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ドラマの中では「上を向いて歩こう」が流れ、街頭テレビの「プロレス力道山」中継に人々が群がる時代背景を描いている。「力道山」は私の記憶では、もう10年ほど前に登場し、一世を風靡した筈だが、長崎でも多分、私の育った愛知県でも同じように昭和20年代の終わりの時代だったと思う。その時間調整をすれば、私よりほぼ10歳若い「さださん」の子どもの頃の風景は、私の子どもの頃そのもので、大変懐かしく、一人涙を流しながら観るドラマである。
第一回目の場面では、おにぎりの上手なおばあちゃん、半ズボン姿の兄弟、入れ墨入りの隣の舎弟、引っ越し荷物を運ぶオート三輪、全て正に私の時代そのもので、懐かしく色々な事が思い出される。 あの金持ちのさださん一家にとっても「カステラ」は、高級品、貴重な物であったようで、まして私の様な貧乏な家ではカステラは、滅多に食べれない「高級デザート」であった。私の「カステラ病」も、正に理にかなったもので、うちのお弟子さんたちの命名には、今更のように恐れ入るし只々懐かしい言葉である。 お世話になったお弟子さんたちは、みんな元気でおられるのだろうか・・・?
真剣な顔でロットを巻いているのが、私の母花子さん。正に女手一つで私たち兄弟を育ててくれた。97歳になった今も、地元の豊川市の特養ホームで何とか生きている。
ピンを取っているのは、お弟子さんのマサちゃん。
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