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イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

27.おふくろの味 A

2006年09月01日 | Weblog
*キブツ

 まもなく、キブツ経営のレストランに到着しました。放し飼いの牛がいて、ロバの親子がいて、何もかもの~んびりと感じられます。見学で緊張した私たちには、何よりの慰めと憩いのひとときでした。
 建物は白色で、日本のアパートを思わせます。外国にいるという緊張感が全くありません。中に入って、またビックリしました。床もテーブルも椅子も日本調で、黒塗りの木材だったのです。ここ、ほんとにイスラエル?と聞きたくなるほど日本の雰囲気でした。

 もちろん食事も口に合うものばかり。特に野菜スープと焼きポテトは絶品でした。だれもかれも、みなモリモリと食べています。あっちでもこっちでも、美味しいおいしいと賑やかに楽しく、それはそれはいい雰囲気でした。
「時間かけて、愛情こめなきゃさ、こんないい味はでないのよ。感激しちゃうわね」
 小室さんの奥さんに続いて、ダンナ様の声も聞こえます。
「うん、イスラエルに来てさ、こんなに美味しい食事をいただけるなんて、思ってもみなかったよなあ。ああ、幸せだ」
 添乗員の泉さんもガイドの倉田さんも、そんな私たちを見て微笑んでいます。彼らがおっしゃるように、確かに「おふくろの味」でした。
 デザートにりんごが出されましたが、とても食べ切れません。どなたか後で食べようと持ち帰りましたが、この国への旅ではそんな必要がないのです。朝も昼も夜も、たっぷりと与えられて、しかもそれが日本人の口に合うせいか、間食する気など全く起りません。

 昨年8月の最初の旅では、梅干しやら、カップラーメンやら、真空パックの御飯などを持参しましたが、ただ邪魔になるだけでした。今回も何人かそのような方がおられましたが、やはりどの方も、持参した日本食には全く手をつけなかったと伺っています。


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