今日は鏡開き。
みなさま、新年のご挨拶もままならず冬眠しておりましたこと、お詫び申し上げます。
改めまして、
「寒中お見舞い申し上げます」
さて、さて、新年早々、いつも熱い情熱を持ってVoice of patientの署名運動に協力してくださっている、
ヘア・エピテーゼ協会京都支部、chikaさんこと杉本千加さんからうれしいメールが飛び込みました。
chikaさんは乳がん経験者で、医療用ウイッグ・ヘア・エピテーゼの再現美容師さん。
利き手側の乳房と脇下リンパ節を全摘しながらも努力してハサミを扱えるまでになり、患者さんの髪の再現に取り組んでいます。
「あまりに嬉しくてメッセージ送ります。
私がお世話になった病院の署名用紙を今日頂いたのですが約2700人の方がご協力下さいました。
さらに、回収期日少し前まで、院内で患者さんにも協力してもらえるよう配慮して頂けました。」
あまりの嬉しさに、興奮冷めやらぬ様子のchikaさん。詳しく聞いてみると次のような経緯があったようです。
以下、chikaさんのメールより
「美容室のお客さまが、私がお世話になったこの病院の秘書をされていまして 、署名の件を看護部長さんにお伝えくださいました。
職員は1000人位いるから、そのご家族の協力も合わせたらいいかもってその秘書の方と回覧形式を閃きました。
年内で署名用紙を一旦回収しましたが、看護部長さんの配慮から…6月あたり迄、患者さんからのご協力を頂いて、署名を継続して頂けます。」
今回署名にご協力頂けたのは、
京都府八幡市の医療法人美杉会男山病院と
大阪府枚方市の医療法人美杉会佐藤病院の連動協力とのことです。
HP→
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ほんの数ヶ月で、職員の方とご家族の署名、2700名分!!!
(ちなみに電子署名は今日現在776人です)
さらに、これから患者さんの署名も集めて下さるとのこと。ただただ頭が下がります。
ありがとうございます。
これも、元はと言えば、chikaさんとサロンのお客様である秘書の方の信頼関係。
そして秘書の方と看護部長さんとの信頼関係・・・と、信頼関係の連鎖がエンドレスでつづいた結果でしょう。
サロンワークに、子育てに、NPO活動にいつも一生懸命なchikaさん。
その様子は、マスコミにも注目され、京都新聞の
「あきらめない乳がん」という記事や、NHK京都放送「乳がん経験を生かす美容師」でもとりあげられています。
NHK京都放送報道資料→
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毎日更新される
ブログでは、シングルマザーとして、乳がん患者として、美容師としての素顔が生き生きと描かれています。
「今を楽しく生きてほしい」
新聞取材で語ったchikaさんの言葉です。

tweeterでいただいたコメントより
@voiceofpatient サバイバーにとって医療費自体も大きな負担ですよね。抗がん剤高いし。ましてや補正具までとなると、本当に大変ですよね。みんな言っております。
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「女性のがん治療に伴う補整具を、医療費控除の対象に!」
今現在も、女性としてのボディ・イメージのギャップに悩んでいるがん患者さんが大勢います。
行政を動かすには、数の力が必要です。みんなの声を届ける為に、声の輪を広げましょう
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