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社長のわくわく日記

名古屋の仏具屋社長の風変わりブログです。

150年の歴史の重み?

2012年02月27日 | お仏壇クリーニング
こんにちは、社長の熊田です。


150年前の阿弥陀如来立像を入手しました。


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光背が無いのと、右手がはずれているだけで

とても良い状態です。


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ここで発揮するのが、弊社の仏壇仏具の特殊クリーニングです。

150年分の埃をこの技で除去します。



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全て本金箔仕上げですので、埃もこのように特殊クリーニングの技を使えば

除去でき、見事元の輝きに。




仏像丈は30cm、台座丈は36cmの立派な、

慈愛に満ちた優しいお顔です。



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もしこの古仏阿弥陀如来立像にご興味のある方はご一報くださいませ。

お値打ちにお譲りいたします。



仏壇クリーニングはこちら

仏像などの修理修復はこちら

仏壇の修復も少しずつ?

2007年11月06日 | お仏壇クリーニング

大型仏壇で60~70年位、大切に使われているものの、

いたるところが修復必要となってきたというお客様です



全部の修復すれば良いことは分かっているが、

予算が無いので、目に付くところから段階的にお願いしたいということで、

正面の障子4枚をはずして持ってこられました。



枠の中のサンが何本か折れている上、

紗にも穴が開いているので、

枠以外のサンと紗を新しく作り直すことになりました。

二週間ほどできれいな新調品が完成、それを枠に入れて完了です




こういう段階的な修復の仕方もありますが、

古い仏壇に新調した部分を入れ込むと、

逆に古い部分が余計目立ってきてしまうのではないかと思います。



しかし次にはこの部分を、という楽しみがあるかもしれません



お仏壇に吊ってある吊灯篭がバラバラになったので見に来て?

2007年08月22日 | お仏壇クリーニング

昨日、お客様から

『すぐ見に来てくれないか』と

電話がありました。




原因を想定しながら出向きますと、

案の定、電球を替える時に元々、

組み立て式の吊灯篭を、組み立て方がわからなくなって

バラバラになってしまったということです。




3分で元通りに直りました。

ご近所でしたので、料金は無料。




プロにとっては簡単なことでもお客様には解らなくて不安なこと。

人の喜び我が喜びとする。

きめの細かいお客様サービスを目指しています。


金仏壇のクリーニングは大変身?

2007年06月06日 | お仏壇クリーニング

金仏壇も20年以上すると、黒ずんできます。

40年以上すると金が黒っぽく見えてきます。



お電話で

『金色の仏壇ですか?黒色の唐木仏壇ですか?』

とお聞きした時、うちは黒い仏壇です。

とお答えされ伺ってみると、実は金仏壇ということが良くあります。




これは熱心に朝晩お詣りをされているので、

ローソクや線香の煙のヤニやススで黒ずんでいるだけなのです。



わが社のオリジナル技法でクリーニングしますと、

新品のように金色にさんさんと輝いてくるのです。

お客様が、

『エッ!これがうちのあの黒ずんでいた仏壇ですか?』

とびっくりされるくらいです。



金箔は半永久ですので、クリーニングの価値が大です。


お仏壇の販売は紹介が多い?

2006年12月28日 | お仏壇クリーニング
どこの仏壇店でも、初めて来店された方がこの仏壇を買います。

という方は少数派で、多くは知人からの紹介とか、

お客様からの、或いは親戚からという方がお客様です。




それだけに信用が1にも2にも必要とされ、

チラシやマスコミで新規顧客を得るには、

経費だけのものは回収されないのがいまや常識となっています。




まさに住居と同じ、口コミが最大効果ですので、

いかに当面のお客様に最大限の心のこもったサービスが出来るか

否かが重要ということでしょう。




そして今までの顧客にどれだけのアフターサービスが

出来ているかということも重要なことだと思います。



年末のお仏壇掃除は過密スケジュール?

2006年12月27日 | お仏壇クリーニング
今のところ、お仏壇の掃除は社長の特権?で、

小生だけが行かせてもらっています。



依頼があるとお客様宅の、一番大事な床の間の隣の仏間へ、

『どうぞどうぞ』 と遠慮なくあげていただきます。



そして代々脈々と流れ伝わる魂の宿るお仏壇を

遠慮なく開け、ご本尊やお位牌までも移動させ、

ホコリ払いをしていきます。




そのお宅にとっては一番大切な場所であり、

物を掃除させていただくので、とてもやりがいがあります。



まさに社長の特権で担当しています。

時々お客様から、社長さん自らお掃除されるのですか?

と言われます。




少しでも多くのお仏壇を掃除させていただこうと、

12月中旬から年末までは掃除の予約を目一杯取らせていただいています。

ありがたい徳積みのお仕事です。



修復依頼は肖像座像!

2006年10月30日 | お仏壇クリーニング
インターネットで代々伝わっている、
おじいさんの等身大・座の肖像を修繕させていただくことになりました。


今にも目が動きそう、言葉を掛けられそうな、いいお顔のおじいさんの座像です。
肌の色合いから、そして和服を着用しているのでなおさらです。


和服を脱がせ、いろいろチェックしていると、
中から明治初期の新聞が、湿気取り?か何かで、出てきました。
100年以上前の製作です。


当社では数多くの仏像修復を手掛けているので、
見事に修復、お客様にも喜んでいただける、一ヶ月先がとても楽しみです。


クマダの仏像修復


ネットで多い仏壇クリーニングの引き合い!

2006年08月04日 | お仏壇クリーニング
引越しをするので、あるいは改築や新築をするので、仏壇をキレイにしたい!
お見積もりをお願いします!
今までは専門的に現場へ行き、採寸し状況を確認し、という常識的な手法でした。

ところがネット上ですとシンプルにスピーディーに、が身の上ですので、
写真送っていただき、総高さをはかっていただくのみで、
すぐ見積もりを出せる仕組みづくりになっております。

今までもネット上で全国各地より引き取り納品し、古くてヤニ、ススで黒ずんでいたものが、すっきり新品同様に大変身してました。
完成後お届けし、仏壇を正しい位置にセッティングさせていただきますと、ほとんどのお客様から感動のお言葉をいただけ、うれしい瞬間です。

まさにこれも
見積もり→決定→引き取り→納品→アフターサービス
の仕組み作りの賜物ではないでしょうか。


仏壇クリーニング(洗い)お客様の声


ネットでご遠方から仏壇引越しとクリーニングの注文!

2006年07月12日 | お仏壇クリーニング
1ヶ月以上前に、ネットで仏壇の引越しと、クリーニングの見積もり依頼が入り、
写真と大きさですぐお見積もりし、お預かりすることとなりした。

かなり遠方ですので、当社担当者1名が新幹線とJRを乗り継いで現地へ出向き、
地元の赤帽運送店と打ち合わせ、2人で荷造りし近くの運送中堅基地へ運び込みます。
翌日には当社へ到着。
そしてじっくり、丁寧にクリーニングします。
引越し先は名古屋の近県でしたので、当社から直接お届けセッティングさせていただきました。
正式なお客様の宗派に不足な仏具も補充させていただき、
新品に近いお仏壇に大変身していきました。

お客様からは大変お喜びの言葉をいただき、ありがたい限りです。

今度はいつか、外国へ仏壇を引越しするご依頼もあるような気がしております。
国内はもちろん世界のどこへでもお仏壇の引越しを承っておりますので。


近所の方もネットでご来店!?

2006年06月26日 | お仏壇クリーニング
お隣の町内の方が進物線香をお買い求めにこられて一言、

「こんな近くに仏壇屋さんがあったのね?」

今回必要となり線香をお求めになるため、
ネットを見て弊社のホームページに目が留まり来店されたそうです。

そういわれれば、日ごろまったく必要でない店は、
よく通るところでも目に入らないものです。
ネットのおかげです。
またネットは遠方の方のため?という常識も認識を変えなければ…。

必要な情報を必要なときに、瞬時に入手できるネット。
今後益々新鮮な情報を、新鮮な思いで分かり易くご提供させて頂けるよう、
常に見直し作業していこうと思いました。


お客様の驚きの声!

2006年04月26日 | お仏壇クリーニング
変身したお仏壇を狭い階段から上げる時、仏壇の外の扉をはずして現場で組み立てる方法を取りました。
そしてお客様にお披露目です。

「エッ金仏壇だったの?」
「こんな紋飾りがあったの?」
「こんなにきれいになるとは!」

どれもこれも我々にとってはうれしい感動の声でした。

もともと金仏壇はスス、ヤニで100年も積もれば黒い仏壇のようになってしまいますし、紋様も全く分からないくらいです。
こうしてお客様からの生の声を帰社してそのまま、職人たちに伝えます。
職人にとってはこの声が何よりも励みになる上、喜びでもあります。

私もまさにこの仕事が天職と実感するひと時です。
新品に買い換えるのは、簡単です。古い身近な歴史を感じながらよみがえらせる仕事に感謝感謝です。


100年前の仏壇をクリーニング?

2006年04月25日 | お仏壇クリーニング
先日、老舗料亭のお仏壇をクリーニングさせてもらった時のことです。

普通より大きいお仏壇を仏間から、料亭の狭い廊下や階段を通り運ぶ時、バラバラと一部分解してしまいました。
聞くところによると、100年以上昔のお仏壇で、見事に歴史を感じ、文化財では?と思うほどの状態でした。
これくらい古いと通常では昔から洗濯といって全部塗り替えますが、今回はご希望が納期と、ご予算が半分以下、のクリーニング(汚れを落とし、一部塗り替え)ということでした。

職人たちは唖然として顔を見合わせましたが、我が社には不可能の文字はない、チャレンジ精神です。
やさしくやさしく壊れないように、全部分解し、手作業で汚れを除去していきました。

そしてお約束通り1ヶ月(洗濯の場合は3ヶ月)で見事文化財並み?の古いお仏壇が、新調品のように変身いたしました。

古い仏壇も新築と同時によみがえる

2006年04月06日 | お仏壇クリーニング
3ヶ月前のお客様からのご依頼です。

「新築の際、仏壇もきれいにしたいので、仏壇の洗濯をお願いします。
予算がないので通常の半値でできませんか?」

我が社は工場があるので、どんな方法でも可能で、ご希望に沿って特殊クリーニングという方法でよみがえらせることができ、本日の納入させていただきました。

新築の仏間に50年前の古かった仏壇が、ピカピカの新品同様に。
また今後50年この家を守っていかれる仏壇かと思うと、仏壇も生きているように感じられます。

物も生きているといわれますが、それを実感できた日です。


古仏はいかに甦るか?

2006年03月28日 | お仏壇クリーニング
大は1mから小は30cm位の古仏数体を、お寺様よりお預かりしました。

仏具小売業者様に同行し、即現場でお見積もりを出させていただきました。
製作年月日こそ明記されていませんが400年以上昔江戸初期の作と思われる古仏です。

頭が抜けているもの、両腕が取れているもの、片手がないものかなり痛みがひどいものです。
雨漏りする御堂に置かれていた様子で、果たしてこれが修復できるのか?と思われるくらいのものです。
逆に大変やりがいのある修復仕事です。
早速1体づつ修復前の写真を撮りました。

3ヵ月後弊社の仏像スタッフにより、新品同様のお姿に甦ってきます。
お寺様へお届けした時の、ご住職様のお姿を想像するだけで、わくわくしてきます。

新品を勧めるのは簡単ですが、やはり魂が入り多くの人たちに手を合わされてきた古仏、甦ってまた何百年とその思いが継承されていくまさにこれこそ歴史のロマンです。


これぞ天職

2006年02月06日 | お仏壇クリーニング
法事をこの日曜日にひかえているお客様から、お仏壇掃除のご注文が入りました。

お仏壇の大小に関わらず、約40分間です。


まず奥から順に外へ仏具を出します。

このときのキーポイントは外のテーブルへ、そのままの位置で並べて置くこと。

そして養生敷物を敷いてから、細い掃除筆でホコリを隅から隅まで払い落とします。

次に柔らかい布で、何度も磨きこみます(金箔以外のところに限る)


するとどうでしょう、ツヤツヤに輝いてくるのです。

お客様のご先祖様のお位牌がニコニコしていらっしゃるようです。

何か穂積みをさせてもらっているようで、

こんなに楽しくありがたいお仕事はありません。

感謝でいっぱいになります。