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社長のわくわく日記

名古屋の仏具屋社長の風変わりブログです。

善意に甘えすぎると?

2007年11月26日 | 小学校木工教室って?
私は毎年1回、地元小学校4年生の木工授業に

外部講師として呼ばれ早8年になります。




少しでも地域貢献を。

との思いで色々な木材や端材を

たくさん無償提供して学校へ伺います




ところが時々、先方からはそれが当たり前のように思われて、

連絡を頂く事があったときは、実に不快な気持ちになるものです。






似たような体験をつい最近しました。

先日、市内の児童養護施設へ、知人の会社社長にご無理をお願いして、

在庫処分品の衣料を大量に寄贈してもらったのです。

そこでその施設に礼状を出していただくようにお願いしたところ、

こんな文面で礼状を出しました。と報告を下さいました。

その文面を見て唖然としたのです。



施設側としては面識の無いところからビッグなプレゼントを頂き、

それに加え、今後またよろしければ寄付をお願いします。

と書いてあったのです。



すぐ施設長に問い合わせたところ、

スミマセン。調子に乗りすぎてしまいました。

とのとことでした。

私も何かとそういう善意に甘えすぎているところがあるかも? 


木工教室物語パートⅢ(子供の想像力はすごい?)

2007年10月12日 | 小学校木工教室って?


あの端材で、こんな面白い作品ができるとは?

いつも子供の想像力には感心してしまいます




児童には最初一言伝えます。

『決して上手に作らなくていいよ。早く作らなくてもいいよ。

世界にひとつしかない、自分だけの楽しいものを作ってね




ですから決して

『上手にできたね。』

とは言わず

『面白いものができたね。』


『すごいね。』

などと一人づつの感想を言って褒めてあげます。




早く作ってしまう子、

ゆっくり丁寧に作る子、

みんなそれぞれ潜在能力はありますね。




何でもいいから感じたことをひとつ褒めてあげると

ニコッとしてくれます

皆さんも褒めることの大切さ、いかが思われますか?



木工教室物語パートⅡ(実演作品はロボちゃん貯金箱?)

2007年10月11日 | 小学校木工教室って?

小学校へ出張して、まず楽しく元気に授業してもらうためには準備が必要です。

2時間の児童40人(2クラス)をいかに集中させるか?

最初の導入部分が需要です




のこぎりとハンマーの正しい使い方を説明しながら、

いとも簡単に?楽しく、実演して作り上げていくかが勝負と考えています




以前、実演で作ったものはミニハウス(煙突付き)でしたが、

今回はロボちゃん貯金箱を考えました(写真参照)




街角やデパートで見かける包丁販売などのおもしろ楽しいトークが

私の脳裏に残っています。

そしてそれ以上に心がけているのが、最初の第一声の挨拶です。

教室が割れんばかりの大きな挨拶を児童に投げかけます




するとそれ以上に元気な声で挨拶が返ってきます

これで一気に私の方に気が集中され、

その勢いで、おもしろ楽しいトークの実演です。




以前校長先生が感想を言われました。

『2時間休みなしの授業で全員集中して児童が

熱中している姿に感動?しました。』


…続く


木工教室物語パートⅠ(端材さんもニコニコ?)

2007年10月09日 | 小学校木工教室って?

弊社では良質の材料の端材が出るので、

大きなコンテナボックスに溜めておき、

週に一度、資源回収業者に取りに来てもらっています




この経費も、年々高騰していきますが、必要経費として認識しています。

そんな中に、丸や三角といった面白い形の端材を選んで、

別の容器に溜めて、毎年依頼のある小学校への、

出張木工教室に持参していきます




木工教室の1週間ほど前に小学四年生の児童に

これらの中から好きなものを選んでもらいます

色々な形の端材から自分の作りたいものを想定して、絵図面を書いていきます。






昔の私の思い出は決められた形の板を支給され、

決められたものを木工作品として作っていたことです




しかし、この好きな材料を選ばせると、
児童には無限の才能があることがわかってきます




また端材さん?も子供たちから選ばれて、
喜ばれる作品として生まれ変われるのでニコニコしているようです




皆さんの木工教室の思い出はいかがでしたか?




小学校の出張木工教室9年目の依頼?

2007年09月11日 | 小学校木工教室って?


地元小学校4年の担任先生から、

『また今年も2時間の木工授業をお願いできますか?』

との電話が入りました。




振り返ってみると、当初は工場を開放して毎月一度、

木工教室を開いていました。



その情報を耳にされた地元小学校先生から、

4年生の木工授業に出張指導をとの依頼でした。

特徴は、弊社からでる 檜(ひのき)、欅(けやき)、松などといった

良質の廃材を段ボール箱にたくさん持参することです。





その丸や三角の形状の廃材を、子供たちが自分のイメージで選び、

家や車など、独自の形に作り上げていくのです。




そこで正しいのこぎりの切り方、ハンマーの打ち方などを指導しながら、

見守るだけのことです。




"秘密の基地"とか、"宇宙の車"など、

廃材から生きた教材となっていく発想のユニークさ、

子供たちから逆に教わるひとときです。



木工教室の写真はこちら





9年目の小学校出張木工教室に思う?

2007年01月22日 | 小学校木工教室って?
毎年地元小学校4年生の木工教室授業に2時間、外部講師として出向いています。

もう今年で9年目になります。

ふとしたご縁でお手伝いし始めたのですが、

地元だけでなく他の小学校まで紹介され行くようになってきました。



いつも思うのですが、2時間の授業で誰一人としてイヤイヤしていたり、

サボっているような子はいません。



かなづちやノコギリで創作しながら作っていくと誰もが夢中になり、

2時間はあっという間です。



いつもスタートの時に言うことですが、

「決して上手に作らなくて良いから、

自分の好きな形に世界に一つしかないものを作ってください」と。





どんな子にも声を掛け

「面白いものが出来るねぇ!」

と褒めてあげます。



大人が創造できないユニークなものが出来上がっていくのも、

小生の楽しみの一つです。


木工教室授業風景はこちら

やみつきになる木工教室!?

2006年12月05日 | 小学校木工教室って?
このたびも初めての小学校から依頼され、

出張木工教室に出向いてきました。



小社でできるいろいろな形状の木の端材をたくさん提供します。

それを子供さんが見ながら、作るテーマを決め、

また作りながらテーマも変わっていくという夢中になる作業です。




今回は父兄も付き添いで一緒に参加されました。

後半からは何か父兄の方が夢中になってはまってしまっているようです。




親子で一緒に何かを作る。というひとときが良いようです。

また来月にも違う小学校の4年生の授業に、同じように端材を提供し、

のこぎりやハンマーの正しい使い方をアドバイスしながら、

子供さんの想像力を楽しみに伺う予定です。




大人の常識にない発想。

無心になって集中する楽しさなどなど。

この木工教室もご縁があってからもう8年が継続しています。


木工教室ページはこちら