ピッコロビーネk&kのぶどう栽培日記

ピッコロビーネとはイタリア語で“小さなブドウ畑”
新しい栽培方法を探求し、おいしいぶどうつくりにチャレンジしてます。

花穂の切込みから~開花しました。第2農園・・・!!

2021-05-17 | 日記

5月11日に開花前の花穂の切込みを行いました。

ブドウの花を花穂といい、結実すると果房という言い方をします。

花穂はそのままでは巨大な房になり、着色も悪く糖度も上がりません。

そろった房の形、重さ、甘さの第一歩が花穂の切込みです。

花が咲く直前に行うのがよい時期です。

これはBKシードレスです。開花が始まりました。

BKシードレスはぶどうラボで作っているほかの品種に比べ、やや小粒なので、中間よりやや下部分を使います。

こんな感じです。

これはナガノパープルです。大粒品種なので、一番下3~4cm残すだけです。

 

そして今日5月17日、BKシードレスが一番早く満開(1花穂の全部の蕾が開くと満開)になり、全体の7割近くが咲いています。

次にピオーネ、ナガノパープル、マスカサーティーン、シャインマスカット、昭平紅、マニキュアフィンガーの順に満開がきそうです。

満開になれば、種無しにするため、1回目のジベレリン処理を行います。(つづく)