンダイ」ここまで書くか!

2010年02月08日 13時31分09秒 | 行動日記
今日の「日刊ゲンダイ」は、これまでの旧体制(=自民党・官僚・大マスコミ)批判に加え、更にはハッキリ「小沢が辞めたらこの国は真っ暗」とまで書いてている。果たして新聞がここまでハッキリ特定の政治家擁護を書いて良いかどうか、ちょっと私も首を傾げるが、書いてある中身を読むと、確かに今の大マスコミの書き方、姿勢こそおかしいと思えてくる。別の紙面の囲み記事で、ニューヨークタイムズ東京支局長が書いている「どうして日本の大新聞は巨大な権力を持つ検察に、疑問と問題意識を抱かないのか」と小沢事件における検察と大マスコミの癒着ぶりに疑問を投げ掛けていた。さらに「日本の大新聞は、残念ながら検察の側に立って、当局の一部分として国民を見下ろしている。(中略)それは記者クラブ制度が有るからでしょう、とも書いている。多いに頷ける事である。アメリカもマスコミの既得権益が強い時代が有ったがインターネットの参入で新聞社が倒産古い仕組みでは生き残れなくなった。しかし、日本はまだそこまで切羽詰まっていないとも書いている。
この小沢擁護の記事を読みながら、その昔「ロッキード事件」の時「田中角栄追及運動」を展開し全国に先駆けて豊橋の駅前で「角栄追放ハガキ活動」を実施した時のことを思い出した。私の最も信頼する先輩の一人が「コバチャン、いまあの凄い政治家田中角栄を、本当に抹殺してしまって良いのだろうか?3億円位の事であの政治家を失うのは日本国にとって大きな損失。将来の日本がまた再び馬鹿な政治家達に寄って混迷をきたされる事になりはしないか?不安になる」と言った趣旨の事を静かに冷静に言われたのである。
日刊ゲンダイの論調は「小沢は頑固でぶっきらぼうだ。だめだと思えばバッサリ切る。“独裁”と攻撃されるゆえだが100年以上続いた旧弊鵜ぃ打破するのはこういう人間が必要」「鳩山政権は明治以来の官僚政治の打破を目指す“革命政権”協力なトップリーダーが必要」「小沢に今辞められて困るのは、自民党政治にうんざりして政権交代を望んだ国民のはず」と続く。
また、その中で「民主党には“批判がでないのはおかしい”というメディアの論調にのせられてホイホイと小沢批判を展開してしまう政局オンチが多いから心配は尽きない。鳩山首相が辞任に追い込まれると革命政権も民主党も空中分解だ」とも書いている。
果たして、この論調についての皆さんのご意見は?色々有るが、私はこの論調にほぼ同感である。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自民党と官僚とマスコミ (同感です。)
2010-02-25 22:58:09
小沢幹事長と鳩山総理、東京地検特捜部そしてマスコミ。今の日本はいったい何をやっているのか?「情けない!」多くの人がそう思っているのではないか。例えば小沢幹事長への献金5000万円?鳩山総理の母親からの応援資金月1500万円、そんなに大変なことなのだろうか。少なくともその金は税金ではない。それに比べ、この10数年の間「税金」をむちゃくちゃに使って、日本をグチャグチャにしてしまった自民党とそれを支えてきた官僚組織の罪に比べればとるに足らない話ではないか。額も全く桁が違う。毎年数十兆円もの借金が増えてゆく国。そんな日本を救ってくれるなら私はそういう人に毎日1億円を進呈しても惜しくない。どんどんやってほしい。もちろんそれが小沢氏や鳩山氏でなくてもいい。もし、織田信長や豊臣秀吉が生き返って今の日本を立て直してくれるなら、1億円の日当でもいいからぜひ世直しをお願いしたい。二人分でもたかだか365億円×2=730億円でしかない。数十兆円もの金が毎年、垂れ流し的に失われていっている今の日本の状況を変えられるのなら安いものだ。「税金の使い方を変える」。それは国の仕組みを変えることだから、自民党やそれを支えてきた官僚組織には大いに抵抗があるだろう。「変えさしてなるものか」という官僚の代表が東京地検特捜部ではないのか。「正義の実現」というよりも本音はそちらではないのかと思えてならない。「巨悪を正す」のが特捜部の役割・・というのであれば、今のような日本にしてしまった政治こそが巨悪であり、自民党政治、および官僚組織にメスをいれるのが、その仕事ではないのか。まあ、敗戦で焼け野原になってしまった日本をここまでにしてきた功績は、自民党と官僚組織ではあるが、それは今の世代の先輩方の功績。現世代はみんな「どら息子」で親達にに恥をかかせているといって良いのでは。
 さて、マスコミも問題が多い。今回の一連の報道は「大本営発表」を垂れ流した戦時中の日本のジャーナリズムと変わらないようにも見える。特捜部から発表されていることは「多分本当なのだろう」が、明らかなねらいをもった「為にする事実」を「事実」だからとそのまま伝えていいものだろうか。心配だ。「特捜部の発表する成果」を右から左に流してしまっては、結果的に権力を握る側の意のままに操られることになるのではないか。自らは「捜査の秘密」という安全地帯に身を置き、冤罪を負わせても謝ることもない官僚の中の官僚。そんな存在を神を信じるごとくに「正義の化身」として信じて良いものだろうか?検事から情報を得て記事を書く記者は確かに記者生命をかけて書いているだろう。しかし、本当に大切なのは記事を読む国民の命であり、情報によって運命を左右される「国の将来」ではないのか。心配だ。
少々、アルコールが入った状態で書いてしまったので、筆が滑ってしまった感がありますが、
以上、感じたままに・・・。





返信する
コメントに感謝 (66歳からのブログ)
2010-03-09 22:50:59
「同感です」のコメントに感激。
私は決して民主党政権支持者では有りません。しかし、鳩山さんではないが自民党に「あんた達には言われたく無い」とテレビを見ながら、毎日独り言を言っています。「政治家なんて・・・」
と言ってしまうのは簡単ですが、政治が私たちの生活に及ぼす影響を考えると、ほっておく訳にはいかない気持ちです。それにしても、この所の大マスコミの目先だけの報道には些かウンザリです。チマチマした政治家批判を尤もらしくすrのではなく、この國の将来の方向を指し示し政治家どもをそれに向かって働かせる、正に民衆の立場、気持ちにたった報道をして貰いたいと願うばかりです。反権力は当然だが、大衆の立場に立った報道こそ命の筈です。
今後ともコメントよろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿