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みんなの声を届けるまで

Voice of patient☆患者の声

はじめに

命にかかわることではないけれど、女性にとって元の姿に戻ることは、前向きに一歩をふみだすためのあとおしです。 Voice of patientでは、女性のがん治療にともなう補整具(医療用ウイッグ、人工乳房、補整下着、パッド等)を医療費控除の対象に!という声を広げ、行政に届ける署名運動を行っています。

治療用帽子をつくってみました。

2011-03-30 15:59:49 | おしゃれ
署名運動を応援して下さっているみなさま、いつもありがとうございます。

こんな非常時ですが、おかげさまで900人を突破する事ができました。

改めて、御礼申し上げます。



今まで当たり前だと思っていた事をある日突然失ってしまうと、今までどんなにしあわせだったのか、

「当たり前」って、当たり前ではなっかたんだな、と今回の災害を通じ改めて感じました。


女性のがん患者にとっても、治療に伴う喪失感は大きいものがあります。

医療用ウイッグ、人工乳房、補整下着等が医療費控除の対象になるよう、ひきつづき応援、よろしくお願いします。


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さて、ここからは、抗がん剤治療中の脱毛時に便利な帽子のお話を。

先日医療用ウイッグが必要になったがん友が、「頭が寒い」とブログに書いていたのを発見し、治療用帽子を作ってみました。

自分の治療時に使って便利だったのは、病院の売店で購入したコットンのキャップだったので、それを解体して参考にすることに。

ネットにもいろいろ型紙が出ていましたので、自分なりに2パターン作ってみました。



これは、肌触りのいいTシャツのスソのラインをそのまま生かして作った第1作目。
バラ柄の生地をパッチワーク風に。味わいを出すために、ステッチは、わざと脱線させてみました(笑)
ピンクリボンが隠しアクセント。
ちょっと大きめに作ったので、サイズ調整できるようにチェックの端切れで作ったお花のピン付です。



こちらは、上だけ4枚ハギにしたタイプ。長めなので、折り曲げて使う事もできます。
これも肌触りがいいコットン素材。


最近は、幼稚園バッグを作ったり、服や小物を自分でデコる方が増えたらしく、手芸屋さんもデパートに入っている時代。

大手の手芸店でいろいろ物色していると、赤ちゃん用ガーゼなど他にも良さそうな生地がいろいろありました。

その後、タオル売り場に行ってみると、これもさまざまな楽しい柄が。。。




これは、NPO法人ヘアエピテーゼ協会のjunさんが、「岩手ホスピスの会」さんがお作りになった型紙でお友達の為に製作したタオル帽子。

私もこの型紙をjunさんからいただいていたので、次回はタオルで作ってみようかと思っています。




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