飲んだくれのたわごと

ユーリ・マロエフの「たわごと」を色々と・・・

あぶさん引退。

2009年10月08日 07時52分31秒 | いろいろ

ついに新潟の生んだスーパースター「あぶさん」こと景浦安武が「やっと」引退した。
おんとし62歳。。。。。
絶対にありえない年齢までプロ野球選手であった。
もっとも「にょほほほほ~」と叫びながら投げる「野球狂の詩」の岩田鉄五郎は80歳で現役だったらしいが。。。。
私、「あぶさん」は全話読破している。
25歳で南海ホークスにドラフト外で契約金50万、年棒100万で入団。
開幕は2軍スタート。
1軍に上がって初打席は代打で登場。

酒臭い状態で、バットのグリップにスルメを巻きつけ、くちゃくちゃ噛みながらポテンヒットを打つ。
このときは普通サイズのバットを使用していた。
その後、元阪神の藤村との出会いで「物干し竿」バットを愛用。
「物干し竿」に「酒しぶき」して、インコースにめっぽう強い代打の1発屋として活躍。
この頃は暴力事件を起こし、警察沙汰になったり、未亡人との恋もあった。
ヤクザの大物との付き合いもあった。
今だったらマスコミに叩かれて野球どころではない。
代打だけで落合とホームラン王を争う年もあった(このとき既に35歳)。
このときも飲み屋で暴力事件を起こしている。
不振から戦力外通告される(36歳)が、ホークスの入団テストを受け再入団。
たしか長嶋茂雄が大虎にあぶさんを尋ねてきて、「失敗は成功のマザー」とアドバイスをしていた(笑)。
39歳でホームラン王を獲得し、44歳からは3年連続三冠王。
ちなみにこの頃、田淵がダイエーの監督に就任し、選手リストを見たときに「景浦がいない」と冗談を言ったそうだ。
47歳でシーズン56本塁打達成。
60歳ではバットを普通サイズに代え(たぶん)、日本プロ野球界初の4割打者となる。
最終打席はサヨナラホームラン。
絶対にありえない打者であった。
引退後のあぶさんはどうするのであろうか。。。。。
たしか「引退したら『大虎』のカウンターに入る」と言っていた記憶があるのだが。。。。
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1 コメント

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酒は 健康的に (村石太6037号 中部地方)
2010-05-20 20:06:18
あぶさん 野球漫画のなかに 男の人生をみる

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