くーばあちゃんの日記

ご訪問ありがとうございます。大好きな花、緑の草木、日常の出来事等を写真と共にゆっくりしたペースでお届けしたいと思います。

映画「杉原千畝」を観てきました♪

2016-01-08 06:15:27 | 映画

 

おはようございます

ようやくこの季節の寒さになりました

昨日は「七草粥」 先人の教えは素晴らしいですね

昨年もそうでしたが 主人がお腹が少し重たいようであっさりしたものを

それより何より若い人と同じように飲んで

「もう少し控えなきゃ」と 昨日の夕食にお粥さんを

映画「杉原千畝」観てきました

もう一度観たい...久しぶりにこころを揺さぶられる映画に

12月に観ようと思っていたのだけれど 忙しさに追われて観る気も薄れかけていた私

お正月に名古屋に来た長男夫婦が観たと

「良かったよ」 これはどうしても観にいかなくちゃ

邦画?洋画?

字幕付きです ほとんど英語でのセリフ 私は英語力がないのでよくわからないのですが

主役の唐沢さんが頑張って

監督はアメリカ人のチェリン・グラック氏 

 

戦争です 子供がからむ 残酷な場面もかなりあります

今 現在

難民問題でヨーロッパは揺れています 日本は人道援助には遠い国(地理的だけではなくて)

 

杉原千畝は本国からの許可なしで難民にヴィザの発給をして

「6000人のヴィザ」が今では子孫を含めると4万人に

秘書に「人としては最高!外交官(スパイ)として最低」と

 

映画の中で発せられる言葉の数々が素晴らしい

特に小雪さん演じるいつも にこにこしている妻役(幸子)の時折 話す言葉が

女の私にはこころを打ちます  

幸子さんの支えがあったればこその杉原千畝なのだと

 ラスト近くで 連絡船天草丸の大迫(濱田岳さん)が多くの難民の乗船を拒否すべきかどうかの決断を迫られた時

仕事中心の顔から父親へと表情が変わっていく(秀逸)シーンから

徐々に涙が それから堰を切ったように嗚咽です

 

「命のヴィザ」は杉原千畝だけの功績だけではなく

幸子さんの言葉を借りれば「目の色も肌の色が違っても大切な人を守りたいのは誰もが同じ」

戦争の中で まわりの人たちのやさしさがあって成し遂げられたと

この時代に生きた人の力強さ 信念 今の政治家にはない 人としての決断力に敬意です

独特の映像美(雪の中を走るシベリア鉄道が美しい)そして そして映像に流れるような音楽(佐藤直紀さん)

上映時間139分 重厚な映画でした

映画のなかでの言葉から

「人の世話にならぬよう 人の世話をするよう そして報いをもとめぬよう」

     

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4 コメント

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杉浦千畝 (ひまわり)
2016-01-08 16:10:11
 こんにちは。

6日は寒の入り(小寒)7日は七草粥と暦の上では

冬真っ只中なのに今年は身の引き締まるような

ぴりっとした寒さがありません。


映画「杉浦千畝」

ナチスドイツに追われるユダヤ難民に日本通過を

許す「命のビザ」を発行した日本の外交官としか認識

がありませんでした。

くーばあちゃんの感想を見て迸る感情、感動が手に取

とるように伝わってきます。

あまり期待していなかった作品ですが観に行きたく

なりました!

直に感動を味わいたくなりました。

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杉原千畝(せんぽ) (くーばあちゃん)
2016-01-08 19:24:18
ひまわりさん、こんばんは。
コメントありがとうございまう。

暦の>
今日も寒くなるとの予報でしたが、暖かかったですね。
今冬はどうやら予想通り暖冬なのでしょうか?

ナチスドイツ>
人民に対して残虐な殺し方です。戦争は人が
正常じゃなくなりますね。

感動が>
アメリカ人の監督です。日本で住んだことも。日系
な方なのですが、日本人の気持ちをよくわかるのでしょう。最初はそうでもなかったけれど、最後に押し寄せてくる感情が自分でも分からなくて。

あまり>
私も..俳優さんもどちらかと言えば好きではなくて。
やっぱり真実の話だからだと。
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Unknown (すず)
2016-01-12 16:45:39
今の時代に特に必要な映画ですね。
こんな歴史もあったのだと…。
私も観たいとおもいながら、まだ観ておらず。
毎回、観たい映画の内、実際に行けるのは限られているのですが…。
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考えさせられる映画でした。 (くーばあちゃん)
2016-01-12 20:07:28
すずさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。

名古屋は少しいつもの冬らしくなってきましたが
すずさん地方はいかがですか?

今の時代>
そですね。杉原千畝は帰国してから名誉回復まで
時間がかかりましたから。彼が亡くなってからですものね。

私も>
もうひとつ観たい映画があって、これも歴史の一つ
だと思うのですが、「海難1890」です。トルコの方たち
が何故に日本人を大事にしてくれるのかと。事実が
物語ってくれるような。

実際に>
そうですね。好かれと思って観ても期待外れも時には。
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